レポートがページをまたぐ時の対処法|表・見出しの分断を防ぐ設定

最終更新日:2026年7月19日

この記事でわかること

  • レポートでページをまたぐ時に発生する5つの典型的な問題
  • 表・図がページをまたぐ時の対策(タイトル行繰り返し・改ページ位置)
  • 見出しだけが最下段に残る、段落が途中で分断される問題への対策
  • 未亡人行(widow)・孤児行(orphan)の意味と防止設定
  • 改ページ手動挿入とセクション区切りの使い分け
  • 章末調整・ページバランス・提出前チェックの実践手順

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、ページ境界問題を体系的に整理している。ページまたぎの問題は、内容が完成した後の「最後の詰め」で見落とされやすく、印刷・提出時に発覚するトラブルの代表例である。要素別の解決策と、Wordの実践的な設定を業界内部視点でまとめた。

「レポート ページをまたぐ」——このキーワードを検索する人の多くは、「表がページの下で切れてしまう」「見出しだけが最下段に残る」「段落が中途半端に分断される」といった状況で悩んでいる大学生である。

結論から言えば、ページまたぎの問題は、Wordの「段落」設定と「改ページ位置の自動修正」機能で大半が解決できる。要素別に適切な設定を行い、提出前に印刷レイアウトで確認する習慣をつければ、印象的な仕上がりが実現できる。

この記事では、ページまたぎで起きる5つの問題・要素別の対策・未亡人行/孤児行対策・改ページ手動挿入・章末調整・NG例まで、業界内部の視点で公平に整理する。

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レポートでページをまたぐ時に何が問題になるか

結論:ページまたぎで起きる典型的な問題は、表の分断・図の分断・見出しだけ最下段・段落の中途半端な分割・引用ブロックの分断の5つである。

まず、どんな問題が起きるかを整理する。問題を認識できていれば、対策も立てやすくなる。

問題1:表がページの途中で分断される

表がページの下部で切れ、途中の行から次のページに続く現象は、最も多いページまたぎ問題である。

この問題の影響は以下の通りである。特に、表のヘッダー行(タイトル行)が最初のページだけにあり、次のページには続きの本文だけがある状態は、読み手が対応する項目を追いにくくなる。

  • ヘッダー行なしで表の途中が次のページに続く
  • 1行の中で改ページされ、文字が途切れる
  • 表の下罫線が最初のページに現れず、見た目が不完全

特に卒業論文や長めのレポートでデータ表を多用する場合、この問題は避けて通れない。適切な設定を最初に行っておくことで、後の修正で表が動いても自動的にヘッダー行が追従してくれる。

問題2:図・キャプションの分断

図がページの下部に配置され、キャプション(図タイトル)が次のページに送られる現象がある。

図とキャプションは1つのセットとして扱われるべきで、分断されると読みにくくなる。学術文書として不適切な見た目となる。

問題3:見出しだけがページ最下段に残る

章や節の見出しがページの最下段に配置され、本文の1文目から次のページに続く現象は、学術文書として不適切である。

見出しは、それに続く本文と一緒に配置されるべきである。見出しだけがページの下段に残ると、視覚的に浮いてしまい、次のページの本文との関連が分かりにくくなる。

書籍の組版でも、この現象は必ず避けられる。学術文書として仕上げる意識があるなら、見出しの位置は常に本文と一緒に配置したい。この対策は一度Wordのスタイル設定に反映すれば、レポート全体で自動的に働く。

問題4:段落が中途半端に分断される

段落の1文目だけがページの最下段に残り、残りが次のページに続くなど、段落が中途半端に分割される現象がある。

これは「未亡人行(widow)」「孤児行(orphan)」と呼ばれる問題で、書籍・論文の組版では避けるべきものとされている。詳細は後述する。

問題5:引用ブロックの分断

長い引用文(ブロック引用)がページの途中で分断される現象がある。

ブロック引用は、1つのまとまった文として扱われるべきである。分断されると、読み手が引用の全体像を把握しにくくなる。引用の書式はレポートの参考文献の書き方もあわせて参照してほしい。

特に長い引用(6行以上)の場合、無理に1ページに収めるとその前の本文が不自然に短くなるため、引用全体を次のページの冒頭から始めるよう手動改ページで調整するのが実践的な対応となる。

