卒論 残り5日で書き上げる緊急対応と現実的な選択肢

最終更新日:2026年8月10日

この記事でわかること

  • 卒論を残り5日で書き上げることが本当に可能かの現実的な結論
  • 5日で成立する卒論と絶対に書けない卒論の判定基準5項目
  • 1日目から5日目までの時間別ロードマップ
  • 文字数稼ぎで絶対に避けるべきNG手法3選(剽窃ライン)
  • 提出後の口頭試問・単位判定のリスクと備え方
  • 期限延長・卒業延期など「5日で書かない」選択肢
  • 間に合わないと判断したときの現実的な対処法

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、提出直前(残り1週間以内)の緊急相談データをもとに、5日間で提出まで到達するための現実的な進め方と、書き切れない場合の代替選択肢を体系的に整理している。

「卒論 5日」——このキーワードで検索する人は、卒論提出まで残り5日という切羽詰まった状況にある。何も書けていない、あるいは書き始めたが全く進んでいない、そういう学生が最後の望みで検索している。焦り、不安、パニック——その状態で情報を探しているはずである。

まず率直に伝えたい。5日という期間は、卒論を書き上げるには極めて厳しい。それでも、条件が整えば提出まで到達することは不可能ではない。編集部の相談データ上でも、残り1週間以内で駆け込みの相談を寄せる学生は毎年一定数存在し、そのうちの一部は提出に間に合わせている。ただし、その裏には「テーマの大幅な絞り込み」「執筆速度の限界突破」「健康を犠牲にした集中」といった代償が伴う。

この記事では、残り5日で提出まで到達するための日別ロードマップ、5日で書ける卒論と書けない卒論の判定、文字数稼ぎで絶対に避けるべきNG手法、そして「5日で書かない」という選択肢まで、業界内部の視点で公平に整理する。5日で書くことを煽る記事にはしない。書ける場合の現実的な進め方と、書けない場合の代替案を並列に提示するのが、この記事の役割である。

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卒論を残り5日で書き上げることは可能か?

結論:5日での完成は、テーマの性質と現状の準備状況によっては可能である。ただし多くの場合、5日は「書き上げるための期間」ではなく「単位を取るための最低ラインを目指す期間」となる。

まず前提を整理する。5日という期間を時間換算すると、睡眠と最低限の食事・休憩を除いても、実働できるのは1日10〜14時間、5日で50〜70時間程度である。この時間で、テーマ確定・先行研究レビュー・執筆・推敲・体裁調整・提出まで全て完了させる必要がある。

4月開始者が10ヶ月かけて行う工程を、5日に圧縮するという意味である。物理的に不可能な圧縮率ではないが、その代わりに削られるものは多い。先行研究の網羅性、論理の緻密性、推敲の丁寧さ——これらは全て犠牲になる。目指すべきは「学問的に優れた卒論」ではなく「単位を取るための合格ラインを満たす卒論」となる。

5日で完成できるケース

以下の条件を満たす場合、5日での完成可能性は高まる。

編集部が対応してきた駆け込み相談のうち、提出まで到達した学生の共通条件は以下のとおりである。

  • テーマがすでに決まっており、指導教員の合意を得ている
  • 先行研究を数本読んでおり、参考文献の目処が立っている
  • 提出要項の文字数下限が比較的少ない(15,000字以下)
  • 5日間、卒論以外の予定を完全にブロックできる
  • 実験・調査を必要としない文献研究型・二次分析型のテーマである

5日で完成できないケース

以下に該当する場合、5日での完成は極めて困難である。

該当する場合、次項で説明する「5日で書かない選択肢」を優先的に検討すべきである。

  • テーマが決まっていない、または指導教員の合意が得られていない
  • 実験・アンケート・インタビューなどの一次調査が未完了
  • 提出要項の文字数下限が30,000字を超える
  • 他の予定(バイト・就活・体調不良)で5日間を確保できない
  • 先行研究を全く読んでおらず、参考文献の候補もない

「5日で成立するか」を判定する5項目

結論:5日間の作業に入る前に、そもそも5日で成立するテーマかを客観的に判定する必要がある。判定を誤ると、5日間を費やしても提出できずに終わる。

「頑張れば書けるはず」という主観的な判断ではなく、以下の5項目で機械的に判定する。3項目以上で「NG」が付く場合、5日で完成させる方針そのものを再検討する必要がある。

