レポートでやってはいけないこと10選|重大度別の対処法

最終更新日:2026年7月28日

この記事でわかること

  • レポートでやってはいけないことを重大度別に3階層で分類する体系(★★★即致命/★★減点大/★グレー)
  • 10大NG項目の完全網羅と、それぞれのリスクレベル
  • 剽窃・捏造・自己剽窃など「即致命的」なNGと、その具体的な判定基準
  • AI時代(2026年)の新しいNG項目と盗用検知ツールの実態
  • 時期別のNG回避フロー(執筆前/執筆中/提出直前/提出後)
  • 代行サービスの「NGな使い方」と「誠実な使い方」の明確な境界線
  • 累計6,000件超のレポート添削事例から見た、実際に問題となったケースの傾向

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、実際に発生した問題事例と教員側の実務対応を踏まえ、レポートで避けるべきNG事項を重大度別に体系化している。

「レポート やってはいけないこと」——このKWを検索する人は、これから書くレポート、あるいは既に書き上げたレポートで何かNGな行為をしていないかを確認したい状況にある。単純な減点で済むミスと、単位不認定や懲戒処分にまで至る重大な違反では、対処の緊急度が根本的に異なる。

結論から言えば、レポートでやってはいけないことは重大度で3階層に分類でき、それぞれ対処の優先度が異なる。「話し言葉の混入」と「剽窃」を同列に扱う既存の記事が多いが、この2つは全く異なるレベルの問題である。この記事では階層構造で整理する。

この記事では、重大度別3階層マトリクス、10大NG項目、時期別NGフロー、AI時代の新しいNG、代行の誠実な使い方と不誠実な使い方の境界、そしてBefore/After実例まで、累計6,000件超のレポート依頼実績を持つ編集部の視点で整理する。単なるNGリストではなく、業界内部の視点から見た実務的な判断軸として使える構成にした。

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「やってはいけないこと」を重大度で分類する理由は?

結論:NG事項は重大度によって対処の緊急性が根本的に異なる。剽窃(即懲戒)と話し言葉の混入(減点程度)を同列に扱うと、本当に危険なリスクへの認識が甘くなる。

ネット上の多くの記事は、レポートのNG事項を羅列で紹介する。しかし、それぞれのNG事項には重大度に大きな差がある。同じNGでも、単なる減点で済むものと、退学や単位取消に至るものがある。

まず、この重大度の違いを認識することが、対処の優先順位を決める第一歩である。

重大度別の3階層(★★★即致命/★★減点大/★グレー)

NG事項は、①★★★即致命的(懲戒・単位取消の対象)、②★★減点大(単位不認定リスク)、③★グレー(評価を下げる)の3階層に分類できる

第一階層の即致命的NGは、剽窃・捏造・自己剽窃など、学問的な誠実性を根本から損なう行為である。第二階層の減点大NGは、コピペ・AI丸投げ・未提出など、単位に直結する重大な問題である。第三階層のグレー領域は、話し言葉・形式面の粗雑さなど、評価を下げるが致命的ではない要素である。

重大度別の対処優先順位

対処は重大度の高い順に行う。★★★は絶対回避、★★は極力回避、★は改善努力、の順序で取り組む

時間的余裕がない場合でも、★★★のNG回避だけは絶対に譲れない。★★は可能な限り回避し、★は時間があれば対処する、という優先順位を持つことで、限られた時間で最大効果を上げられる。

「バレなければOK」の考えが最も危険

NGを重大度で分類する目的は、「軽いNGは無視してよい」と伝えるためではない。むしろ、「重いNGを絶対に避けるための優先度」を明確にするためである

「バレなければOK」という発想は、★★★のNG項目でこそ最も危険である。剽窃検知ツール・AI検知ツールの精度は年々向上しており、「バレない」を前提とした行為は、多くの場合発覚する。

特に、発覚した場合の代償の大きさに対して、成功時の利益(単位取得)が釣り合わない点も重要である。剽窃で単位取消・懲戒処分となれば、その1科目だけでなく、大学生活全体・就活・進学すべてに影響する。この非対称なリスクを認識することが、NG回避の根本的な動機となる。

NG事項の重大度別3階層マトリクスとは?

