最終更新日:2026年7月31日
この記事でわかること
- 卒論とレポートの本質的な違い5要素と、卒論特有の要求水準
- 卒論の標準7章構成テンプレート(序論/先行研究/研究方法/結果/考察/結論/参考文献)
- 卒論作成の8ステップ完全ロードマップ(テーマ選定〜提出まで)
- 各章の文字数配分の目安(20,000字を基準にした章別推奨字数)
- 卒論で評価される「独自性の3要素」(新規性/実証性/学術的位置づけ)
- 指導教官との対話プロトコル(初回/中間/最終の3段階)
- 避けるべきNG卒論パターン7選と、それぞれの改善方法
執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、実際の卒論添削現場で頻繁に見る「構成不良」「独自性不足」「スケジュール破綻」の3大課題を踏まえ、卒論の書き方を体系的に整理している。
「卒論 書き方」——このKWを検索する人は、大学生活最後の課題である卒業論文をこれから書き始める、あるいは書き詰まっている状況にある。卒論はレポートとは本質的に異なる学術文書であり、通常10,000〜20,000字の分量、独自性の要求、指導教官との継続的対話等、独特の要求水準がある。
結論から言えば、卒論の書き方の核心は、①7章構成テンプレート(序論/先行研究/研究方法/結果/考察/結論/参考文献)、②8ステップ完全ロードマップ(テーマ選定→先行研究レビュー→仮説→データ収集→分析→執筆→添削→提出)、③指導教官との継続的対話、の3本柱を守ることである。この3本柱があれば、初めての卒論でも失敗しない。
この記事では、卒論とレポートの違い、標準7章構成、8ステップロードマップ、文字数配分、独自性の3要素、指導教官対話プロトコル、スケジュール逆算法、文系・理系別の書き方、教員視点、NG7選、Before/After実例まで、累計6,000件超のレポート・卒論添削実績を持つ編集部の視点で整理する。卒論という人生初の本格学術文書に挑む学生向けの実務マニュアルとして構成した。
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卒論とレポートの本質的な違い5要素とは?
結論:卒論とレポートは、①先行研究レビューの必須性、②文字数(卒論は10倍以上)、③独自性の要求、④執筆期間(半年〜1年)、⑤指導教官との継続的関与、の5要素で本質的に異なる。「拡大版レポート」ではなく、別種の学術文書と認識することが重要である。
まず、卒論の位置づけを整理する。この理解が、以下の実務判断の土台となる。
| 要素 | レポート | 卒論 |
|---|---|---|
| 先行研究 | 不要〜任意 | 必須 |
| 文字数 | 1,000〜4,000字 | 10,000〜20,000字 |
| 独自性 | 要約中心可 | 独自視点必須 |
| 執筆期間 | 数日〜1ヶ月 | 半年〜1年 |
| 教官関与 | 基本なし | 継続的指導 |
要素1:先行研究レビューの必須性
卒論では、既存の学術研究をレビューする「先行研究」の章が必須である。自分の研究がどこに位置づくかを明示する。
レポートでは要約中心でよいが、卒論では「学術的な系譜」に自分を位置づける姿勢が求められる。この点が最も本質的な違いである。
要素2:文字数の桁違い
レポートは1,000〜4,000字が標準だが、卒論は10,000〜20,000字。分野によっては30,000字以上を求められる場合もある。
文字数が10倍以上になるため、構成の設計・執筆計画・時間管理が全く異なる。「一気書き」では絶対に完成しない。
要素3:独自性の要求
卒論では「独自の視点・分析・結論」が求められる。単なる要約・まとめでは合格しない。
独自性は「新規性」「実証性」「学術的位置づけ」の3要素で評価される。詳細は本記事の後半で解説する。
要素4:執筆期間の長さ
卒論は通常、4年生の1年間(実質半年〜1年)をかけて作成する。「テーマ選び→執筆→提出」のプロセス全体が長期プロジェクトとなる。
スケジュール管理・モチベーション維持・複数の締切管理が必要。この点で「セルフマネジメント能力」も評価対象となる。
要素5:指導教官との継続的関与
卒論では、指導教官との定期的な対話(ゼミ発表・個別面談)が必須である。「独りで書く」ものではなく、指導のもとで作り上げる文書である。
指導教官への相談タイミング・報告頻度・修正対応が卒論の完成度を大きく左右する。この関係性の構築が実務の中核である。
卒論の標準7章構成テンプレートとは?
