日本史の卒論の書き方|史料の使い方と8ステップ

最終更新日:2026年8月2日

この記事でわかること

  • 日本史卒論の全体像(史料研究の実務+8ステップの体系的整理)
  • 一次史料と二次史料の使い分けマトリクス(業界初)
  • 日本史卒論の8ステップ(テーマ選定から提出まで)
  • 史料批判の3つの方法(業界初、外的批判/内的批判/相互比較)
  • 時代区分別のテーマ選定ガイド(古代/中世/近世/近代/現代)
  • 図書館・史料館・オンライン史料DBの活用方法+註釈形式(SIST 02準拠)
  • 教員視点で見る日本史卒論の評価軸、NG5選+Before/After実例5選

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、実際の相談現場で頻繁に受ける「日本史の卒論って何をすればいい?」「史料をどう扱えばいい?」という切実な質問を踏まえ、日本史卒論の書き方を体系的に整理している。

「卒論 日本史」——このKWを検索する人は、日本史の卒論の書き方、史料の扱い、テーマ選定、註釈形式の実務が分からず不安な状況にある。他分野の卒論記事では対応できない、日本史ならではの実務が数多く存在する。この記事では、一次史料と二次史料の使い分け+8ステップ+史料批判+時代区分別テーマ+註釈形式の総合ガイドを提示する。

結論から言えば、日本史の卒論は、一次史料を核とした実証主義的アプローチで書く。8ステップ(テーマ選定→研究史整理→史料調査→史料批判→問い設定→史料分析→執筆→推敲・提出)で進める。史料批判の3つの方法(外的批判/内的批判/相互比較)を駆使し、註釈形式はSIST 02または大学規程に準拠する。時代区分(古代/中世/近世/近代/現代)によってテーマ選定・史料の種類が大きく異なる

この記事では、日本史卒論の全体像、一次史料と二次史料の使い分け、8ステップ、史料批判、時代区分別テーマ、図書館・史料館活用、註釈形式、教員視点、NG5選、Before/After実例まで、累計6,000件超のレポート・卒論添削実績を持つ編集部の視点で整理する。文系卒論の書き方全般は文系卒論の書き方、進め方は文系卒論の進め方を参照してほしい。

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日本史卒論とは?結論と全体像

結論:日本史卒論の全体像は、①一次史料を核とした実証主義的アプローチ、②8ステップで進める、③史料批判の3方法を駆使する、④時代区分でテーマ選定・史料が異なる、⑤註釈形式(SIST 02等)に準拠する、である。他分野の卒論とは異なる、日本史ならではの実務が数多く存在する。

日本史卒論の特徴|史料が主役

日本史卒論の最大の特徴は、史料が主役であることである。「史料に語らせる」姿勢が実証主義的日本史研究の基本となる

推測や主観的解釈ではなく、史料に基づく実証が求められる。この点が心理学等の実験科学系と決定的に異なる。「事実は史料から」という原則を徹底する姿勢が実務的である。

日本史卒論の分量|2〜3万字が一般的

日本史卒論の分量は、2〜3万字が一般的である。文系の平均的な水準となる。史料引用と註釈で分量が膨らむ傾向がある

詳細は卒論の文字数の平均を参照してほしい。註釈だけで数千字になることもある。史料の翻刻・引用の質と量が卒論の実質を決定する。

一次史料と二次史料の使い分け(業界初)

結論:日本史卒論では、①一次史料(古文書・古記録・遺物等、事件と同時代の史料)を核とし、②二次史料(後世の編纂物・研究書)を補助的に使う。使い分けマトリクスで判断する。一次史料の丁寧な読解が卒論の価値を決定する。

種類具体例役割
一次史料古文書・古記録・日記・書状・碑文実証の核
準一次史料編年史(『日本書紀』『吾妻鏡』等)補助的実証
二次史料後世の編纂物・研究書・論文研究史整理

