最終更新日:2026年8月10日
この記事でわかること
- 3日で文系の卒論を書き上げるのは現実的か(受理可能性と質の限界)
- 3日=72時間の時間配分(睡眠込みで作業時間48〜60時間)
- 文系で3日で書ける「論文型」の3選択肢
- 1日目・2日目・3日目のタスク分解と時間割
- 必要文字数別(1万/2万/3万字)の現実的な対応
- 3日モードで意識的に切り捨てるべき8つのタスク
- 徹夜のリスクと現実的な睡眠戦略
執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、極限時の3日間で文系卒論を仕上げる現実的な戦略と、切り捨てるべきタスク、そして提出後の想定までを、業界内部の視点で誠実に整理している。
「卒論、提出まで残り3日。まだほとんど書けていない」——このキーワードで検索する人は、大学生活で最も逼迫した状況にある文系4年生である。
結論から言えば、3日で文系卒論を仕上げることは物理的には可能である。ただし、質は割り切る必要があり、単位取得ギリギリの水準になる前提での戦略となる。
この記事は、3日という極限状態での意思決定を助けるための現実的な作業手引きである。理想を語る余裕はもうないが、正しい選択を積み重ねれば、単位を取り卒業する道は残っている。
この記事では、精神論や覚悟論ではなく、3日=72時間の時間配分から、文系で成立する論文型の絞り込み、1日ごとのタスク分解、必要文字数別の戦略まで、現実的に「単位が取れる卒論」を3日で仕上げる方法を整理する。同時に、絶対にやってはいけない選択(コピペ・盗用)についても明確に線引きする。
ネット上の「3日で書き上げた」体験談は、成功例に偏っている。実際には、3日で完成させられずに卒業を延期した学生も少なくない。本記事は、そうした失敗例も踏まえた上で、現実的に成立する範囲での戦略を提示する。無理な期待を煽ることも、絶望を植えつけることもせず、あくまで「今できる最善」を淡々と整理する立場をとる。
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卒論を3日で仕上げるのは現実的か?文系の場合の判定
結論:3日で仕上げることは物理的には可能である。ただし「理想の卒論」ではなく「受理される最低水準の卒論」を目指す前提での話となる。
文系卒論は、実験や大規模調査を必須としない場合が多いため、時間投下だけで一定水準まで仕上げられる可能性がある。この点で理系の3日間仕上げより現実的な余地がある。
ただし、上位表示されている「3日で書けた」という体験談の多くは、テーマや参考文献の下地が既にあった状態からのスタートである。完全にゼロから3日で書き上げるのは、統計的には極めて稀なケースとなる。
3日で「書ける」条件
3日で完成させるためには、いくつかの前提条件が揃っていることが望ましい。
- テーマは既に大まかに決まっている(または30分で決められる)
- 関連する書籍や論文を数本は目にしたことがある
- 3日間で48時間以上を卒論に投下できる
- 「単位取得」を最優先の目標に絞れる
- Word等の執筆ツールが使える環境が既にある
3日でも「厳しい」条件
テーマ完全未定・参考文献ゼロ・体調不良の三重苦の場合、3日間で単位が取れる水準に到達することは極めて困難である。
この状態では、指導教員に相談して延期の可能性を打診する、あるいは翌年度への持ち越しを検討する方が現実的となる場合もある。3日で無理に書き上げて不受理となるより、正直に相談する方が長期的なダメージは小さい。
目指すべき完成度の目安
3日で目指すのは「不可を回避する最低ライン」である。優は狙わない。
各章に必要な要素が揃っており、参考文献が最低限記載され、体裁が卒論として認識できるレベルに達していれば、多くの大学で受理される。この水準を明確な目標にすることで、無駄な迷いを排除できる。
3日=72時間の時間配分|睡眠込みで作業48〜60時間
