最終更新日:2026年8月10日
この記事でわかること
- 5月時点で卒論の準備が「順調」「やや遅れ」「危険」を判定する基準
- 文系向けの10ヶ月理想ロードマップ(5月〜翌2月提出)
- 理系向けの10ヶ月理想ロードマップ(5月〜翌2月提出)
- 5月に優先すべき5つのタスクと、避けるべき「早すぎる完璧主義」
- 就活と卒論を同時進行させるための時間配分の型
- 5月開始で陥りやすい失敗5パターン(中だるみ・就活埋没など)と回避法
- 指導教員との初期関係を構築する5月のコミュニケーション設計
執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、5月から卒論を始める場合の理想スケジュール設計と、就活との両立の実践術を、業界内部の視点で体系的に整理している。
「卒論、5月から始めるのは早すぎ?それとも普通?」——このキーワードで検索する人の多くは、4年生に進級してゼミや研究室に配属されたばかりの大学生である。
結論から言えば、5月開始は理想的なタイミングである。ただし、5月に「型」を作れるかで、その後10ヶ月の走りやすさが大きく変わる。
この記事では、5月時点の順調度判定から始めて、文系・理系それぞれの10ヶ月ロードマップ、就活との両立、5月に陥りやすい失敗パターンまで、早期スタートを活かして卒論を余裕を持って仕上げる方法を、業界内部の視点で公平に整理する。就活のピーク期と重なる5月の現実的な時間配分、10ヶ月続けられる週次ルーチンの設計まで、5月開始のリアルな課題に応えていく。
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卒論を5月から始めるのは早い?遅い?判定基準
結論:5月開始は理想的なタイミングである。翌年1月または2月の提出まで9〜10ヶ月あるため、余裕を持って進められる範囲である。
まず、多くの大学の卒論提出締切を整理する。文系は1月中旬から2月上旬、理系は2月上旬から中旬に集中している。5月時点で動き出せば、9〜10ヶ月の準備期間を確保できる計算となる。
これは「理想的な時期」であり、上位の指導教員が「4月から動きなさい」と言う理想スケジュールの範囲内に十分収まる。逆に言えば、5月時点で全く動いていない場合は「やや遅れ」の判定となる場合もある。
「順調」と判定される条件
ゼミや研究室への配属が済んでおり、テーマの方向性を検討し始めていれば、5月時点は順調と判定できる。
- 4月中に研究室・ゼミへの配属が済んでいる
- 指導教員の顔と名前が一致し、直接連絡できる
- 興味のあるテーマ候補が2〜3個ある
- 先行研究を数本は目を通し始めている
- 就活の進捗もある程度見えている
「やや遅れ」と判定される条件
5月に入ってもテーマの方向性が全く見えず、指導教員とも接点が薄い場合、「やや遅れ」の範疇に入る。
ただし、5月時点であれば挽回は十分可能である。6月中にテーマ候補を絞り、指導教員との相談機会を確保できれば、その後の9ヶ月で十分にキャッチアップできる。
文系・理系別の5月の位置づけ
文系は5月から動くと「早めの部類」に入る。理系は5月時点で動いているのが「標準」である。
理系は研究室配属と同時に研究テーマも動き出すため、5月時点で「テーマの候補が示されている状態」が普通である。対して文系はゼミの活動と個人研究の切り分けが緩やかで、5月時点でテーマが未確定でも珍しくない。この違いを踏まえた上で、自分の位置を判定してほしい。
5月開始・文系版|10ヶ月理想ロードマップ
結論:文系の10ヶ月ロードマップは「5月〜7月:テーマ確定と先行研究」「8月〜10月:調査と執筆開始」「11月〜1月:仕上げと提出」の3フェーズで構成される。
ここでは、翌年1月中旬の提出締切を想定した10ヶ月ロードマップを提示する。各月にどこまで進んでいれば理想的かの目安として活用してほしい。
5月〜6月:テーマ候補の絞り込み
5月〜6月は、テーマ候補を3つ程度に絞り込む時期である。この段階では確定させる必要はない。