結論:卒論の標準構成は、①序論、②先行研究、③研究方法、④結果、⑤考察、⑥結論、⑦参考文献、の7章である。この構成は文系・理系を問わず、学術論文の国際的標準として広く採用されている。
累計6,000件超の添削経験から、標準構成を整理する。
第1章:序論(はじめに)
研究の背景、問題意識、研究目的、本論文の構成を示す。読み手が「なぜこの研究が重要か」を理解できる導入部である。
目安は全体の10%(2,000字前後)。研究の意義を明確に示すことが最重要である。詳細は問いの立て方を参照してほしい。序論で読み手の関心を引くことが、卒論全体の評価の出発点となる。
第2章:先行研究のレビュー
関連する既存研究をレビューし、それらの限界・課題を指摘する。自分の研究が「学術的空白」を埋める意義を示す。
目安は全体の20%(4,000字前後)。10〜20本以上の先行研究に触れるのが標準。CiNii・Google Scholar等で網羅的に調査する。
第3章:研究方法
研究の対象・調査方法・分析手法を詳細に説明する。「再現可能性」を担保する記述が求められる。
目安は全体の15%(3,000字前後)。他人が同じ方法で研究できるレベルの詳細さが必要である。実験レポート技術については材料の書き方も参考になる。
第4章:結果
研究で得られたデータ・観察結果を客観的に提示する。図表を活用し、事実を示すことに徹する。
目安は全体の20%(4,000字前後)。詳細は結果の書き方を参照してほしい。
第5章:考察
結果の意味を解釈し、先行研究と対比しながら学術的な意義を論じる。卒論の「独自性」が最も表現される章である。
目安は全体の20%(4,000字前後)。「なぜこの結果になったのか」「先行研究とどう異なるか」を深く論じる。
第6章:結論
研究全体を総括し、明らかになったこと・残された課題を示す。序論の問いに答える形で締める。
目安は全体の10%(2,000字前後)。「今後の展望」も含めると学術的な体裁が整う。
第7章:参考文献
引用・参考にした全ての文献をリスト化する。分野の書式に従い、統一形式で記載する。
目安は5%(1,000字前後)。詳細は参考文献の書き方を参照してほしい。
卒論の8ステップ完全ロードマップは?
結論:卒論作成の全体プロセスは、①テーマ選定、②先行研究レビュー、③仮説設定、④データ収集・実験、⑤分析、⑥執筆、⑦添削・修正、⑧提出、の8ステップである。各ステップに適切な時間を配分することが、破綻しない卒論作成の鍵である。
8ステップの実務プロセスを整理する。
Step1:テーマ選定(6ヶ月前)
指導教官と相談しながら、自分の興味と学術的意義が両立するテーマを設定する。この段階が卒論全体を左右する。
詳細は面白いテーマの選び方を参照してほしい。「切り口8パターン」から選ぶと効率的である。
Step2:先行研究レビュー(5ヶ月前)
関連する学術論文を網羅的に読み、既存研究の限界を特定する。自分の研究の位置づけを明確にする。
最低20本以上の学術論文を読む。CiNii・Google Scholar・国立国会図書館デジタルコレクション等を活用する。
Step3:仮説設定(4ヶ月前)
先行研究の分析から、自分の研究で検証する仮説を設定する。反証可能な形にすることが重要である。
仮説なしの卒論は「情報の羅列」で終わる。明確な仮説があってこそ、学術的価値が生まれる。
Step4:データ収集・実験(3ヶ月前)
仮説を検証するためのデータを収集する。アンケート・実験・文献調査等、分野に応じた手法を選ぶ。
データ収集は予定より時間がかかるため、余裕を持ってスケジュールを組む。想定外の遅延を織り込む。
Step5:分析(2ヶ月前)
収集したデータを分析し、仮説の検証を行う。統計処理・質的分析等、分野に応じた手法を用いる。
分析結果が仮説と異なる場合も、それ自体が価値ある発見となる。「予想外の結果」を否定的に捉えない。
Step6:執筆(1〜2ヶ月前)
7章構成テンプレートに従い、章ごとに執筆を進める。序論と結論は最後に書くのが実務的である。
執筆の順序は、方法→結果→考察→序論→結論→先行研究の再整理、が推奨。書きやすい章から始める。
Step7:添削・修正(1ヶ月前〜1週間前)
指導教官のチェックを受け、複数回の修正を行う。添削は複数回想定してスケジュールを組む。
初回添削で大幅修正、2回目で微調整、が典型的な流れ。1週間ごとに修正版を提出するペースが目安である。
Step8:提出(締切直前)
提出形式(製本・PDF等)を確認し、締切前に余裕を持って提出する。締切直前の駆け込みは避ける。
提出後の口頭試問・発表がある大学も多い。発表資料の準備も含めてスケジュールを組む。
卒論で評価される「独自性の3要素」とは?