結論:3日=72時間のうち、最低限の睡眠と食事を差し引くと、実質的な作業時間は48〜60時間となる。この時間内で全工程を完結させる必要がある。
「3日ある」という感覚は72時間の総量から来るが、実際に作業できる時間は大幅に減る。時間の実質を把握することが、3日モードの出発点である。
現実的な時間配分の型
1日あたりの内訳は「睡眠4〜5時間・食事と休憩2〜3時間・作業16〜18時間」が上限である。
3日連続で16時間作業を続けるのは体力的に厳しい。1日目・2日目は集中的に、3日目は仕上げ中心に配分するのが現実的である。完全徹夜は判断力の低下と体裁ミスに直結するため避けたい。
時間割の例(72時間モデル)
作業時間の理想的な分配は、1日目20時間・2日目20時間・3日目10時間である。
- 1日目:テーマ確定・章立て・参考文献収集(20時間)
- 2日目:本文執筆(20時間)
- 3日目:仕上げ・体裁調整・提出(10時間)
3日目は提出手続きや不測の事態への予備時間を確保する意味で、あえて短めに設計する。提出直前に印刷トラブルが起きるようなケースを想定した余白を持たせておく。
また、3日目の午前中までに執筆が完了していない状況は非常に危険である。逆算して、2日目の終わりには全章の下書きが揃っているのが理想の進捗である。1日目に骨格を作り、2日目に肉付けし、3日目に整えるという構造を崩さないことが完走の鍵となる。
文系で3日で書ける「論文型」の3選択肢
結論:3日で成立する文系卒論の型は「文献レビュー型」「事例研究型」「テキスト分析型」の3つに絞られる。独自調査が必要な型は現実的でない。
3日モードでは、そもそもどんな型の卒論を書くかの選択が結果を大きく左右する。無理な型を選ぶと、途中で頓挫するリスクが跳ね上がる。
型1:文献レビュー型
特定のテーマに関する先行研究を整理・比較する形式で、3日モードで最も現実的な選択となる。
「〇〇に関する先行研究の動向」「〇〇の研究史の変遷」といった切り口で、既存文献を体系的に整理する。データ取得や独自調査が不要な分、時間投下を執筆に集中させられる。
10〜15本の先行研究を「時代順に整理する」「学派別に整理する」「立場別に整理する」といった軸で並べれば、それだけで本論の骨格が組める。3日モードでは特に「並べる軸」を早めに決めることが、迷いを排除する鍵となる。
型2:事例研究型
特定の1〜2の事例を深掘りして分析する形式である。
企業事例、地域事例、歴史事例、文学作品の事例など、対象を絞って分析する。事例のデータは書籍・論文・公開情報から集められるため、3日で成立させやすい。
型3:テキスト分析型
特定のテキスト(小説・演説・法律・史料など)を対象に分析する形式である。
文学、法学、歴史学系で特に相性が良い。対象テキストが既に手元にあれば、あとは分析と執筆のみとなる。3日で完結する明確な範囲を設定しやすい。
1日目のタスク|テーマ確定・章立て・参考文献収集
結論:1日目の20時間は、テーマ確定に30分、章立てに1時間、参考文献の収集と概要把握に10〜12時間、序論の下書きに6〜8時間を配分する。
1日目は執筆の土台を作る日である。ここで方向性が定まらないと、2日目以降の執筆で混乱する。逆に、1日目で骨格が固まれば、2日目以降は「埋めていく」作業になる。
午前:テーマ確定と章立て(2時間)
テーマは30分以内に確定させる。完璧を求めず、書き切れるテーマを選ぶ。
興味のあるテーマ、身近な事例、既に手元に資料があるテーマの中から、最も書きやすいものを選ぶ。序論・先行研究・本論・結論の4章構成を仮で決め、各章に何を書くかを箇条書きで整理する。
午後前半:参考文献の収集(6時間)
CiNii、Google Scholar、大学図書館のデータベースを使い、参考文献を10〜15本収集する。
入手可能な文献に絞る(電子ジャーナル、大学図書館の書籍、無料公開論文)。取り寄せに時間がかかる文献は3日モードでは諦める。文献ごとに「どの章で使うか」をメモしておく。
午後後半:参考文献の概要把握(6時間)