判定1:テーマは確定しているか

テーマが未確定の場合、5日で完成する可能性は極めて低い。

テーマ確定には、通常でも数週間から数ヶ月を要する。5日開始時点でテーマが決まっていないなら、まず教員に緊急面談を申し込み、「5日で書ける最小テーマ」を相談することから始める。教員が捕まらない場合、既に授業で書いた大きめのレポートをベースに、卒論として拡張する方針も検討する。

判定2:参考文献の候補は揃っているか

先行研究を1本も読んでいない状態は、5日には厳しい。

5日で先行研究を10本読み、内容を理解し、引用まで組み込むのは時間的に厳しい。既に何本かの先行研究を読んでいて、参考文献の骨格が頭に入っている状態がスタートラインである。0本の状態の場合、1日目は文献収集と精読だけで消える。

判定3:一次調査(実験・アンケート)は不要か

実験・アンケート・インタビュー等の一次調査が未完了の場合、5日では絶対に間に合わない。

調査には物理的な時間が必要であり、5日には収まらない。この場合、テーマ変更(既存データの二次分析型・文献研究型への切り替え)を教員と即座に相談する必要がある。教員の許可を得られなければ、提出そのものを見送る判断も視野に入る。

判定4:提出要項の文字数は現実的か

提出要項の文字数下限を確認し、5日で書ける範囲かを判定する。

1日あたり執筆時間を最大10時間確保し、集中した状態で1時間500〜800字を書けたとしても、5日で書ける現実的な限界は15,000〜20,000字である。それを超える文字数を要求される場合、質を大幅に犠牲にする必要がある。文字数の考え方はレポート・卒論の書き方完全ガイドにも整理している。

判定5:5日間を完全に確保できるか

5日間、他の予定を全て排除できるかが最後の判定項目となる。

バイトのシフト、他の授業の課題、体調不良、家族の予定——これらが5日間の中にある場合、実働時間はさらに短くなる。5日開始時点で、全ての予定をキャンセルする覚悟を持てるかを自問する。ここで「難しい」と感じるなら、5日で書くという方針そのものを再検討すべきである。

5日間の日別ロードマップ

結論:5日で完成させる場合、各日の役割を明確に分け、前日の遅れを翌日で取り戻さない意識が必要である。

ここでは、テーマがある程度決まっている前提での5日間ロードマップを提示する。目標文字数は15,000字を想定し、これより多い場合は各日の執筆時間を増やす前提で読み替えてほしい。

1日目:テーマ確定・構成・執筆準備(10〜12時間)

1日目は執筆に手を出さず、テーマ確定・構成・素材集めに全力を注ぐ。

1日目に執筆を始めると、後で全て書き直しになる可能性が高い。以下の作業を順番に進める。

  • 午前:提出要項の再確認、テーマの最終確定、指導教員へのメール送信
  • 昼:先行研究の追加収集(CiNii、Google Scholar、J-STAGE)
  • 午後:先行研究5〜10本の要旨・結論の読み込み
  • 夕方:目次の作成(序論・本論3章・結論の構成を1枚に整理)
  • 夜:各章に何を書くかを箇条書きで具体化

2日目:序論と本論第1章の執筆(12〜14時間)

2日目から本格的な執筆に入る。序論と本論第1章を書き上げる。

この段階での目標は、総文字数の30〜35%(5,000字前後)まで進めること。序論は最終版ではなく仮版でよい。本論第1章は「対象の背景・定義・現状整理」にあたる章であり、先行研究の内容から構成できる。

  • 午前:序論の執筆(1,500字前後)
  • 昼〜午後:本論第1章の執筆(3,000〜4,000字)
  • 夕方〜夜:参考文献リストの初期整理と、本文中の引用箇所の記録

3日目:本論の中核章を執筆(12〜14時間)

3日目は本論の中核となる分析・考察の章を集中的に書く。

この日が5日間で最も執筆密度が高くなる。本論第2章・第3章を書き上げ、総文字数を70〜80%(11,000字前後)まで到達させる。細部の完成度より「最後まで書き切る」ことを優先する。