興味のある分野の入門書や概説書を読み、「もう少し深掘りしたい」と感じたテーマを候補としてストックしていく。ゼミの発表や指導教員との雑談から生まれるアイデアも大切に記録しておく。
7月:テーマ確定と先行研究の本格インプット
7月中旬までにテーマを確定させ、7月末までに先行研究を10本以上読み終える。
夏休みに入る前にテーマを確定させることが重要である。夏休み中に指導教員と密に相談する機会は取りにくいため、7月の対面機会でテーマの承認を得ておきたい。
8月〜9月:章立て確定と調査設計
8月〜9月は、章立てを確定させて調査に本格着手する時期である。
序論・先行研究・調査方法・結果・考察・結論の6章構成を確定させ、独自調査が必要な分野ではアンケート設計や資料調査に着手する。夏休みの時間を最大限に活用したい。
10月:序論・先行研究の執筆開始
10月からは執筆を本格化する。序論と先行研究の章から先に着手するのが定石である。
この段階で執筆に着手できていれば、12月に全章ドラフト完成という余裕あるスケジュールが組める。早期スタートの「貯金」を回収するタイミングとなる。
11月〜12月:結果・考察・全体ドラフト完成
11月〜12月で全章ドラフトを完成させ、指導教員の添削を反映する。
10ヶ月ロードマップの強みは、12月時点で「7割完成」を実現できる点にある。ここまで来れば、1月は微修正と体裁整えに集中でき、精神的な余裕も生まれる。
1月:最終仕上げと提出
1月は最終仕上げに集中する月となる。新規の章を書き足すような状況は避けたい。
推敲、参考文献の整形、体裁の統一、口頭試問の準備が主なタスクとなる。5月開始の余裕を活かして、1月に慌てない状態を作ることが最大の目標である。
5月開始・理系版|10ヶ月理想ロードマップ
結論:理系の10ヶ月ロードマップは「5月〜7月:先行研究と予備実験」「8月〜11月:本実験と提案手法」「12月〜2月:執筆と発表」の3フェーズで構成される。
理系は2月上旬の提出締切から逆算する。文系より1ヶ月ほど余裕がある形になるが、実験系では装置や被験者の制約があるため、早期スタートのメリットは特に大きい。
5月〜6月:研究室のリズムに慣れる・先行研究インプット
5月〜6月は、研究室の生活リズムに慣れつつ、先行研究の集中インプットを進める時期である。
指導教員から提示されたテーマや、先輩の研究を引き継ぐ形でスタートするケースが多い。この段階では「決められたテーマを深く理解する」ことが優先タスクとなる。
7月:予備実験と課題の解像度上げ
7月は予備実験を回して、研究課題の解像度を上げる月となる。
情報系であれば、既存手法のGitHub実装を動かしてみる。実験系であれば、装置の使い方を習得し、小規模なパイロット実験を行う。ここで「思っていたのと違う」に早期に気付けると、後半が楽になる。
8月〜9月:提案手法の設計と初期実装
8月〜9月は夏休みの時間を活用して、提案手法の設計と初期実装を進める時期である。
この時期に「アイデア→実装→評価→打ち合わせ」のサイクルを週単位で回し始める。上級生のように学会発表を狙う場合は、この時期の実験結果が発表内容の中心となる。
10月〜11月:本実験と中間発表
10月〜11月は本実験を集中的に回し、中間発表で研究の骨格を固める時期となる。
中間発表は10月〜12月に集中する。5月開始の余裕を活かして、中間発表を「成果報告」として位置づけられれば、教員からの評価も高まる。
12月〜1月:追加実験とドラフト執筆
12月〜1月は追加実験を回しながら論文ドラフトを書き進める時期である。
結果が思わしくない場合の追加実験は1月上旬までに区切る。それ以降は既存の結果で論文を仕上げることに集中する。図表の作成、グラフの整形にも十分な時間を割きたい。
2月:提出と口頭試問
2月第1週で提出、第2週で口頭試問という流れが典型的である。
5月開始の10ヶ月スケジュールを走り切っていれば、1月中に発表スライドの骨子まで作れる。提出直後から練習に入れる状態を作れることが、早期スタートの最大のメリットとなる。