結論:卒論の独自性は、①新規性(既存研究にない視点)、②実証性(データ・分析による裏付け)、③学術的位置づけ(先行研究との関連)、の3要素で評価される。この3要素を意識して構成すると、学術的価値のある卒論となる。
独自性の実務判断を整理する。
要素1:新規性
「まだ議論されていない視点・データ・分析」があること。先行研究の限界を突く姿勢が新規性を生む。
完全な新規性は難しいが、「地域限定」「時期限定」「対象限定」の絞り込みで新規性を出せる。学部レベルでも実現可能である。
要素2:実証性
主張が「データ・実験・観察」で裏付けられていること。印象論ではなく、実証的アプローチが求められる。
「〜と考えられる」ではなく「〜のデータから〜と示された」の記述が学術的である。実証の質が卒論の評価を左右する。
要素3:学術的位置づけ
自分の研究が、既存の学術系譜の中でどこに位置するかを明示すること。孤立した主張ではなく、研究の系譜に接続する。
「〇〇の研究では△△とされているが、本研究では□□の観点から検証する」等の位置づけを明確にする。
指導教官との対話プロトコルは?
結論:指導教官との対話は、①初回(テーマ相談・方向性確認)、②中間(進捗報告・課題共有)、③最終(草稿添削・提出直前確認)、の3段階のプロトコルで進めるのが実務的である。定期的な報告と対話が、卒論の質を大きく左右する。
指導教官との関わり方を整理する。
初回対話(テーマ相談)
テーマ選定の段階で、指導教官に「関心分野」「試したい研究方法」「先行研究の候補」を持って相談する。
準備なしで「何を書いたらいいですか」は最悪の対応。仮の方向性を持って相談することで、実りある対話となる。
中間対話(進捗報告)
研究の進捗を定期的に報告する。ゼミでの発表機会を活用し、他の学生・教官のフィードバックを得る。
2週間〜1ヶ月に1回のペースが標準。進捗が芳しくない時期こそ、隠さず報告する姿勢が信頼を築く。
最終対話(草稿添削)
草稿を指導教官に提出し、複数回の添削を受ける。指摘への対応を通じて、卒論の完成度が高まる。
1回で完成することはない。添削→修正→再提出のサイクルを複数回想定する。詳細はメールの書き方を参照してほしい。
文系・理系別の書き方の違いは?
結論:文系と理系の卒論は、①先行研究の扱い方(文系は歴史的系譜/理系は最新研究重視)、②結果の提示方法(文系は文章中心/理系は図表中心)、③考察の展開(文系は解釈重視/理系は仮説検証重視)、で異なる。分野の慣習を理解して書くことが重要である。
分野別の書き方の違いを整理する。
文系の卒論
文献研究・質的分析・歴史的考察が中心。先行研究の歴史的系譜を丁寧に整理し、自分の主張を位置づける。
文章中心の記述で、論理展開の緻密さが評価される。詳細は具体例の書き方を参照してほしい。
理系の卒論
実験・観測・シミュレーションが中心。仮説→実験→検証のサイクルを明確にし、データで裏付ける。
図表中心の記述で、実験の再現可能性・データの正確性が評価される。詳細は結果の書き方、変数の斜体ルール、ソースコード掲載法を参照してほしい。
教員視点で見る「良い卒論」4要素とは?