結論:NG事項の10項目を重大度別に配置したマトリクスで、自分のレポートに該当するリスクを一目で把握できる。

累計6,000件超の相談事例から抽出した10大NG項目を、重大度別に分類したマトリクスを提示する。自分のレポートがどのリスクに該当するかを確認してほしい。

重大度NG項目典型的な処分
★★★①剽窃(他者文章の無断使用)単位取消・懲戒
★★★②データの捏造・改ざん単位取消・懲戒
★★★③自己剽窃(過去レポートの流用)単位不認定・処分
★★④コピペ(部分的な出典なしコピー)単位不認定
★★⑤AI生成文章のそのまま提出単位不認定・処分
★★⑥未提出・大幅遅延単位不認定
★★⑦テーマ・形式の完全無視単位不認定
⑧話し言葉の混入減点
⑨主観述語の多用減点
⑩形式面の粗雑さ減点

【重大度★★★】即致命的なNG3選とは?

結論:即致命的なNGは、①剽窃、②データの捏造・改ざん、③自己剽窃の3つである。これらは単なる減点ではなく、単位取消・懲戒処分・場合によっては退学の対象となる。

この階層のNGは、学問的誠実性(academic integrity)を根本から損なう行為である。学生であっても社会人であっても、絶対に避けなければならない。

NG1:剽窃(他者文章の無断使用)

剽窃(ひょうせつ)とは、他者の文章・アイデア・データを出典を明示せずに使用する行為である。学術界で最も重い違反とされる

Webサイトからのコピペ、他人のレポートの丸写し、書籍の一部を無断で使用など、いずれも剽窃に該当する。多くの大学がiThenticate・Turnitin等の剽窃検知ツールを導入しており、発覚するリスクは年々高まっている。詳細な引用ルールは参考文献の書き方を参照してほしい。

NG2:データの捏造・改ざん

捏造(でつぞう)は存在しないデータを作り出すこと、改ざんは実際のデータを都合よく変更することである。両者とも研究倫理の根本を破壊する行為である

「実験結果が予想と違ったので数値を調整した」「調査人数を実際より多く見せた」といった行為が該当する。理系実験レポートで特に注意が必要である。発覚した場合、単位取消だけでなく、大学院進学や研究者としてのキャリアにも生涯にわたる影響を残す。

NG3:自己剽窃(過去レポートの流用)

自己剽窃とは、自分が過去に書いたレポートや論文を、出典を明示せずに再利用する行為である。「自分の文章だから問題ない」は誤解である

1つの授業で提出したレポートを、別の授業でそのまま提出することも自己剽窃に該当する。複数科目で同じテーマを扱う場合でも、それぞれ独自の視点・構成で書き直す必要がある。過去の自分の文章を参照する場合は、出典として明示する。

【重大度★★】単位不認定リスク大のNG4選とは?

結論:単位不認定のリスクが大きいNGは、①コピペ、②AI生成のそのまま提出、③未提出・大幅遅延、④テーマ・形式の完全無視、の4つである。

この階層のNGは、即懲戒には至らないが、単位を落とすリスクが極めて高い。学業への直接的な影響が大きいため、絶対に避けたい領域である。

NG4:コピペ(部分的な出典なしコピー)

コピペは剽窃の一種だが、部分的な短文のコピペでも問題となる。「少しだけならバレない」は現代では通用しない

タウンワークマガジンの調査では、大学生の約2割がコピペ経験を持つが、過半数が後ろめたさを感じているという結果もある。剽窃検知ツールは短文のコピペも検出する。1〜2文の流用でも発覚するリスクは高い。

NG5:AI生成文章のそのまま提出

ChatGPT等のAIが生成した文章を、修正なしにそのまま提出する行為は、多くの大学で不正行為とみなされる

大学の先生方は数百人単位でレポートを読んでおり、AI特有の文体パターンを識別する感覚を持っている。GPT検知ツールも導入されている。AIを構成参考や校正に使うのは許容される場合が多いが、生成文章のそのまま提出は避ける。詳細はレポート作成アプリのおすすめのAI活用倫理境界を参照してほしい。