5月に優先すべき5つのタスク|優先順位付き
結論:5月の限られた時間は、指導教員との関係構築・テーマ候補の絞り込み・先行研究の入門・就活の進捗確認・執筆環境の整備の5つに集中投下すべきである。
5月は就活のピーク期と重なり、卒論に割ける時間が少ない月でもある。優先順位を明確に持って、少ない時間を効果的に使いたい。
優先度S:指導教員との関係構築
5月最大の優先タスクは、指導教員との関係を構築することである。
ゼミや研究室に配属されたばかりの5月は、指導教員が「この学生はどんなタイプか」を見定めている時期でもある。挨拶、相談、質問の頻度を意識的に上げ、顔と名前を早く覚えてもらうことが、その後10ヶ月の走りやすさに直結する。
優先度A:テーマ候補の絞り込み
5月末までに、興味のあるテーマ候補を2〜3個までに絞る。
この段階で1つに絞る必要はない。むしろ、複数の候補を持ちながら6月〜7月に検討する余裕を残しておく方が、後で「別のテーマにしておけば良かった」という後悔を防げる。
優先度A:先行研究の入門
候補テーマに関連する先行研究を、5月中に3〜5本読む。
この段階では精読ではなく、俯瞰的な理解で構わない。アブストと結論だけをざっと読み、「この分野で何が議論されているか」の大枠を掴む。本格的な読み込みは7月以降で問題ない。
CiNiiやGoogle Scholarで候補テーマに関連するキーワードを検索し、引用数の多い論文を上位から順にチェックしていくのが効率的である。5月時点で「よく引用される論文はどれか」を把握しておくと、後の本格インプットが格段に速くなる。
優先度B:就活の進捗確認と再計画
5月時点で就活の進捗を確認し、卒論との時間配分を再計画する。
内定が既に出ている場合、卒論に配分できる時間が増える。逆に、就活が長引きそうな場合は、卒論の時間配分を工夫する必要が出る。5月時点でこの見通しを立てておくと、6月以降の動き方が変わる。
優先度C:執筆環境の整備
Wordのテンプレート、参考文献管理ツール、バックアップ体制を5月のうちに準備する。
執筆が本格化してからツールを整えるのは効率が悪い。理系ならLaTeX環境、文系ならWord+Zoteroといった組み合わせを、時間のある5月に準備しておく。
5月に「型」を作る|週次ルーチンの設計
結論:5月開始の最大の価値は、10ヶ月続けられる「型」を作れることである。週次ルーチンの設計が、その後の走りやすさを決める。
5月開始の学生が失敗するパターンの多くは、「時間があると思って動き出しが鈍る」ことに起因する。ここで週次ルーチンを設計しておくと、後半の追い込み期にも同じリズムで走り続けられる。
週次ルーチンの基本形
週に1回、決まった曜日・時間に、卒論のための時間を確保する。
最初は週2〜3時間で構わない。「毎週火曜の午前中は卒論に使う」といった型を作り、それを10ヶ月継続する意識を持つ。時間の長さより、続けられることを重視する。
週次レビューの型
毎週金曜または日曜に、その週の進捗と翌週のタスクをレビューする時間を作る。
レビュー項目は「今週やったこと」「今週やれなかったこと」「翌週やること」「相談すべきこと」の4点でよい。所要時間は15〜30分程度に収める。この習慣が、10ヶ月後の卒論の完成度を大きく左右する。
月次の時間配分の見直し
月に1回、卒論に割く時間の総量を見直す。
5月:週3時間、7月:週5時間、9月:週10時間、11月:週20時間、1月:週30時間、といった具合に、月ごとに段階的に増やしていく設計が現実的である。5月から週20時間確保する必要はない。
就活と卒論の同時進行|時間配分の実践術
結論:5月時点では就活を優先し、卒論は「テーマの下調べ」に留める配分が現実的である。ただし、指導教員との接点だけは維持する。
5月〜6月は就活の面接ピークと重なる。この時期に卒論を全力投下するのは非現実的である。両者のバランスをどう取るかが、5月開始の最大の課題となる。
5月の時間配分の目安
就活:卒論=8:2の配分が現実的である。