  • 午前:本論第2章の執筆(3,000〜4,000字)
  • 午後:本論第3章の執筆(3,000〜4,000字)
  • 夕方〜夜:全体を通読し、論理の飛躍がないかを確認

4日目:結論・序論書き直し・参考文献(10〜12時間)

4日目は結論を書き、序論を最終版に書き直し、参考文献リストを完成させる。

本論の全体像が固まった状態で、序論を書き直す。2日目に書いた仮の序論は、本論の内容と整合するように調整する。結論は本論の内容を要約し、リサーチクエスチョンへの答えを明示する形で書く。

  • 午前:結論の執筆(1,500〜2,000字)
  • 昼:序論の書き直し(2日目版から最終版へ)
  • 午後:参考文献リストの完成(書式を統一)
  • 夕方〜夜:全体を通読し、章立ての矛盾を修正

5日目:推敲・体裁・印刷・提出(8〜10時間)

5日目は推敲、体裁確認、印刷、提出手続きに専念する。

この日は執筆ではなく、提出可能な状態に仕上げることが目的である。誤字脱字、参考文献の書式、ページ番号、表紙——最後の細部を確認する。提出時間に余裕を持ち、印刷トラブルや提出方法の確認に時間を割く。

  • 午前:全体の推敲(誤字脱字、文体の統一)
  • 昼:参考文献リストと本文の引用が一致しているかの最終確認
  • 午後:表紙・目次・ページ番号の確認、印刷
  • 夕方:提出

5日間の総時間配分の目安

各日の作業時間と目標を早見表で整理する。

この配分に沿って動くと、5日目の午後には提出可能な状態に到達できる。

作業時間累計文字数の目安主な作業
1日目10〜12時間0字テーマ・構成・準備
2日目12〜14時間5,000字序論・本論第1章
3日目12〜14時間11,000字本論第2〜3章
4日目10〜12時間15,000字結論・序論再修正
5日目8〜10時間15,000字推敲・提出

5日で書ける卒論と書けない卒論

結論:5日で書けるのは「文献研究型」「二次分析型」「事例分析型」のテーマである。逆に「実験・調査型」「未開拓分野型」は5日では成立しない。

5日で書けるかどうかは、努力量ではなくテーマの性質で決まる。ここでは、テーマ型別に成立可能性を整理する。

5日で書けるテーマ型

以下のテーマ型は、5日でも成立する可能性がある。

これらは「既存の材料を組み合わせて論を構築する」性質のテーマで、新規データ収集を必要としない。

  • 文献研究型:既存の文献を比較・整理して論を構築する
  • 二次分析型:公開データや先行研究のデータを再解釈する
  • 事例分析型:公表されている事例(判例・企業事例など)を分析する
  • 理論考察型:既存の理論を組み合わせて特定の問題に適用する
  • 比較研究型:2〜3の対象を既存資料で比較する

5日では書けないテーマ型

以下のテーマ型は、5日で完成させることは事実上不可能である。

これらのテーマで残り5日を迎えた場合、テーマ変更を指導教員に相談することが唯一の道となる。

  • 実験型:実験・観察・測定を必要とする(物理的時間が必要)
  • アンケート調査型:大規模なアンケート設計・回収・分析が必要
  • インタビュー調査型:複数対象者へのインタビュー実施が必要
  • フィールドワーク型:現地訪問・観察を伴う
  • 未開拓分野型:先行研究がほぼ存在しない領域

テーマ変更が必要な場合の相談方法

「5日では書けないテーマ」に該当する場合、指導教員への相談は即日行う。

メール1本ではなく、可能なら直接面談を申し込む。伝えるべき内容は3つに絞る。1つ目は現状の進捗、2つ目は5日では現テーマで書けないという判断、3つ目はテーマ変更または期限延長の相談である。教員は毎年、提出直前で苦しむ学生を見てきており、率直に相談した学生に対して現実的な提案をしてくれることが多い。

文字数稼ぎで絶対に避けるべきNG手法3選

結論:5日で書き上げようとする学生が陥りやすいNG手法を、明確に整理する。これらに手を出すと、提出できても単位を落とすリスクが跳ね上がる。

時間がない中で「なんとか文字数を稼ごう」と考えるのは自然な反応である。しかし、文字数稼ぎには「やってもよい方法」と「絶対にやってはいけない方法」がある。後者に手を出すと、単位を落とすだけでなく、剽窃と判定されて卒業そのものが危うくなる。