収集した文献のアブストと結論を中心に読み、要点をメモする。精読はしない。
各文献につき10〜15分で要点を掴む速読モードで進める。全文精読は3日モードでは不可能である。引用したい箇所には付箋やメモを残して、後で参照できるようにしておく。
夜:序論の下書き(6時間)
1日目の最後で、序論の下書きを完成させる。
序論は「研究の背景」「問題意識」「研究の目的」「本論の構成」の4要素で構成する。2000〜3000字を目安に書き切る。ここが書けると、2日目の執筆に勢いが乗る。
2日目のタスク|本論を書き切る20時間
結論:2日目の20時間は、先行研究の章に6時間、本論に10時間、結論の下書きに4時間を配分する。この日で全体の70%を仕上げる。
2日目は書き切る日である。細かい修正は3日目に回し、とにかく全章に文字を入れることを最優先とする。
午前:先行研究の章(6時間)
1日目に収集した文献を使って、先行研究の章を書き上げる。目標は2000〜3000字である。
「〇〇は△△と述べている(著者名, 発行年)」の型で、各文献の主張を要約する。1文献につき200〜300字を目安にまとめる。この章は主に他者の主張の整理となる。
3日モードでは、複数の文献を無理に統合しようとせず、1文献ずつ順に紹介していく形で構成する方が速く書ける。文献間の関係性の分析は、余裕があれば後で追加する程度で十分である。
午後:本論の章(10時間)
本論は3日モードの中核となる。5000〜8000字を目標に、選択した型に沿って書き進める。
文献レビュー型なら文献の比較と分析、事例研究型なら事例の詳細分析、テキスト分析型ならテキストの解釈を展開する。ここで詰まると全体が破綻するため、書けるところから書いていく方針を取る。
執筆で行き詰まった時は、書きたいことを一旦箇条書きで並べる。箇条書きから文章に落とし込む作業は、白紙から書くより遥かに速い。3日モードでは「完璧な文章から書き始める」より「骨格を箇条書きで作ってから肉付けする」戦法が有効となる。
夜:結論の下書き(4時間)
結論は「本論のまとめ」「研究の意義」「今後の課題」の3要素で構成する。1000〜2000字が目安である。
結論は序論と対応させる。「序論で問題設定した〇〇について、本論で分析した結果、△△であることが明らかになった」という型で書き切る。
3日目のタスク|仕上げ・体裁調整・提出
結論:3日目の10時間は、全体の見直しに4時間、参考文献リストの整形に2時間、体裁調整に2時間、提出準備に2時間を配分する。
3日目は「書き足す日」ではなく「整える日」である。新規の章を追加するような大改造は避ける。既存の内容を通しで読み、整合性を高める作業に集中する。
午前:全体の見直し(4時間)
全章を通しで読み、論理の破綻・重複・脱字を修正する。
特に注意すべきは章と章の接続、参考文献の引用漏れ、文体の統一(である調で統一されているか)である。誤字脱字は目視でチェックしつつ、Wordの校正機能も併用する。
午後:参考文献と体裁(4時間)
参考文献リストの整形と、体裁全般の統一に集中する。
参考文献は本文中の引用と対応しているか確認する。書式(著者名・タイトル・出版年・出版社の順など)を大学指定の形式で統一する。表紙、目次、ページ番号、フォント、行間の統一もこの段階で終える。
提出準備(2時間)
印刷、製本、提出書類の準備に2時間の余裕を持たせる。
提出方法(紙提出・電子提出)を大学の指定で再確認する。紙提出の場合、印刷トラブル、製本の時間、提出窓口の営業時間などを確認しておく。ここでのミスで提出できないと、3日間の作業が無に帰す。
電子提出の場合も、ファイル形式(PDFかWordか)、ファイル名の指定、提出システムへのアップロード期限などを事前確認する。締切当日はサーバー負荷でアクセスが集中することもあるため、余裕を持って締切の数時間前には提出を完了させたい。
必要文字数別の対応|1万・2万・3万字それぞれの戦略
結論:文字数によって3日モードの現実性が大きく変わる。1万字なら十分現実的、2万字はギリギリ、3万字は極めて困難である。