NG6:未提出・大幅遅延

レポートを未提出、あるいは期限から大幅に遅れて提出する行為は、単位不認定の最も直接的な原因である

「品質が低くても提出する」ほうが、「完璧を目指して未提出」より圧倒的に賢明である。詳細はレポートで単位を落とすリスクと救済策を参照してほしい。

NG7:テーマ・形式の完全無視

指定されたテーマから完全に逸脱している、あるいは指定文字数を大幅に下回っている(半分以下等)場合、単位不認定の対象となる

「書いた内容そのものは良質だが、指定されたテーマではない」というケースは、内容の質にかかわらず不合格となることが多い。まず課題文を熟読し、指定内容に忠実に応えることが最優先である。

【重大度★】評価を下げるNG3選とは?

結論:評価を下げるが致命的ではないNGは、①話し言葉の混入、②主観述語の多用、③形式面の粗雑さの3つである。改善するとレポートの印象が大きく変わる。

この階層は「絶対NG」ではないが、放置すると評価が下がる要素である。技術的な改善で対処できる領域でもある。

NG8:話し言葉の混入

「なので」「だから」「めっちゃ」「〜って感じ」等の話し言葉が混入していると、文体面で減点される

改善策は、書き言葉への変換パターンを覚えることである。詳細は「そのため」の言い換え15選を参照してほしい。

NG9:主観述語の多用

「〜と思う」「〜と感じる」「〜がわかった」等の主観的述語が多用されていると、学術文書の客観性が失われる

改善策は、客観述語(「〜と考えられる」「〜が示唆される」等)に変換することである。詳細は「わかった」の言い換え15選を参照してほしい。

NG10:形式面の粗雑さ

誤字脱字、段落分けの欠如、体裁の乱れなど、形式面の粗雑さは内容以前の減点要因である

改善策は、提出前にWord校正機能を実行し、段落・見出し・字下げを整えることである。「内容が良ければ形式は多少雑でも」という考えは通用しないケースが多い。

時期別のNG回避フローはどう組み立てるか?

結論:NG回避は時期によって取るべき対処が異なる。執筆前/執筆中/提出直前/提出後の4段階でチェックすべき項目を整理する。

NG事項の回避は、いつ気づくかで対処法が変わる。時期別の実践的フローを整理する。

執筆前:剽窃・自己剽窃の予防

執筆を始める前に、①課題文の熟読、②大学のAI利用ポリシーの確認、③引用ルールの再確認、④過去レポートとの重複チェックを行う

この段階での確認が、後の大きなリスクを未然に防ぐ。特にAI利用ポリシーは、大学・授業ごとに異なるため、必ず個別確認する。

執筆中:リアルタイムのチェック

執筆中は、①引用箇所に出典をリアルタイムで記録、②AI活用時は「参考」の範囲に留める、③データ収集時に元データを保存、を心がける

「後で追加しよう」と思うと、忘れて剽窃扱いされるリスクがある。引用と出典の対応をその場で作ることが安全な方法である。

提出直前:最終チェック

提出直前は、①剽窃チェックツールで自己確認、②Word校正機能実行、③話し言葉の全文検索、④参考文献リストの整備、⑤ファイル形式・命名規則の確認を行う

剽窃チェックは、無料の学生向けツール(Copyleaks等)でも自己チェック可能である。提出前の30分〜1時間の確認で、大きなリスクを防げる。

提出後:問題発覚時の対処

提出後に問題に気づいた場合、①軽微なミスは放置、②重大なミス(出典漏れ等)は教員に自己申告、③剽窃相当のミスは早急に対処、を判断する

自己申告は、発覚後の対処より遥かに軽い処分で済むことが多い。「バレなければOK」ではなく、「気づいた時点で正直に対応」が長期的に賢明である。

AI時代の新しいNG(2026年視点)とは何か?