NG手法1:先行研究のコピー&ペースト

他者の論文・書籍の文章をそのままコピーして貼り付けるのは、剽窃(盗用)にあたる。

多くの大学では剽窃検知ツールを導入しており、コピー箇所は高い確率で発見される。剽窃と判定されると、単位不可(=卒業不可)だけでなく、懲戒処分の対象になる大学もある。時間がなくても、他者の文章は必ず「自分の言葉で言い換える」か「引用符付きで正確に引用する」ことを守ってほしい。

NG手法2:AIツールで丸ごと生成した文章の使用

ChatGPT等の生成AIで丸ごと書かせた文章をそのまま提出するのも、多くの大学で規則違反となる。

近年は多くの大学がAI検知ツールを導入しており、生成AIの文章特有の言い回しは検知される。また、生成AIは架空の参考文献を作り出すことがあり(いわゆるハルシネーション)、その参考文献を引用したまま提出すると、後で発覚した際の処分が重くなる。参考程度に使うのは各大学のルール次第だが、丸ごと生成の提出は避けるべきである。

NG手法3:過去の他学生の卒論の流用

先輩や友人の卒論を流用するのは、明確な剽窃である。

過去の卒論は大学のリポジトリや研究室に保管されており、担当教員は自分が過去に指導した論文の内容を覚えている。「先輩の卒論に似ている」と気づかれるケースは実際にある。流用は絶対に避けるべきであり、参考にする場合でも「構成の型を学ぶ」程度に留める。

やってもよい文字数の増やし方

一方で、正当に文字数を増やす方法は複数ある。

以下の方法は、論文としての質を落とさずに文字数を確保できる正攻法である。

  • 先行研究の内容を自分の言葉で要約し、引用元を明記して記述する
  • 用語の定義を丁寧に書く(専門用語の説明はこちらの記事を参照)
  • 各章の冒頭に「本章の目的」、末尾に「本章のまとめ」を追加する
  • 図表を挿入し、その説明文を本文に加える
  • 結論の後に「今後の課題」「本研究の限界」を追加する

提出後のリスクと口頭試問対応

結論:5日で書き上げた卒論は、提出後の口頭試問や単位判定でリスクが高まる。事前にリスクを認識し、備えておく必要がある。

「提出できれば終わり」ではない。多くの大学では提出後に口頭試問(発表会・審査会)があり、そこで内容を掘り下げられる。5日で書いた卒論は、内容の理解が浅くなりがちで、口頭試問で答えられずに評価が下がるリスクがある。

口頭試問で問われること

口頭試問では、卒論の内容全般について質問される。

典型的な質問は以下のようなものである。5日で書いた場合も、これらに答えられる程度の理解は最低限確保しておく必要がある。

  • 本研究のリサーチクエスチョンは何か
  • 先行研究と本研究の違いは何か
  • 結論の根拠となる論理は何か
  • 本研究の限界と今後の課題は何か
  • 引用している文献の内容を要約せよ

口頭試問の準備

5日で書き上げた場合でも、口頭試問前に最低半日は準備時間を確保する。

提出後に燃え尽きて何も準備しないのは危険である。自分が書いた内容を通読し、「なぜこう書いたのか」を1文で説明できる状態にしておく。特に引用した先行研究については、著者名・要旨・自分の論との関係を答えられるようにする。

単位判定のリスク

5日で書いた卒論は、単位判定で不可になるリスクが通常より高い。

提出できても、内容の薄さや論理の飛躍を理由に不可判定になる可能性はある。不可判定になると、多くの大学では次年度の再提出(=卒業延期)となる。提出した時点で油断せず、口頭試問までは真剣に取り組む姿勢が求められる。

「5日で書かない」選択肢

結論:5日で書くことにこだわらず、期限延長や卒業延期を含めて選択肢を検討すべきである。5日で書き切って単位不可になるより、期限延長で確実に完成させる方が結果的に有利な場合が多い。