大学や学部によって卒論の必要文字数は大きく異なる。自分の大学の要求文字数を最初に確認し、それに応じた戦略を立てる必要がある。
1万字の場合
1日あたり3000〜4000字を書けば達成できる。3日モードで十分現実的な水準である。
序論2000字、先行研究2000字、本論4000字、結論2000字の配分で組める。文字数の余裕がある分、内容の質にも配慮できる。
2万字の場合
1日あたり6000〜7000字が必要となる。ギリギリ現実的な水準である。
速いタイピングで1時間500字程度が現実的なペースとなるため、実質的な執筆時間として1日12時間以上が必要となる。この場合、睡眠を4時間程度に削る覚悟が必要である。
3万字の場合
1日あたり1万字が必要となる。3日での完成は極めて困難である。
この場合は、指導教員に相談して文字数の緩和交渉、あるいは延期の可能性を探る方が現実的である。無理に3日で書き上げても、質が破綻して不受理になるリスクが高まる。
3日モードで切り捨てるべき8つのタスク
結論:3日モードでは、大規模な新規調査・完璧なテーマ探し・網羅的な先行研究・美しい図表・複数回の書き直し・過度な体裁こだわり・完璧な英文アブスト・実験や取材を意識的に切り捨てる。
時間が極端に限られている中では、切り捨てる決断が最も重要となる。「これも入れておきたい」を全て切り捨てる覚悟が、完成への近道となる。
- アンケート・インタビュー等の新規調査
- 取り寄せが必要な参考文献
- 完璧なテーマ探し(30分で決める)
- 網羅的な先行研究(15本以内で終える)
- 凝った図表(必要最低限に絞る)
- 複数回の全面書き直し
- 完璧な英文アブストラクト(大学指定なら最低限で)
- 細かい体裁の追い込み(見た目より内容)
徹夜のリスクと現実的な睡眠戦略
結論:3日連続の徹夜は判断力の低下・体裁ミス・提出忘れのリスクを跳ね上げる。1日4〜5時間の睡眠を必ず確保する。
ネット上の体験談では「徹夜で書き上げた」というエピソードが目立つが、これらは体力のある人の成功例に偏っている。判断力を維持するためには、最低限の睡眠が不可欠である。
睡眠不足の実害
72時間覚醒すると、判断力と論理的思考力は大幅に低下する。
体裁の不備を見落とす、参考文献の引用ミス、致命的な誤字脱字が発生する確率が跳ね上がる。提出直前で凡ミスにより不受理となるケースも少なくない。
推奨する睡眠パターン
1日目の夜と2日目の夜に、それぞれ4〜5時間の睡眠を確保する。3日目は提出時間から逆算する。
短時間でも質の高い睡眠を取ることで、翌日の作業効率が大きく変わる。カフェイン過剰摂取は集中力を落とすため、コーヒーやエナジードリンクの飲みすぎには注意する。
また、90分単位で睡眠を取ると起きた時の疲労感が少ないとされる。4時間半、6時間といった90分の倍数で睡眠時間を設計すると、限られた時間で最大の回復効果を得られる。仮眠を挟む場合も、15〜20分程度に留めて長時間の昼寝は避ける。
提出後に想定すべき3つのこと
結論:3日で仕上げた卒論は、口頭試問、再提出要求、低評価の3つのシナリオを想定しておく必要がある。
提出したら終わりではない。文系卒論は多くの場合、提出後に口頭試問や返却がある。3日で仕上げた卒論は、これらの後工程で追加のリスクを抱えている。
口頭試問への準備
提出から数日〜2週間後に口頭試問がある大学が多い。この期間で内容を再確認しておく。
「なぜこのテーマを選んだか」「主要な参考文献の内容」「結論の根拠」といった基本的な質問には答えられるようにしておく。3日で書いた内容ほど、自分でも把握しきれていない部分が残るため、口頭試問前の復習は必須である。
自分が書いた卒論を最初から最後まで読み直す時間を、提出翌日以降に確保しておく。答えられない質問に遭遇するより、事前に自分の卒論を把握し直しておく方が、口頭試問での印象を大きく改善できる。
再提出要求への備え
3日で仕上げた卒論は、指導教員から再提出を求められる可能性がある。