一次史料|事件と同時代の史料

一次史料は事件と同時代に作成された史料である。古文書・古記録・日記・書状・碑文・出土遺物等が該当する。日本史卒論の実証の核となる

一次史料の丁寧な読解が卒論の学術的価値を決定する。3〜10点の一次史料を核とする姿勢が実務的である。刊本史料集の活用で、原本にアクセスできない史料も引用できる。

準一次史料|編年史

準一次史料は事件からある程度時代が離れた編年史である。『日本書紀』『続日本紀』『吾妻鏡』『徳川実紀』等が該当する

準一次史料は一次史料の欠如を補うが、編纂者の意図が入る点に注意が必要である。史料批判が実務的である。特に古代史では準一次史料が主要な史料となるため、批判的読解の技術が問われる。

二次史料|研究書・論文

二次史料は後世の研究者による編纂物・研究書・論文である。研究史の整理に用いる。ただし卒論の実証の核にはならない

二次史料からの引用に偏ると、卒論の学術性が損なわれる。一次史料と二次史料のバランスが重要である。研究書は先行研究の系譜を辿る手がかりとして活用する姿勢が実務的である。

日本史卒論の8ステップ

結論:日本史卒論の8ステップは、①テーマ選定、②研究史整理、③史料調査、④史料批判、⑤問い設定、⑥史料分析、⑦執筆、⑧推敲・提出、である。他分野と異なり、史料調査と史料批判が独立したステップとして必須である。

ステップ1〜2:テーマ選定+研究史整理

ステップ1で時代・地域・主題を絞ったテーマを選定し、ステップ2で研究史(先行研究の系譜)を整理する。日本史は研究史の把握が卒論の学術性を担保する

『史学雑誌』の「回顧と展望」が研究動向把握の実務的な情報源となる。関連論文20〜40本の網羅的な整理が学術対話への参加条件となる。

ステップ3:史料調査

ステップ3で関連する一次史料を調査する。史料の所在(所蔵機関)・翻刻状況・研究状況を確認する

刊本史料集(『大日本古文書』『大日本史料』『史料集成』等)・オンライン史料DBの活用が実務的である。所蔵機関への訪問前予約と目録確認も欠かせない。

ステップ4:史料批判

ステップ4で史料の信憑性を批判的に検討する。外的批判(史料の真偽・成立時期)、内的批判(記述の信頼性)、相互比較(複数史料の照合)を行う

史料批判は日本史研究の生命線である。批判なしの引用は学術性を欠く。史料批判の技法は研究入門書や指導教官からの指導で身につけていく。

ステップ5〜6:問い設定+史料分析

ステップ5で史料から導ける問いを設定し、ステップ6で史料を分析する。史料に問いを投げかける姿勢が実務的である

詳細は問いの立て方を参照してほしい。史料から答えられる具体的な問いに絞る。抽象的すぎる問いは史料研究の卒論には不向きである。

ステップ7〜8:執筆+推敲・提出

ステップ7で本文を執筆し、ステップ8で推敲して提出する。註釈形式(SIST 02等)への準拠が学術性の基盤となる

詳細は卒論の期限はいつまで?を参照してほしい。締切2週間前の完成が推敲時間の確保に必須である。註釈の整合性確認も推敲段階の重要作業である。

史料批判の3つの方法(業界初の詳細解説)

結論:史料批判の3つの方法は、①外的批判(史料の真偽・成立時期・伝来経路の検討)、②内的批判(記述内容の信頼性・偏向性・目的の検討)、③相互比較(複数史料の照合・矛盾の検討)、である。この3方法を組み合わせることで、史料から歴史的事実を抽出できる。