結論:2026年現在、生成AIの普及に伴い、①AI生成のそのまま提出、②AI使用の隠蔽、③AI検知回避の試み、といった新しいNGが顕在化している。旧来の剽窃概念だけでは対応できない領域である。

ChatGPT・Claude・Gemini等の生成AIが日常的に使われる時代となり、レポート作成のNG事項も変化している。2026年時点で特に注意すべき新しいNGを整理する。

新NG1:AI生成のそのまま提出

AI生成した文章を修正なしに提出する行為は、多くの大学で明確な不正行為とされている

大学のAI検知ツールは精度が向上しており、AI特有の文体パターン・語彙選択・論理展開から検出できる。「バレない」を前提とした行為は、極めて高いリスクを伴う。

新NG2:AI使用の隠蔽

AI使用が許容されている授業でも、「使用箇所を明示せよ」と指示されている場合が多い。使用を隠蔽するのは追加のNG行為となる

使用箇所の明示ルールは大学・授業ごとに異なる。使用OKでも、使用したかどうかを正直に申告する姿勢が求められる。

新NG3:AI検知回避の試み

AI検知ツールを回避するための細工(語彙の意図的な変更・専用ツールでの人間化)も、それ自体が不正行為として問題視される

検知回避を試みる時間があるなら、その時間で自分の言葉に書き直すほうが遥かに合理的である。回避コストと発覚時のリスクを比較すると、最初から安全な範囲で活用するのが賢明である。

代行の「NGな使い方」vs「誠実な使い方」の境界線はどこか?

結論:代行サービスは「そのまま提出」がNG、「参考資料として活用」が誠実な使い方である。この境界線を業界内部から明示することは、レポートビズの立場を明確にする責任でもある。

代行業者が自らの業界の使い方を語ることは、利益相反として見られる可能性もある。しかし、業界内部から誠実な使い方を明示することが、長期的に業界全体の信頼を高めると考えている。ここでは中立的な視点で整理する。

NGな使い方:「そのまま提出」

代行サービスで受け取った文章をそのまま提出する行為は、剽窃(自分が書いていないものを自分の作品として提出)に該当する

この使い方は、剽窃検知ツールで検出されるリスクだけでなく、学問的誠実性の観点からも避けるべきである。累計6,000件超の依頼を扱ってきた業界内部視点からも、この使い方は推奨しない。

誠実な使い方:「参考資料として活用」

代行サービスの成果物を「参考資料」として持ち、自分の言葉で書き直す使い方は、学びの過程で活用できる正当な手段となる

プロの書いた文章を参考書として使い、良質な文章の型・構成・引用の作法を学ぶ。そのうえで自分の視点・言葉で書き直すことで、書き手自身の文章力向上にも寄与する。「答えを見て学ぶ」参考書と同じ発想である。

2つの使い方の見分け方

「成果物と提出物が同一か、異なるか」で判断する。同一なら剽窃、異なれば参考資料活用である

参考資料として活用する場合、成果物と提出物は明確に異なる文章になる。テーマや構成は共通していても、具体的な文言・表現・論理展開は書き手自身のものとなる。この違いが、剽窃と学びを分ける境界線である。

より具体的には、以下の3つの問いで自己判定できる。「①受け取った文章を読まずに提出するつもりか」「②文章の1文でもそのまま使うつもりか」「③論理展開・引用元を自分で確認していないか」——これらのいずれかに「はい」があれば、NGな使い方に該当する可能性が高い。全てに「いいえ」と答えられれば、参考資料活用の範囲にとどまっていると言える。

Before/After 実例5選(NG回避の実践)

結論:抽象論より具体例で理解するのが最も効果的である。累計6,000件超の相談事例から、代表的な5例を紹介する。

実例を通じて、NGな状態と改善後の対比を具体的に示す。全て固有名詞・個別情報は改変・匿名化してある。

実例1:出典なしの参照

NG:「ある研究では、Aの効果が示されている」(出典なし=剽窃相当)
OK:「田中(2023)は、Aの効果が示されていることを報告している(田中, 2023, p.45)」