再提出を求められた場合、指定された修正期限に確実に対応する。ここで対応できないと、単位が取れず卒業が延期されるリスクが顕在化する。
低評価の受け入れ
3日で仕上げた卒論は「可」の評価が現実的な着地点となる。「優」や「良」を期待しない。
単位が取れて卒業できれば十分と割り切ることが、精神的な負担を軽減する。就職先での評価に卒論の成績は直結しないケースがほとんどである。
絶対にやってはいけないこと
結論:3日モードでも、コピペ・盗用・生成AIによる全文生成・他人が書いた文章のそのまま提出は絶対に避ける。発覚時のリスクが卒業不可を超えて学位取り消しに及ぶ。
時間がない状況では、禁じ手に手を出したくなる誘惑がある。しかしこれらは、発覚した場合のダメージが取り返しのつかない領域に踏み込む。
コピペ・盗用の危険性
ネット上や書籍の文章をそのまま貼り付ける行為は、盗用検知ツールで容易に発覚する。
近年、多くの大学が盗用チェックツールを導入している。発覚した場合、卒論不受理どころか、学位取り消しや退学処分の対象となるケースもある。
他者の文章を活用したい場合は、必ず引用の形式に整える。「〇〇は△△と述べている(著者名,発行年,ページ数)」の型で引用を明示し、参考文献リストにも記載する。この作業を守れば、他者の主張を紹介することは正当な学術行為として認められる。
生成AIの全文生成の危険性
ChatGPTやClaudeに全文を書かせる行為も、文体の不自然さや架空の参考文献で発覚する。
特に参考文献に存在しない論文が混じるケースが多く、口頭試問で追及されて答えられない事態となる。生成AIは要約や骨子案の作成といった補助的な使い方に留めるべきである。
それでも書けない場合の選択肢
結論:3日でも書けない場合の選択肢は「延期の相談」「未完成のまま提出」「参考資料としての外部活用」の3つに整理できる。
状況によっては、3日でも物理的に書き切れないケースがある。この場合の対処法を整理する。
第一選択:指導教員に延期を相談
提出前日までに、指導教員に正直に状況を伝えて延期の可能性を打診する。
締切が厳格な大学では延期は難しいが、一部の大学や研究室では、正当な理由があれば数日の延長を認めるケースがある。相談自体は無料であり、可能性があれば早めに動く価値がある。
第二選択:未完成のまま提出
未完成でも、期日通りに提出する方が長期的に有利となるケースが多い。
提出しなければ確実に単位を落とすが、未完成でも提出すれば「不可」か「再提出」のいずれかとなる。再提出の道が残る分、提出する方が救済の余地が広がる。
特に文系卒論の場合、章立てが揃っていて一定の分量があれば、内容が不完全でも受理される可能性は残る。「完全にゼロで提出しない」ことを選ぶより、「不完全でも形にして提出する」方が長期的な選択肢を守れる。
第三選択:参考資料としての外部活用
時間的にどうしても厳しい場合、外部業者の作成した文章を参考資料として活用する選択肢もある。
ただし、この選択肢は「そのまま提出」を意味しない。レポートビズのような、卒論の参考資料作成を請け負う業者を活用する場合も、あくまで参考資料として位置づけ、自分の言葉と自分の考察で書き直すという使い方が現実的である。
詳細は、卒論代行がバレる仕組み、卒論代行の即日対応、AIによる卒論作成の実情もあわせて参照してほしい。
卒論3日文系に関するよくある質問(FAQ)
3日で卒論を書き上げようとする文系学生から寄せられる質問を、7つに整理した。
Q1. 本当に3日で書けますか?
1〜2万字の文系卒論であれば、条件が揃えば書き上げること自体は可能である。
ただし、質は割り切る必要があり、目指すのは「単位取得の最低ライン」となる。3万字を超える場合や、独自調査必須の場合は、3日での完成は極めて困難となる。
また、成功事例の多くはテーマや文献の下地が既にあった状態からのスタートである。完全にゼロからの3日で書き上げるのは統計的に稀なケースであり、この事実を認識した上で挑む必要がある。
Q2. 徹夜で書き続けても大丈夫ですか?