卒論に週3時間、就活に週20時間といった配分で構わない。この時期に卒論に時間を使いすぎると、就活で内定を逃す可能性がある。優先順位は明確に就活である。
内定が出た後の時間配分の切り替え
内定が確定した時点で、卒論の時間配分を一気に増やす。
内定通知を受け取ったら、その週から卒論への時間投下を倍増させる。7月に内定が出れば、8月〜9月の夏休みを卒論に集中投下できる。この切り替えの速さが、余裕あるスケジュールを実現するコツとなる。
切り替えのタイミングで、指導教員にも「就活が終わったので、卒論に本格的に取り組みます」と一報を入れておくとよい。教員側もこのタイミングで具体的なタスクや文献を提示してくれる可能性が高まる。
就活が長引く場合の対処
就活が9月以降まで長引く場合、卒論のスケジュールを1〜2ヶ月圧縮する覚悟が必要となる。
この場合、5月〜6月の間に指導教員と「就活が長引く可能性」を共有しておくと、後で相談しやすくなる。事前に伝えておくことで、教員側もスケジュールの調整に応じてくれる可能性が高まる。
5月開始で陥りやすい失敗5パターンと回避法
結論:5月開始の失敗は「中だるみ」「完璧主義」「就活埋没」「教員任せ」「独走」の5パターンに集約される。
早期スタート特有の失敗パターンがある。時間の余裕が油断を生み、8月頃に「思ったより進んでいない」と気付くケースが多い。ここでは典型的な失敗5パターンと回避法を整理する。
パターン1:中だるみ
「まだ時間があるから」と動きが鈍り、6月〜7月に進捗がゼロになるパターンである。
回避法は「週次ルーチンを死守する」ことである。時間の長さより、毎週続けることを優先する。少しずつでも進んでいれば、8月に慌てずに済む。
パターン2:完璧主義
「もっと良いテーマがあるはず」「もっと関連文献を読んでから」と探し続けて、9月になってもテーマが決まらないパターンである。
回避法は「7月末までに絞り込む」と期限を切ることである。5月開始の「余裕」が、逆に判断を先延ばしにする言い訳になりやすい。
パターン3:就活埋没
就活に全リソースを注いだ結果、内定が出た8月頃には研究室での存在感がゼロになっているパターンである。
回避法は「就活期間中も、月1回は指導教員に顔を見せる」ことである。ゼミへの出席、簡単なメール報告など、最低限の接点を維持しておく。
パターン4:教員任せ
指導教員から指示があるまで動かず、受け身の姿勢が定着してしまうパターンである。
回避法は「相談は自分から持ちかける」を原則にすることである。教員は数十人の学生を見ており、動かない学生には手を差し伸べにくい。動く学生ほど、教員の時間を引き出せる。
パターン5:独走
指導教員に相談せず、自分だけで研究を進めた結果、10月頃に方向性の根本的なズレが発覚するパターンである。
回避法は「月1回は必ず教員と対面する」ことである。方向性のズレを早期に発見できれば修正コストは小さいが、半年経ってから発覚すると軌道修正が難しい。
指導教員との5月コミュニケーション設計
結論:5月は指導教員との「初期関係構築期」である。ここでの印象と接触頻度が、その後10ヶ月の関係性を決める。
教員は多数の学生を指導する立場にあり、「動く学生」と「動かない学生」を早い段階で見分ける。5月時点でどちらに分類されるかは、10ヶ月後の卒論の完成度に直接影響する。
初回相談で持っていくべき資料
初回相談では、興味のあるテーマ候補と、その一言説明をまとめて持参する。
- 興味のあるテーマ候補を3つ(仮でよい)
- それぞれのテーマに関連する先行研究を1本ずつ
- 就活の状況と、卒論に割ける時間の目安
この3点を持って行くと、教員からの具体的なアドバイスを引き出しやすい。「まだ何もありません」と手ぶらで行くと、話が進まず時間が過ぎてしまう。
相談頻度の目安
5月〜7月は月1回、8月以降は隔週または毎週の相談機会を確保する。
面談が難しい場合は、メールでの進捗報告でも構わない。「今月やったこと」「来月やること」「相談したいこと」の3点セットで簡潔に送ると、教員側の負担も少なく続けやすい。