結論:教員が「良い卒論」と評価する要素は、①明確な問い、②充実した先行研究、③実証的な分析、④誠実な考察、の4つである。この4要素が揃うと、学術文書として高く評価される。
教員視点の理解が、実務判断を支える。
要素1:明確な問い
研究の中心的な問いが1文で述べられる卒論。序論から結論まで、この問いに答え続ける姿勢が学術的である。
問いが曖昧だと、卒論全体が散漫になる。「1文で述べられる問い」を持つことが、良い卒論の起点である。
要素2:充実した先行研究
網羅的な先行研究レビューがある卒論。10〜20本以上の学術論文に触れ、既存研究の限界を明示している。
先行研究の質と量が、卒論の学術的信頼性を左右する。「調べる姿勢」の表現である。
要素3:実証的な分析
主張がデータ・実験・観察で裏付けられている卒論。印象論ではなく実証性が評価される。
データが多いだけでなく、その意味の解釈が的確であることが重要。数字と洞察のバランスが問われる。
要素4:誠実な考察
研究の限界も率直に認める卒論。「本研究の限界」を明示できる姿勢が、学術的な誠実さを示す。
「全てを解明した」と主張する卒論は、逆に評価が下がる。限界と今後の展望を認めることが学術文書の作法である。
NG卒論パターン7選とは?
結論:避けるべき卒論は、①構成の欠落、②先行研究不足、③独自性の欠如、④文字数不足、⑤引用作法違反、⑥指導教官連携不足、⑦締切ギリギリの提出、の7つである。
累計6,000件超の添削事例から、頻出するNGパターンを整理する。
NG1:構成の欠落
7章構成が守られず、序論・結論・参考文献が不足するパターン。学術文書の基本形式ができていない。
対策:標準7章構成テンプレートを最初から遵守する。書き始める前に目次を作る。
NG2:先行研究不足
先行研究のレビューが浅く、参考文献が5本以下のパターン。学術的位置づけが不明である。
対策:最低20本以上の学術論文を読み、系譜を整理する。書籍だけでなく学術論文が必須である。
NG3:独自性の欠如
既存研究の要約に終始し、自分の視点・分析・結論がないパターン。「卒業レポート」レベルに留まる。
対策:独自性の3要素(新規性/実証性/学術的位置づけ)を意識する。「自分だから書ける視点」を必ず入れる。
NG4:文字数不足
10,000字を大幅に下回るパターン。分量的にも学術文書として不十分と判断される。
対策:章別文字数配分の目安を守る。各章で必要な内容を漏れなく書く。文字数不足は情報不足のサインである。
NG5:引用作法違反
引用の出所明示なし・主従関係の逆転・改変等、著作権に反するパターン。剽窃扱いのリスクがある。
対策:引用の6条件を守る。詳細はレポートの著作権を参照してほしい。
NG6:指導教官連携不足
指導教官との対話を怠り、独りで書き進めるパターン。方向性のずれが最後まで気づかれない。
対策:2週間〜1ヶ月に1回のペースで進捗報告する。指導教官の指摘は素直に受け入れる。
NG7:締切ギリギリの提出
締切直前まで書き上げず、添削の時間がないパターン。完成度が低いまま提出することになる。
対策:2ヶ月前に草稿完成、1ヶ月前に指導教官添削を目標にする。詳細は間に合わない時の対処を参照してほしい。
Before/After 卒論改善実例5選
結論:実際の卒論改善を「改善前」と「改善後」で対比することで、実務判断が直感的に理解できる。累計6,000件超の相談事例から代表的な5例を紹介する。
実例1:曖昧なテーマ → 絞り込み
Before:「日本の教育について」(範囲が広すぎる)
After:「令和期の首都圏私立高校におけるオンライン授業の効果に関する研究」(絞り込み)
絞り込むことで、深い調査が可能になり、独自性も生まれる。
実例2:要約中心 → 独自分析追加
Before:先行研究の要約のみで終わる考察
After:先行研究の要約+自分独自のデータによる補完・反論
独自データによる補完で、学術的価値が飛躍的に上がる。
実例3:先行研究3本 → 25本レビュー
Before:先行研究の参考文献が3本のみ
After:CiNii/Google Scholarで25本の学術論文を網羅的にレビュー
先行研究の充実により、学術的位置づけが明確になる。
実例4:締切1週間前提出 → 2ヶ月前草稿
Before:締切1週間前に慌てて執筆開始、添削なしで提出
After:2ヶ月前に草稿完成、指導教官の3回の添削を経て提出
時間的余裕により、複数回の添削で完成度が大幅に上がる。
実例5:限界の否定 → 誠実な提示
Before:「本研究で全てが明らかになった」(過大な主張)
After:「本研究には〇〇の限界があり、今後△△の観点からの検証が必要である」(誠実な限界提示)
限界を認めることで、逆に学術的信頼性が高まる。教員が最も評価する誠実さの表現である。
それでも判断に迷う場合の選択肢とは?