完全な3日徹夜は判断力の低下を招き、致命的なミスに繋がる。1日4〜5時間は睡眠を確保する。
体裁ミスや参考文献の引用ミス、致命的な誤字は睡眠不足で急増する。作業時間を最大化しても、質が落ちれば不受理のリスクが高まる。
Q3. コピペで乗り切れませんか?
コピペは絶対に避ける。発覚時のダメージが卒論不受理を超えて学位取り消しに及ぶ。
多くの大学が盗用検知ツールを導入している。時間がない中でも、自分の言葉で書き直す作業だけは省略してはいけない。引用ルールを守って参考文献として明記すれば、他者の文章を活用すること自体は問題ない。
Q4. 生成AIに全文書いてもらってもいい?
全文生成は避ける。要約、骨子案、リライトといった補助的な使い方に留める。
特に参考文献の生成は架空の論文が混じるため、口頭試問で追及されて答えられない事態となる。時間がなくても、参考文献は必ず原典を確認する。
Q5. 途中で「無理」と気付いたらどうする?
指導教員に正直に相談する。未完成でも期日通りに提出する方が、提出しないより救済の余地が広がる。
提出しなければ確実に不可となる。未完成でも提出すれば、再提出の可能性が残る。「不完全な卒論を出す恥ずかしさ」より「単位を落とす損失」を優先すべきである。
Q6. 参考文献は何本必要ですか?
3日モードでは10〜15本を目安とする。ただし本文中で実際に引用したもののみリストに含める。
参考文献リストに載せているが本文で引用していない文献があると、教員から追及される可能性がある。本文中の引用と参考文献リストは必ず対応させる。
Q7. 3日で書いた卒論の成績はどうなる?
「可」の評価が現実的な着地点となる。優や良を期待しない方がよい。
就職先での評価に卒論の成績は直結しないケースがほとんどである。単位が取れて卒業できれば十分と割り切ることが、精神的な負担を軽減する。
まとめ|3日で仕上げるのは可能だが、割り切りと戦略が要る
文系卒論を3日で仕上げることは、条件が揃えば物理的に可能である。ただし、質を割り切り、切り捨てるタスクを決め、絶対に手を出してはいけない禁じ手を避ける、という3つの条件が揃って初めて成立する。
本記事で提示した72時間タスク分解と切り捨てリストに沿って、3日=72時間を計画的に使えば、単位が取れる水準の卒論を仕上げることは可能である。
- 3日=72時間、実質作業時間は48〜60時間として捉える
- 「単位取得の最低ライン」を目標に設定し、優は狙わない
- 文系で3日で書けるのは「文献レビュー」「事例研究」「テキスト分析」の3型
- 1日目:テーマ・章立て・文献収集・序論下書き、2日目:本論を書き切る、3日目:仕上げと提出
- 1日4〜5時間の睡眠は必ず確保する(完全徹夜は判断力低下でミス多発)
- コピペ・盗用・生成AIの全文生成は絶対に避ける(発覚時に学位取り消しリスク)
- 途中で無理と判明したら、未完成でも提出する方が救済の余地が広がる
- 提出後の口頭試問と再提出要求まで想定に入れる
より詳細な情報は、卒論を3ヶ月で仕上げる13週スケジュール、卒論を8月から始める場合の圧縮スケジュール、卒論を5月から始める理想スケジュール、レポートが間に合わない場合の対処法、レポートを遅れて提出する場合の減点相場、卒論代行がバレる仕組みもあわせて参照してほしい。
3日という極限時間でも卒論の完成に不安が残る場合、参考資料としての外部活用も選択肢となる。レポートビズのような、卒論の参考資料作成を請け負う業者に相談してみるのも1つの道である。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは現状の相談から始めるのが安全な出発点となる。
ただし、外部の作成物をそのまま提出することは大学の学則違反となり、発覚時には学位取り消しなど重大な結果を招く。あくまで参考資料として活用し、最終的な卒論は自分の言葉と自分の考察で仕上げるという使い方が、3日モードでも守るべき最低限のラインである。
時間がない状況ほど誘惑は強くなるが、目先の3日を乗り切ることで長期的なリスクを抱え込む選択は避けたい。単位取得は目的の一つだが、正当な手段でそれを達成することが、その後の人生を守る土台となる。
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