ゼミでの発言頻度も関係構築の一部
個別相談だけでなく、ゼミの中での発言も関係構築の重要な要素である。
他の学生の発表に対する質問や、自分の関心を発言することで、「この学生は何を考えているか」が教員に伝わる。ゼミで完全に無言のまま5月を過ごすと、教員は「関心が薄い学生」と認識してしまう。
3年生のうちにできる下準備
結論:3年生の後半に少しでも動いておくと、4年生5月の走り出しが劇的に楽になる。
ここでは、3年生のうちにやっておきたい下準備を整理する。既に4年生になっている場合は、5月中に一気に済ませてしまう項目としても活用できる。
3年生の後半に3〜4時間かけて済ませておくだけで、4年生5月のスタートダッシュが劇的に軽くなる。この時期に動ける人と動けない人で、卒論の完成度に明確な差が生まれる。
興味分野の言語化
「自分は何に興味があるのか」を短い文章で書き出してみる。
「〇〇について、××という視点で考えるのが好き」といった形で言語化する。この作業が、後のテーマ選びの土台になる。
研究室・ゼミの下調べ
希望する研究室・ゼミの過去の卒論テーマを確認する。
大学の図書館やオンラインの卒論リポジトリで、過去の卒論を数本読んでみる。この作業だけで、「どんなテーマなら卒論として成立するか」の感覚が掴める。
先輩の話を聞く
研究室・ゼミの先輩に、卒論のリアルな体験談を聞く。
「テーマはどう決めた?」「先生とはどう関わった?」「就活とどう両立させた?」といった具体的な質問をすると、指導教員の癖や研究室の空気感が見えてくる。この情報は5月以降の動き方に直接活かせる。
それでも間に合わない・不安な場合の選択肢
結論:5月開始でも不安が残る場合の選択肢は「指導教員との相談頻度を上げる」「文献レビュー中心にピボット」「参考資料としての外部活用」の3つに整理できる。
5月開始でも、10ヶ月後に間に合わなくなる可能性はゼロではない。就活が長引く、テーマが決まらない、実験が思うように進まないといった要因で、進捗が止まる場面が出てくる。
第一選択:指導教員との相談頻度を上げる
進捗が止まったと感じたら、まず指導教員との相談頻度を上げる。
月1回だった相談を隔週、隔週を毎週に切り替える。教員側は「進捗が悪いこと」自体を責めるより、「相談してこないこと」を問題視する傾向がある。
第二選択:文献レビュー中心にピボット
実験や独自調査が進まない場合、文献レビュー中心の卒論に方向転換する選択肢もある。
「先行研究のサーベイと比較検討」という形式でも、十分に卒論として成立する分野は多い。教員と相談の上で早めに切り替えれば、間に合わせられる可能性が高まる。
第三選択:参考資料としての外部活用
時間的にどうしても間に合わない状況になった場合、外部業者の作成した文章を参考資料として活用する選択肢もある。
ただし、この選択肢は「そのまま提出」を意味しない。外部で作成された文章を参考にしながら、自分の言葉と自分の考察で書き直すという使い方が現実的である。レポートビズのような、卒論の参考資料作成を請け負う業者を活用する場合も、参考資料として位置づけることが重要となる。
この選択肢の詳細については、レポート代行の全体像や、卒論代行がバレる仕組みもあわせて参照してほしい。
卒論5月開始に関するよくある質問(FAQ)
5月から卒論を始める学生から寄せられる質問を、7つに整理した。
Q1. 5月から始めるのは早すぎませんか?
早すぎることはなく、むしろ理想的なタイミングである。
10ヶ月の準備期間を確保できるため、余裕を持って進められる。ただし、5月から週20時間確保する必要はない。5月〜7月は少ない時間で「型」を作り、8月以降に本格化する設計が現実的である。
上位記事の多くは「4月から始めるべき」と書いているが、実際には5月開始でも十分に理想の範囲に収まる。むしろ、就活のピーク期を意識した現実的なスケジュール設計ができる分、5月開始は「使える理想スタート」といえる。
Q2. 就活と卒論、どちらを優先すべきですか?