外的批判|史料の真偽・成立時期

外的批判は史料そのものの真偽・成立時期・伝来経路を検討する方法である。「この史料は本物か?いつ書かれたか?」を問う

偽文書・改竄・後世の写本等の可能性を検討する。書誌学的知識が求められる。写本の系統・原本と写本の異同・成立年代の判定が実務的な作業となる。

内的批判|記述の信頼性

内的批判は史料の記述内容の信頼性・偏向性・執筆目的を検討する方法である。「筆者は何を伝えたかったか?偏向はないか?」を問う

編纂物には編纂者の意図が入る。日記には筆者の主観が入る。この点を踏まえた読解が実務的である。「なぜこの記述がここにあるのか」を常に問う姿勢が求められる。

相互比較|複数史料の照合

相互比較は複数の史料を照合し、矛盾・一致を検討する方法である。「A史料とB史料で記述が異なる場合、どう解釈するか?」を問う

複数史料の相互比較が、より確からしい歴史像を導く。1史料に依存した実証は学術性を欠く。異なる立場の史料を照合することで、事件の多面的な理解が可能となる。

時代区分別のテーマ選定ガイド

結論:日本史の時代区分別のテーマ選定は、①古代(奈良〜平安、『日本書紀』『続日本紀』等の編年史+木簡)、②中世(鎌倉〜戦国、古文書+日記+軍記物)、③近世(江戸、豊富な公文書+私文書+日記)、④近代(明治以降、公文書+新聞+個人史料)、⑤現代(戦後、公文書+口述史料+マスメディア)、で史料の種類・量が大きく異なる。時代選択が卒論全体の実務を決定する。

古代|史料希少、精密な読解

古代史は史料が希少なため、少数の史料を精密に読解する姿勢が実務的である。『日本書紀』『続日本紀』等の編年史・木簡・金石文が主な史料となる

漢文の読解力が必須。研究史の蓄積は膨大で、その把握も求められる。近年は木簡・出土遺物の新出史料も多く、最新研究動向のチェックが実務的である。

中世|古文書と軍記物

中世史は古文書(書状・下文・置文等)と軍記物(『平家物語』『太平記』等)が主な史料となる。軍記物は文学作品であり史料批判が特に必要である

『鎌倉遺文』『南北朝遺文』『戦国遺文』等の史料集の活用が実務的である。地方の中世古文書は郷土資料館所蔵のものも多く、地元研究の可能性も広がる。

近世|豊富な公文書+私文書

近世史は豊富な公文書(藩の記録)+私文書(村方文書・商家文書)+日記が主な史料となる。史料量が最も豊富な時代区分となる

くずし字読解力が必須。地方史料の活用が卒論の独自性につながる。史料の多さゆえに、テーマの絞り込みが最も重要な作業となる。

近代・現代|公文書+新聞+口述

近代史は公文書(『太政官日誌』『公文録』等)+新聞+個人史料、現代史は公文書+口述史料+マスメディアが主な史料となる

近現代は史料量が膨大なため、テーマの絞り込みが特に重要となる。国立公文書館デジタルアーカイブ・国会図書館デジタルコレクションの活用が実務的である。特定の事件・人物・政策に絞ることで、卒論として扱える範囲となる。

図書館・史料館の活用+註釈形式(SIST 02)

結論:日本史卒論の実務では、①大学図書館(基本文献・研究書)、②国立国会図書館(あらゆる資料)、③公文書館・史料館(一次史料)、④オンライン史料DB(自宅で入手可能)、を使い分ける。註釈形式はSIST 02または大学規程に準拠する。註釈は史料引用・先行研究引用・補足説明の3種類がある。

大学図書館|基本文献・研究書

大学図書館は基本文献・研究書・史料集の入手先である。所属大学の史学関連書架を熟知する姿勢が実務的である

相互貸借(ILL)を活用すれば、他大学の所蔵資料も入手できる。専門司書のレファレンスサービスも活用価値の高い実務的な選択肢となる。

公文書館・史料館|一次史料

公文書館・史料館は一次史料の宝庫である。国立公文書館・都道府県公文書館・大学附属史料館・郷土資料館等を活用する

訪問前の予約・目録確認が実務的である。閲覧手続きが必要な場合もある。訪問時は撮影・複写の可否を確認し、指定の史料番号で管理する姿勢が実務的である。

オンライン史料DB|自宅で入手可能

オンライン史料DB(国立公文書館デジタルアーカイブ、国会図書館デジタルコレクション、宮内庁書陵部所蔵資料目録・画像公開システム等)が急速に充実している

自宅で一次史料にアクセスできる時代となった。適切な引用形式(URL・アクセス日付)が実務的である。デジタル画像でも、原本の書誌情報(所蔵機関・史料番号)を必ず明記する姿勢が学術的作法である。