「ある研究」等の曖昧な参照は、剽窃検知ツールで見つからなくても、教員に「怪しい」と判定されるリスクがある。必ず出典を明示する。

実例2:Webサイトからの部分コピペ

NG:Wikipediaの一節をそのままレポートに貼り付ける
OK:内容を理解した上で自分の言葉で説明し、参考にした場合は出典として明示する

Wikipediaは学術的な引用元として推奨されないが、参考情報として活用する場合は、必ず自分の言葉に書き直し、必要に応じて出典として記載する。

実例3:AI生成のそのまま貼り付け

NG:ChatGPTの回答をそのままレポート本文に貼り付け
OK:ChatGPTを構成の参考にし、自分の言葉と視点で書き直す

AI生成のそのまま提出は検知される可能性が高い。参考として活用し、自分の思考を通した文章に変換することが安全である。

実例4:過去レポートの流用

NG:「経済学」で提出したレポートを「社会学」の課題にそのまま流用
OK:テーマが重なる場合、それぞれの授業の視点で書き直し、参照する場合は自己出典を明示

自己剽窃はバレにくいと思われがちだが、教員間の情報共有で発覚するケースもある。安全策として、各授業ごとに書き直す。

実例5:実験データの調整

NG:予測と異なる実験結果を、都合よく調整して報告
OK:結果通りに正直に記述し、予測と異なった理由を考察する

データの改ざんは即致命的な不正行為である。予測と異なる結果でも、その原因を考察するほうが学術的に価値のある議論となる。

それでも判断に迷う場合の選択肢とは?

結論:NG判断に迷う場合、①大学のアカデミックライティングセンター、②教員への直接質問、③代行サービスへの相談で状況整理、の3つが選択肢となる。

「これはNGなのか、OKなのか」の判断に迷うグレーゾーンは実務上多い。そうした場合の相談先を整理する。

大学のアカデミックライティングセンター

多くの大学がアカデミックライティングセンター・学習支援センターを設置しており、レポート作成の作法や剽窃回避について無料で相談できる

まず学内リソースを検討することが原則である。専門スタッフから個別に指導を受けられ、判断に迷う点を具体的に確認できる。

教員への直接質問

AI利用の可否、引用形式の具体、参考文献の範囲など、判断に迷う点は教員に直接質問するのが最も確実である

「馬鹿だと思われる」という不安は誰しも持つが、実際には「真剣に取り組もうとしている学生」として好印象を与えることのほうが多い。授業後・オフィスアワー・メール等、質問窓口は複数ある。

レポートビズの公式LINE無料相談

レポートビズでは、公式LINEから匿名で無料相談ができる。NGかどうかの判断も含めて、業界内部の視点から中立的なアドバイスを受けられる

登録者は1,700名を超え、納期遵守率は100%を維持している。相談だけで契約に至らないケースも多く、状況整理の場として機能している。「これはNGだろうか」という疑問を抱えたら、まず相談してみることで判断材料が増える。

レポートのNGに関するよくある質問(FAQ)

「レポートでやってはいけないこと」に関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。

Q1. コピペは何文字までなら大丈夫か?

結論:文字数の閾値は存在しない。1文でも出典なしのコピペは剽窃に該当する。

「少しならOK」という発想が最も危険である。他者の文章を使う場合は、必ず引用ルールに従い出典を明示する。剽窃検知ツールは1文単位で類似性を検出するため、短い文でも安全ではない。

Q2. AIをどの範囲まで使ってよいか?

結論:大学・授業のポリシーによる。一般的には「構成参考」「校正」「学習」なら許容、「そのまま提出」はNGである。

詳細はレポート作成アプリのおすすめのAI活用倫理境界を参照してほしい。

Q3. 過去レポートの流用はどこまでOKか?

結論:同一レポートの複数科目への流用はNG(自己剽窃)である。テーマが重なる場合、必ず別の視点・構成で書き直す。

「自分の文章だから問題ない」は誤解である。過去の自分の作品も、参照する場合は自己出典として明示する。

Q4. Wikipediaを参考にしてもよいか?