5月〜6月の就活ピーク期は、就活を優先すべきである。
この時期に卒論に時間を使いすぎて内定を逃すと、精神的な負担が大きい。卒論は「テーマの下調べ」と「指導教員との接点維持」に留めておき、内定確定後に本格化する二段構えが有効である。
Q3. テーマが全く思いつきません
5月時点でテーマが未定でも問題ない。7月末まで検討期間がある。
ゼミの発表を聞く、指導教員の研究テーマを調べる、過去の卒論を読むといった行動を通じて、興味のある分野を絞り込んでいく。「決まらないから何もしない」ではなく、「決めるための行動」を積み重ねる時期と捉えたい。
Q4. 5月に何時間くらい卒論に使うべきですか?
目安は週3〜5時間、5月全体で15〜20時間である。
この時期に時間を使いすぎる必要はない。ただし、「週に1回は必ず卒論のことを考える」という習慣を作ることが重要である。時間の長さより継続性を重視したい。
Q5. 指導教員に何を相談すればいいですか?
「興味のあるテーマ候補」「その分野の先行研究」「今後のスケジュール」の3点を軸に相談するとよい。
相談内容が漠然としていると、教員の側も具体的なアドバイスを返しにくい。事前に「何を相談したいか」を1行でまとめてから相談に臨むと、時間を有効に使える。
Q6. 5月の時点で内定が出ていません。焦るべきですか?
就活を優先しつつ、卒論はテーマの下調べに絞る形で並行させるとよい。
5月時点で内定がなくても、7月〜8月に決まるケースは珍しくない。卒論の本格化は内定確定後で問題ない。焦って卒論に時間を割いた結果、就活に失敗する方が長期的なリスクが大きい。
Q7. 5月開始で失敗する人の共通点は?
「時間があると思って動き出しが鈍る」「就活に埋没して指導教員との接点が切れる」の2つが最も多い。
回避法は、週次ルーチンを死守することと、就活期間中も月1回は教員と接点を持つことである。時間の余裕が油断を生まないよう、意識的に型を維持することが重要となる。
まとめ|卒論5月開始は理想的。ただし「型」を作れるかが分かれ目
卒論を5月から始めることは、理想的なタイミングである。翌年1月または2月の提出まで9〜10ヶ月あるため、余裕を持って進められる範囲である。
ただし、5月開始の余裕が油断を生み、6月〜7月に進捗ゼロになるケースも多い。本記事で提示した週次ルーチンと就活両立の実践術に沿って、10ヶ月を計画的に使えば、余裕を持って卒論を仕上げることは十分可能である。
- 5月最大の優先タスクは、指導教員との関係構築である
- テーマは5月に絞り込み、7月末までに確定させる
- 先行研究の入門は5月中に3〜5本、本格読み込みは7月以降
- 就活と卒論の配分は5月:8対2、内定後に切り替える
- 週次ルーチンを設計し、10ヶ月継続することが早期スタートの価値
- 失敗の典型5パターン(中だるみ・完璧主義・就活埋没・教員任せ・独走)を意識的に避ける
- 3年生のうちに興味分野の言語化と研究室の下調べをしておくと5月が楽になる
- 進捗が止まったら、隠さず指導教員に相談する
より詳細な情報は、卒論を8月から始める場合の圧縮スケジュール、レポートが間に合わない場合の対処法、レポート作成が苦手な人の克服法、卒論代行がバレる仕組み、AIによる卒論作成の実情もあわせて参照してほしい。
5月開始で卒論に不安を感じる場合、参考資料としての外部活用も現実的な選択肢となる。レポートビズのような、卒論の参考資料作成を請け負う業者に相談してみるのも1つの選択肢である。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは現状の相談から始めるのが安全な道となる。
ただし、外部の作成物をそのまま提出することは大学の学則違反となる場合が多い。あくまで参考資料として活用し、最終的な卒論は自分の言葉と自分の考察で仕上げるという使い方が、長期的にも安全で誠実な選択となる。5月開始の学生は特に、時間の余裕を活かして自分で書き切る道が現実的に選べる立場にある。
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