結論:卒論作成で判断に迷う場合、①指導教官への相談、②大学のライティングセンター利用、③代行サービスの参考資料活用、の3つが選択肢となる。「一人で抱え込まない」姿勢が、卒論を完成させる最大のコツである。
指導教官への相談
卒論の悩みは、まず指導教官に相談する。オフィスアワー・ゼミ・メールで積極的にコンタクトを取る。
指導教官は卒論の最大の味方である。詳細はメールの書き方を参照してほしい。
大学のライティングセンター利用
多くの大学にライティングセンターが設置されている。文章添削・構成相談を無料で受けられる。
指導教官以外の第三者の視点も貴重。文章の癖に気づくきっかけとなる。
レポートビズの「参考資料としての活用」という選択肢
時間的制約が厳しい場合、代行サービスの成果物を「参考資料」として活用し、卒論の作法を学ぶ選択肢もある。
プロが書いた卒論は、構成・引用作法・独自性の表現が体系的である。やってはいけないことで示した通り、「そのまま提出」ではなく「参考資料活用」が誠実な使い方となる。公式LINEから匿名で無料相談も可能である。
卒論の書き方に関するよくある質問(FAQ)
「卒論の書き方」に関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。
Q1. 卒論の文字数はどのくらい?
結論:文系10,000〜20,000字、理系15,000〜30,000字が目安。ただし、大学・学部により大きく異なる。
まず所属大学・学部の規定を確認する。指導教官に必ず確認する。
Q2. 卒論のテーマはいつまでに決める?
結論:遅くとも4年生の6月まで。理想は4年進級時(4月)に方向性を決めておく。
3年生の後半から準備を始める人が多い。早く決めた分だけ、深い研究が可能となる。
Q3. 卒論はどの章から書き始める?
結論:研究方法・結果・考察の中盤3章から。序論と結論は最後に書くのが実務的である。
序論は研究の全体像が見えてから書く。「先に書くと書き直すことになる」ため、後回しが効率的。
Q4. 参考文献は何本必要?
結論:最低20本、理想は30本以上。書籍だけでなく学術論文が必須である。
先行研究レビューの充実が卒論の質を左右する。数だけでなく、質(査読論文の割合等)も重要である。
Q5. 途中でテーマ変更はできる?
結論:可能だが、指導教官と必ず相談する。時間的余裕があれば柔軟に対応できる。
締切6ヶ月前までなら変更可能な場合が多い。それ以降は絞り込みや切り口変更で対応する。
Q6. AIを卒論で使ってもいい?
結論:大学のAIルールによる。使う場合は「AI利用」を必ず明記する。
詳細はレポートをAIに書かせる、ChatGPTでレポートを添削する方法を参照してほしい。誠実な申告が信頼を守る。
Q7. 卒論と就活の両立はどうする?