註釈形式|SIST 02準拠

註釈形式はSIST 02(科学技術情報流通技術基準)または大学規程に準拠する。史料引用・先行研究引用・補足説明の3種類がある

詳細は参考文献の書き方を参照してほしい。註釈形式の一貫性が学術性の基盤となる。日本史では脚注方式が伝統的、近年は文末註方式も普及している。

教員視点で見る日本史卒論の評価軸

結論:教員視点では、日本史卒論の評価軸は、①一次史料の活用度(核となる史料の質と量)、②史料批判の的確性、③研究史の整理の網羅性、④註釈形式の遵守、⑤史料に基づく実証の一貫性、の5つである。この5軸で総合的に評価される。

評価軸1〜2:一次史料の活用度/史料批判の的確性

一次史料の活用度と史料批判の的確性は、日本史卒論の学術性の基盤となる。二次史料に依存した卒論は評価が低い

3〜10点の一次史料を核として、丁寧な史料批判を行う姿勢が実務的である。史料の質と読解の深さは、教員が最も注視する評価要素となる。

評価軸3〜4:研究史の整理/註釈形式

研究史の整理の網羅性と註釈形式の遵守は、学術的作法の基本である。研究史なしの実証は学術対話に参加できない

『史学雑誌』の「回顧と展望」を出発点として、関連論文20〜40本の把握が実務的である。研究史整理は序論または独立章として明示的に記述する姿勢が実務的である。

評価軸5:史料に基づく実証の一貫性

史料に基づく実証の一貫性が最終的な評価を決定する。推測・主観的解釈が混ざると、学術性が損なわれる

「史料に語らせる」姿勢の徹底が実務的である。史料と論述の対応関係を明確にすることで、教員は各主張の根拠を検証できる。

日本史卒論のNG5選

結論:日本史卒論で避けるべきNG5選は、①一次史料の欠如(二次史料のみで書く)、②史料批判の欠如(史料をそのまま引用)、③研究史の把握不足、④註釈形式の統一欠如、⑤史料の恣意的引用(都合の良い箇所のみ)、である。これらのNGを避けることで、質の高い日本史卒論が実現する。

NG1:一次史料の欠如

一次史料を使わず二次史料(研究書・論文)のみで書くパターン。日本史卒論として学術性を欠く

対策:3〜10点の一次史料を核とする。刊本史料集・オンライン史料DBの活用が実務的である。地元の郷土資料館所蔵史料も独自性の源泉となる。

NG2:史料批判の欠如

史料をそのまま「事実」として引用するパターン。史料の性質・成立事情・偏向を無視した実証は学術性を欠く

対策:外的批判・内的批判・相互比較の3方法を駆使する。史料批判が日本史研究の生命線である。批判の過程も本文中に明示的に記述する姿勢が実務的である。

NG3:研究史の把握不足

研究史(先行研究の系譜)の把握が不足するパターン。既に議論された論点を無自覚に繰り返す

対策:『史学雑誌』「回顧と展望」を出発点に、関連論文20〜40本を網羅的に把握する。先行研究の空白から独自の問いを立てる姿勢が実務的である。

NG4:註釈形式の統一欠如

註釈形式が統一されていないパターン。SIST 02または大学規程への準拠が学術的作法である

対策:提出前に註釈全体を通しで確認し、統一を徹底する。細部の一貫性が学術性を示す。文献リストと本文中の註釈の対応関係も確認する姿勢が実務的である。

NG5:史料の恣意的引用

自説に都合の良い史料箇所のみ引用するパターン。反証史料の無視は、学術倫理に反する

対策:反証史料も明示的に取り上げ、その上で議論を展開する。誠実な実証姿勢が実務的である。反証史料の存在を認めた上で、なお自説を支持できる論拠を丁寧に示す姿勢が学術的作法である。