「絶対に5日で書き上げる」という思考は、視野を狭くする。5日という制約の中で選択肢を再度広げ、最も良い着地点を選び取ることが、この段階での最も重要な判断となる。

選択肢1:期限延長の申請

大学によっては、正当な理由があれば提出期限の延長が認められる場合がある。

体調不良、家庭の事情、教員の指導遅延などが理由として認められることがある。ただし大学・学部によって扱いが異なり、認められない大学も多い。判定はできるだけ早く行い、認められる可能性があるなら即座に申請する。

選択肢2:卒業延期

次年度提出=卒業延期という選択肢もある。

就職先の内定を保持したまま卒業延期を認めてくれる企業もあれば、内定取り消しになる企業もある。判断は個別事情に大きく依存するため、キャリアセンターや就職先の担当者と早めに相談する。ただし、卒業延期は9月卒業や翌年3月卒業となり、追加の学費が発生する点は考慮に入れる必要がある。

選択肢3:テーマの大幅縮小

指導教員に相談し、テーマを大幅に縮小する選択肢もある。

「〇〇の全体を扱う」から「〇〇の特定の1側面のみを扱う」への縮小により、書くべき量を大幅に減らせる。教員が事情を理解している場合、この縮小を認めてもらえるケースがある。5日で書ける範囲まで縮小できれば、単位取得の可能性が高まる。

選択肢4:参考資料の活用

執筆の型や参考資料として、外部サービスの成果物を活用する方法もある。

これは「そのまま提出する」ということではなく、自分が書きあぐねている章の構成例、書き出しの型、論述の展開パターンなどを、参考資料として活用するという意味である。時間がない中で「型を模倣する」ことで執筆速度を上げる用途である。5日開始時点で「文章の型が分からず筆が進まない」状態にある学生には、この使い方が突破口になる場合がある。

選択肢の1つとしてのレポートビズ

結論:5日で書きあぐねている学生には、参考資料としてのレポートビズも選択肢の1つとなる。ただし、そのまま提出は推奨されない。

レポートビズは2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成依頼に対応してきた法人型サービスである。特に提出直前(残り1週間以内)の駆け込み相談は毎年多く寄せられており、以下のような使い方をしている学生が多い。

参考資料としての活用法

「そのまま提出する」のではなく、自分の執筆を進めるための参考資料として活用する使い方が推奨される。

具体的には、自分と近いテーマの卒論構成例を見て自分の目次を組み直したり、序論・結論の書き方の型を参考にしたり、章と章のつなぎ方の実例として活用するといった形である。累計6,000件超の実績データから、自分と近い状況の完成例を参考にできる。

駆け込み相談の対応可否

提出直前の駆け込み相談は、対応できる範囲が通常より限定的になる。

5日という期間は、外部サービスにとっても厳しい。テーマの複雑さや文字数によっては、対応不可となる場合もある。まずは公式LINEから匿名で相談し、現状で対応可能かを確認する流れが自然である。相談段階での料金は発生せず、依頼するかどうかも自由に判断できる。

誠実な位置づけ

本記事で繰り返してきたとおり、卒論は自分で書き上げてこそ意味がある。

参考資料はあくまで「型を学ぶための素材」として活用してほしい。そのまま提出することは、剽窃と同等のリスクを負うことになる。5日という切迫した状況でも、この誠実性の原則は変わらない。

卒論を残り5日で書く人のよくある質問(FAQ)

5日での卒論作成に関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。

Q1. 本当に5日で書き上げられますか?

テーマの性質と準備状況次第で、条件付きで可能である。

テーマが確定していて、文献研究型・二次分析型のテーマであり、文字数が15,000〜20,000字程度で、5日間他の予定を排除できる場合、提出まで到達する可能性はある。ただし完成度は低くなり、単位判定リスクは通常より高い。

Q2. 睡眠時間はどれくらい削っていいですか?

睡眠時間は最低4〜5時間は確保すべきである。

徹夜や極端な睡眠不足は、執筆効率を著しく落とし、ミスも増える。「時間を惜しんで徹夜する」より「4〜5時間寝て集中力を保つ」方が、5日全体での成果は上がる。また、5日目に体調を崩すと提出そのものができなくなるため、健康維持の視点は最後まで持ち続ける必要がある。

Q3. テーマが決まっていません。今からでも間に合いますか?