結論:早期のテーマ設定と、就活が本格化する前(4年生6月以前)の下準備が鍵。
3年生のうちに先行研究レビューを進めておくと、4年生の負担が大幅に軽減される。前倒しの努力が両立の秘訣である。
まとめ|7章構成+8ステップ+指導教官対話、この3本柱で失敗しない卒論を完成させる
卒論の書き方で最も重要なのは、「標準7章構成テンプレート、8ステップ完全ロードマップ、指導教官との継続的対話、の3本柱を守ること」である。
本記事で整理した卒論とレポートの違い5要素、7章構成、8ステップ、独自性の3要素、指導教官対話プロトコル、文系・理系別の書き方、教員視点4要素、NG7選、Before/After実例を活用すれば、初めての卒論でも失敗しない道筋が見える。
卒論は、大学生活4年間の学びの集大成である。単なる課題ではなく、「学術的な思考力」「調査分析力」「文章表現力」「時間管理力」「対人調整力」の全てが試される総合試験である。
また、卒論を書き上げた経験は、社会人としても直接活きる普遍的な財産となる。企画書・報告書・提案書等、あらゆる文書作成の基盤スキルが、卒論作成を通じて身につく。就職後にも「卒論で〇〇を研究した」と語れることは、面接や仕事の会話で必ず活きる。目先の卒業要件を超えて、長期的な人生への投資と捉えて取り組むと、モチベーションも維持しやすくなる。
- 卒論はレポートの拡大版ではなく、5要素で本質的に異なる別種の学術文書
- 標準7章構成(序論/先行研究/研究方法/結果/考察/結論/参考文献)を守る
- 8ステップロードマップ(テーマ→先行研究→仮説→データ→分析→執筆→添削→提出)で計画的に進める
- 各章の文字数配分の目安(序論10%/先行研究20%/方法15%/結果20%/考察20%/結論10%/参考文献5%)
- 独自性の3要素(新規性/実証性/学術的位置づけ)を意識して構成する
- 指導教官との対話は3段階(初回テーマ相談/中間進捗報告/最終草稿添削)
- 文系は文献研究・質的分析、理系は実験・観測・シミュレーションが中心
- NG7パターン(構成欠落/先行研究不足/独自性欠如/文字数不足/引用作法違反/指導教官連携不足/締切遅延)を避ける
より詳細な情報は、レポートの書き方完全ガイド、大学レポートの書き方、レポートと論文の違いもあわせて参照してほしい。テーマ設定については面白いテーマの選び方、問いの立て方を、参考文献の書き方については参考文献の書き方を、著作権についてはレポートの著作権を、論述テクニックについては具体例の書き方、気づきの書き方を、実験レポート技術については結果の書き方、材料の書き方、理論の書き方、付録の書き方を、AI活用についてはレポートをAIに書かせる、ChatGPTでレポートを添削する方法、レポート作成のプロンプト集を、倫理面についてはレポートでやってはいけないこと10選を、単位への影響についてはレポートの単位を、緊急対応については間に合わない時の対処、遅れて提出の減点相場を、心理・技術面についてはレポートが苦手な大学生へ、レポートが下手な人の7つの特徴を、語彙運用については専門用語の書き方を、提出マナーについてはレポート提出メールの書き方、レポートの学籍番号の書き方、先生の名前の書き方を、数式表記については変数の斜体ルールを、コード掲載についてはソースコード掲載法を、表記統一については全角半角の使い分けを、環境整備についてはレポートのパソコン設定、レポート作成アプリを、表現面については「そのため」の言い換え、「とても」の言い換え、「わかった」の言い換え、「前述したように」の言い換えを、体裁面についてはレポートの表紙全般ガイドを、多言語についてはドイツ語レポートの書き方を参照するとレポート・卒論実務全般が体系的に理解できる。
時間的制約が特に厳しく、参考資料としての完成品が必要な場合、レポートビズのような、累計6,000件超の実績を持つ業者に相談してみるのも1つの選択肢となる。プロが作成した卒論は、構成・引用作法・独自性の表現が体系的であり、参考書として学ぶことで卒論の作法が身につく。「そのまま提出」ではなく「参考資料として活用し、自分の言葉で書き直す」使い方が誠実である。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは自分の状況を整理するところから始めるのが安全な道となる。
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