Before/After 日本史卒論の改善実例5選

結論:実際の日本史卒論を「改善前」と「改善後」で対比することで、実務判断が直感的に理解できる。累計6,000件超の相談事例から代表的な5例を紹介する。

実例1:二次史料のみ → 一次史料核

Before:研究書からの引用のみ、一次史料ゼロ、学術性欠如
After:5点の古文書を核として実証、研究書は研究史整理に用いる、高評価

一次史料が日本史卒論の生命線である。研究書は先行研究の系譜を辿る手段として位置づける姿勢が実務的である。

実例2:史料そのまま引用 → 史料批判

Before:『日本書紀』の記述をそのまま「事実」として引用、批判なし
After:編纂意図を踏まえた内的批判+他史料との相互比較、実証性向上

史料批判なしの引用は学術性を欠く。特に編纂物・軍記物は編纂者の意図が強く反映されるため、徹底した批判的読解が実務的である。

実例3:研究史把握なし → 網羅的整理

Before:研究史整理なし、既に議論された論点を無自覚に繰り返す、独自性欠如
After:関連論文40本の網羅的整理、先行研究の空白から独自の問い設定、高評価

研究史整理が卒論の学術対話への参加条件となる。既に議論された論点を無自覚に繰り返すのは、学術的貢献とは言えない。

実例4:註釈統一なし → SIST 02準拠

Before:註釈形式が箇所ごとに異なる、学術性欠如、評価下落
After:SIST 02への完全準拠、統一された註釈、学術性確保、評価上昇

註釈形式の統一が学術的作法である。

実例5:恣意的引用 → 反証史料も検討

Before:自説に都合の良い箇所のみ引用、反証史料無視、学術倫理違反
After:反証史料も明示的に検討、その上で議論展開、誠実性高評価

誠実な実証姿勢が学術性の基盤である。反証を認めた上で議論を組み立てる方が、卒論の説得力は格段に高まる。

それでも判断に迷う場合の選択肢とは?

結論:日本史卒論で迷う場合、①指導教官への相談、②図書館レファレンスへの相談、③代行サービスの参考資料活用、の3つが選択肢となる。日本史は史料の特殊性が高いため、専門家への相談が実務的である。

指導教官への相談

「時代・地域・テーマの選定」「史料の探し方」「史料批判の実務」等を指導教官に直接確認する。日本史の専門家からの助言が実務的である

詳細はメールの書き方を参照してほしい。日本史の指導教官は時代・地域の専門家であり、最も的確な助言を得られる情報源である。

図書館レファレンスの活用

大学図書館・国立国会図書館・公文書館のレファレンスサービスは、史料の所在確認・翻刻状況・関連文献検索に非常に有用である

専門司書の助言は、卒論の史料調査の効率を飛躍的に高める。無料の場合が多い実務的な選択肢である。

レポートビズの「参考資料としての活用」という選択肢

時間的制約が厳しく、一次史料+史料批判+研究史整理を満たす日本史卒論の完成に見通しが立たない場合、代行サービスの成果物を「参考資料」として活用する選択肢もある

プロが書いた日本史卒論は、一次史料の活用・史料批判・研究史整理・註釈形式が体系的で、参考書として学ぶことで日本史卒論の作法が身につく。やってはいけないことで示した通り、「そのまま提出」ではなく「参考資料活用」が誠実な使い方となる。公式LINEから匿名で無料相談も可能である。

日本史卒論に関するよくある質問(FAQ)

「日本史卒論」に関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。

Q1. 日本史卒論の書き方は?

結論:一次史料を核として実証主義的に書く。8ステップ(テーマ→研究史→史料調査→史料批判→問い→分析→執筆→推敲)で進める。註釈形式(SIST 02等)に準拠する。

詳細は本記事の8ステップ解説を参照してほしい。

Q2. 一次史料と二次史料の違いは?

結論:一次史料は事件と同時代の史料(古文書・古記録等)、二次史料は後世の研究書・論文。一次史料が実証の核、二次史料は研究史整理に用いる。

使い分けが日本史卒論の実務の基盤となる。3〜10点の一次史料を核とする姿勢が学術性の要件となる。

Q3. 史料批判って何?

結論:史料の信憑性を批判的に検討する方法。外的批判(真偽・成立時期)、内的批判(記述の信頼性)、相互比較(複数史料の照合)の3方法がある。

史料批判は日本史研究の生命線である。

Q4. 時代選択の基準は?

結論:①興味、②語学力(古代・中世は漢文、近世はくずし字)、③史料アクセスの可否、が主な基準。時代で史料の種類・量が大きく異なる。

時代選択が卒論全体の実務を決定する。

Q5. 史料はどこで探す?

結論:①大学図書館(基本文献)、②国立国会図書館(あらゆる資料)、③公文書館・史料館(一次史料)、④オンライン史料DBを活用する。

オンライン史料DBの充実で、自宅からのアクセスも大幅に改善している。

Q6. 註釈形式は?