厳しいが、即座に教員に緊急面談を申し込む必要がある。

テーマ確定を1日目に終わらせないと、2日目以降のスケジュールが全て崩れる。教員に連絡が取れない場合、これまで受けた授業で書いた大きめのレポートをベースに、卒論として拡張する方針も検討する。それも難しい場合、期限延長の申請を優先すべきである。

Q4. 参考文献が全然揃っていません

1日目の午前中に、CiNiiやGoogle Scholarで先行研究を10本以上収集する。

全部を精読する必要はなく、要旨と結論を読んで内容を把握する。5日間で読み込める先行研究は10本前後が限界であり、それ以上を扱おうとすると執筆時間を圧迫する。参考文献の書式は参考文献の書き方を参考にしてほしい。

Q5. 単位を落とすと卒業できないのが怖いです

5日で無理して書いて不可判定になるより、期限延長や卒業延期を早めに検討する方が有利な場合がある。

単位不可判定は、多くの大学で次年度再提出(=卒業延期)となる。それなら、事前に期限延長を申請するか、次年度提出を最初から前提にする方が、精神的にも実務的にも余裕を持って完成できる。就職先には早めに相談することを強く推奨する。

Q6. 5日で書けなかった場合、どうすればいいですか?

提出直前に完成しないと判明した場合、まず指導教員に連絡することを最優先する。

連絡なしに提出しない・遅れて提出するのが最悪の対応である。教員に事情を伝え、期限延長や部分提出、次年度提出などの選択肢を相談する。レポートを遅れて提出する場合の対応の考え方も参考になる。

Q7. 提出後の口頭試問が不安です

提出後に半日以上、内容の復習と想定質問への回答準備の時間を確保する。

自分の卒論を通読し、「リサーチクエスチョンは何か」「なぜこの結論に至ったか」「限界と今後の課題は何か」を口頭で説明できる状態にしておく。5日で書いたことは自分にしか分からないため、堂々と発表する姿勢を保つことも重要である。

まとめ|卒論5日での判断と行動指針

卒論を残り5日で書き上げることは、条件が整えば可能である。しかしそれは、テーマが確定していて、文献研究型・二次分析型のテーマで、5日間他の予定を排除できる場合に限られる。実験・調査を伴うテーマ、テーマ未確定の状態、30,000字を超える文字数要求——これらの条件下では、5日での完成は事実上不可能である。

本記事の要点を再掲する。

  • 5日での完成は「単位取得の最低ラインを目指す期間」と割り切る
  • 作業開始前に、5項目の判定でそもそも成立するかを確認する
  • 1日目は執筆に手を出さず、テーマ確定・構成・準備に全力を注ぐ
  • 2日目〜4日目に本文を書き上げ、5日目は推敲と提出に専念する
  • 剽窃・AI丸ごと生成・過去卒論の流用は絶対に避ける
  • 正当な文字数の増やし方(要約・定義・図表説明など)を活用する
  • 提出後の口頭試問に備え、内容の理解を維持する
  • 「5日で書かない選択肢」(期限延長・卒業延期・テーマ縮小)も並行検討する
  • 1人で抱え込まず、教員に早めに現状を伝える

より詳細な情報は、卒論を7月から始める場合の逆算スケジュール卒論を4ヶ月で書き上げる週別ロードマップレポート・卒論の書き方完全ガイド参考文献の書き方大学レポートの書き方レポート例文集問いの立て方専門用語の説明実験レポート 結果の書き方実験レポート 材料の書き方実験レポート 理論の書き方レポート 付録の書き方レポートが間に合わないときの対処法レポートを遅れて提出する場合の対応もあわせて参照してほしい。

5日で書き切ることに困難を感じる場合、レポートビズのような、累計6,000件超の実績を持つ業者の参考資料を活用するのも選択肢の1つである。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは自分の状況を相談してみるところから始めるのが安全な道となる。ただし本記事で繰り返してきたとおり、卒論は自分で書き上げてこそ意味がある。参考資料はあくまで「型を学ぶための素材」として活用してほしい。そして、5日で無理をして単位を落とすくらいなら、期限延長や卒業延期という選択肢も、決して恥ずかしいものではない。今この瞬間、最も冷静な判断を選び取ってほしい。

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