結論:直接引用は推奨されないが、参考情報として活用するのは問題ない。内容を理解した上で、より信頼できる出典を辿るのが基本である。

Wikipediaは学術的出典として不適切とされることが多いが、参考リンク欄から一次資料を辿る使い方は有効である。

Q5. 剽窃はどのように発覚するのか?

結論:①剽窃検知ツール(iThenticate/Turnitin)、②教員の直観、③他学生からの通報、の3ルートで発覚する。

特に検知ツールの精度は年々向上しており、短文のコピペも検出できる。「バレない」を前提とした行為は、極めて高いリスクを伴う。教員の直観も侮れず、日常的に多数のレポートを読んでいる目には、文体の不自然さが即座に映る。

Q6. 代行サービスを使うのは絶対NGか?

結論:「そのまま提出」がNGで、「参考資料として活用し自分の言葉で書き直す」なら学びの手段として活用できる。

境界線は「成果物と提出物が同一か、異なるか」である。参考書と同じ発想で活用する分には、学習手段として有効である。

Q7. 提出後に剽窃に気づいたらどうすべきか?

結論:早急に教員へ自己申告するのが最も賢明である。発覚後の処分より、自己申告時の対応のほうが遥かに軽い。

「バレなければOK」ではなく「気づいた時点で正直に対応」が、長期的に見て賢明な選択である。誠実な姿勢は多くの場合、教員の心証を良くする。

まとめ|やってはいけないことは重大度別に対処優先度を決める

レポートでやってはいけないことに対処する際に重要なのは、NG事項を全て同列に扱うのではなく、重大度別に対処の優先順位を明確にすることである。

本記事で整理した3階層マトリクス、10大NG項目、時期別フロー、AI時代の新NG、代行の誠実/不誠実な使い方の境界を活用すれば、致命的なリスクを回避しつつ、レポートの質を高めることができる。

  • NG事項は3階層(★★★即致命/★★減点大/★グレー)で整理する
  • ★★★即致命(剽窃・捏造・自己剽窃)は絶対回避が最優先
  • ★★減点大(コピペ・AI丸投げ・未提出・テーマ無視)も極力回避
  • ★グレー(話し言葉・主観述語・形式面)は改善努力の対象
  • 時期別のNG回避フローで、執筆前から提出後まで対処
  • AI時代の新NG(そのまま提出・使用隠蔽・検知回避)に注意
  • 代行は「そのまま提出」がNG、「参考資料活用」は誠実な使い方
  • 判断に迷う場合は、大学サポート・教員・代行相談で確認

より詳細な情報は、レポートの書き方完全ガイド大学レポートの書き方レポート例文集参考文献の書き方もあわせて参照してほしい。表現面については「そのため」の言い換え「とても」の言い換え「わかった」の言い換えを、心理面についてはレポートが苦手な大学生へレポートが下手な人の7つの特徴を、単位不安についてはレポートで単位を落とすリスクと救済策を、AI活用についてはレポート作成アプリのおすすめを参照するとレポート実務全般が体系的に理解できる。

時間的制約が特に厳しく、参考資料としての完成品が必要な場合、レポートビズのような、累計6,000件超の実績を持つ業者に相談してみるのも1つの選択肢となる。ただし「そのまま提出」ではなく「参考資料として活用し自分の言葉で書き直す」使い方が誠実である。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは自分の状況を整理するところから始めるのが安全な道となる。

最後に強調しておきたいのは、NG事項を完璧に把握していなくても、「誠実な姿勢で真剣に取り組む」だけで、重大なNGの大半は自然に回避できるという点である。剽窃も捏造も自己剽窃も、いずれも「楽をしたい」「バレなければよい」という心理から始まる。逆に、レポートを自分の学びとして真剣に取り組んでいる限り、この記事で挙げた重大なNGに該当するリスクは極めて低い。技術面の細部でつまずくことはあっても、それは減点で済む問題である。まずは真摯に取り組むこと、それが最も強力なNG回避策となる。

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