結論:SIST 02(科学技術情報流通技術基準)または大学規程に準拠。史料引用・先行研究引用・補足説明の3種類を統一形式で。

細部の一貫性が学術性の基盤である。

Q7. 分量はどれくらい?

結論:2〜3万字が一般的。史料引用と註釈で分量が膨らむ傾向。

詳細は卒論の文字数の平均を参照してほしい。

まとめ|日本史卒論は「一次史料+史料批判+研究史整理」の3本柱で完成する

日本史卒論で最も重要なのは、「一次史料を核として、史料批判の3方法(外的批判/内的批判/相互比較)を駆使し、研究史(先行研究の系譜)を整理する、の3本柱を守ること」である。この3本柱を守ることで、質の高い日本史卒論が完成する道筋が明確になる。

本記事で整理した日本史卒論の全体像、一次史料と二次史料の使い分け、8ステップ、史料批判、時代区分別テーマ、図書館・史料館活用、註釈形式、教員視点、NG5選、Before/After実例を活用すれば、日本史卒論が体系的に完成する。

日本史卒論は、他分野と異なる独自の実務が多数存在する。一次史料を核とした実証主義的アプローチが最も重要である。8ステップの順序を守り、史料調査・史料批判を含む全プロセスを丁寧に進める。註釈形式(SIST 02等)への準拠が学術性の基盤となる。時代区分によって史料の種類・量が大きく異なる。研究史の網羅的な整理が学術対話への参加条件である。史料の恣意的引用は学術倫理に反する。誠実な実証姿勢の徹底が実務的である。

また、「膨大な史料から丁寧に事実を抽出する」という日本史卒論の経験は、社会人としての「一次情報の批判的分析能力」に直結する普遍的なスキルとなる。ビジネスの現場でも、資料の信憑性判断・複数情報源の相互比較・誠実な事実認定は最も重要な能力の1つである。日本史卒論の適切な完成の経験は、長期キャリアへの投資となる。

  • 日本史卒論は一次史料を核とした実証主義的アプローチ
  • 一次史料(古文書・古記録・日記等)/準一次史料(編年史)/二次史料(研究書)を使い分ける
  • 8ステップ:テーマ選定→研究史整理→史料調査→史料批判→問い設定→史料分析→執筆→推敲
  • 史料批判の3方法:外的批判(真偽・成立)/内的批判(信頼性・偏向)/相互比較(複数史料照合)
  • 時代区分別:古代(編年史+木簡)/中世(古文書+軍記物)/近世(公文書+私文書)/近代(公文書+新聞)/現代(公文書+口述)
  • 図書館・公文書館・オンライン史料DBを活用、註釈形式はSIST 02準拠
  • 教員視点の5評価軸:一次史料活用度/史料批判の的確性/研究史整理/註釈統一/実証の一貫性
  • NG5選(一次史料欠如/史料批判欠如/研究史不足/註釈不統一/恣意的引用)を避ける

より詳細な情報は、文系卒論の書き方文系卒論の進め方文系の卒論とは何か文系卒論のはじめにの書き方文系卒論のおわりにの書き方心理学の卒論の書き方卒論の書き方卒論のやり方卒論の期間はどれくらい?卒論の期限はいつまで?卒論の単位卒論の文字数の平均もあわせて参照してほしい。テーマ設定については面白いテーマの選び方問いの立て方を、参考文献の書き方については参考文献の書き方を、緊急対応については間に合わない時の対処を、提出マナーについてはレポート提出メールの書き方を参照するとレポート・卒論実務全般が体系的に理解できる。

時間的制約が厳しく、一次史料+史料批判+研究史整理の3本柱を守れる日本史卒論の完成に見通しが立たない場合、レポートビズのような、累計6,000件超の実績を持つ業者に相談してみるのも1つの選択肢となる。プロが書いた日本史卒論は、一次史料の丁寧な活用・史料批判・研究史整理・SIST 02準拠の註釈形式が体系的で、参考書として学ぶことで日本史卒論の作法が身につく。「そのまま提出」ではなく「参考資料として活用し、自分の言葉で書き直す」使い方が誠実である。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは自分の状況を整理するところから始めるのが安全な道となる。

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