表と図のページまたぎ対策

結論:表は「タイトル行の繰り返し」設定、図は「改ページ位置の自動修正」設定でページまたぎ問題を回避できる。

表と図のページまたぎ対策を、Wordの機能を使って具体的に整理する。

対策1:表の「タイトル行の繰り返し」

複数ページに渡る表では、「タイトル行の繰り返し」機能で各ページにヘッダー行を自動表示する。

設定手順は以下の通りである。この設定を行えば、読み手が2ページ目以降でも項目の対応関係を確認できる。

  1. 表の1行目(ヘッダー行)にカーソルを置く
  2. 「レイアウト」タブ→「タイトル行の繰り返し」をクリック
  3. ページをまたぐ場合、各ページにヘッダー行が自動表示される

対策2:表の「行の途中で改行する」を無効化

表の1行内で改ページされないよう、「行の途中で改行する」設定をオフにする。

設定手順は以下の通りである。この設定により、行の中で文字が途切れる問題を防げる。

  1. 表全体を選択
  2. 右クリック→「表のプロパティ」を選択
  3. 「行」タブを開く
  4. 「行の途中で改ページする」のチェックを外す
  5. OKで適用

対策3:表全体を1ページに収める

小さめの表なら、「次の段落と分離しない」設定で表全体を1ページに収めることも可能である。

  1. 表全体を選択
  2. 「ホーム」タブ→「段落」右下の矢印をクリック
  3. 「改ページと改行」タブを選択
  4. 「次の段落と分離しない」「段落を分割しない」にチェック
  5. OKで適用

対策4:図の「文字列と共に移動する」設定

図とキャプションを1セットで扱うため、「文字列と共に移動する」設定を使う。

設定手順は以下の通りである。この設定により、図とキャプションが分断されにくくなる。

  1. 図を右クリック→「レイアウトの詳細設定」
  2. 「位置」タブで「文字列と共に移動する」にチェック
  3. 「レイアウトのオプション」で「文字列の折り返し」を「行内」に設定するのが最も安全
  4. OKで適用

見出し・段落・引用のページまたぎ対策

結論:見出し・段落・引用は「次の段落と分離しない」「段落を分割しない」の2設定でページまたぎ問題を防げる。

見出し・段落・引用のページまたぎ対策を整理する。いずれもWordの「段落」ダイアログから設定できる。

見出しを本文と一緒に配置する

見出しが最下段に残らないよう、「次の段落と分離しない」設定を見出しスタイルに適用する。

設定手順は以下の通りである。この設定により、見出しは常に次の段落(本文)と一緒に配置される。

  1. 「ホーム」タブの「スタイル」→「見出し1」を右クリック→「変更」
  2. 「書式」→「段落」を選択
  3. 「改ページと改行」タブ
  4. 「次の段落と分離しない」にチェック
  5. OKで適用(見出し2・見出し3にも同様に設定)

段落を分割しない設定

特定の段落をページ内で分割しない場合、「段落を分割しない」設定を適用する。

この設定は、以下のような場合に有効である。ただし、すべての段落に適用すると、ページの下部に大きな余白ができるため、必要な段落のみに使う。

  • 短い段落を分断したくない場合
  • 重要な結論の段落
  • ブロック引用の段落

設定手順は「段落」ダイアログの「改ページと改行」タブ→「段落を分割しない」にチェックを入れる。

引用ブロックの結合

長いブロック引用は、引用全体を「段落を分割しない」設定にする。

ブロック引用は1つのまとまった単位として扱うのが原則である。以下の対応が望ましい。

  • 引用全体が2〜3行の場合:「段落を分割しない」を適用
  • 引用全体が4行以上の場合:分割やむなし、ただしページの上部から始まるよう手動改ページで調整
  • 引用の前後で改行を1行入れて視覚的に区別する

未亡人行(widow)・孤児行(orphan)の対策

結論:「未亡人行(widow)」は段落の最終行が次のページに残る現象、「孤児行(orphan)」は段落の最初の行がページの最下段に残る現象で、Wordの「改ページ時1行残して段落を区切らない」設定で防げる。

組版用語である未亡人行・孤児行の意味と、Wordでの対策を整理する。この設定はデフォルトで有効になっているが、確認しておくと安心である。

未亡人行と孤児行の意味

両者は段落の1行だけがページの反対側に残る現象で、印刷物としての体裁を損なう。

用語意味問題
未亡人行(widow)段落の最終1行だけが次のページに残る次のページの冒頭に短い1行が浮く
孤児行(orphan)段落の最初の1行だけが前のページの最下段に残る前ページの最下段に浮いた1行ができる

「未亡人」「孤児」という用語は英語の組版用語の直訳で、段落から切り離されて孤立した1行を指す。日本の学術文書では、これらが読みやすさを損ねるとして避けられる。学生レポートでは意識されにくいが、卒業論文や書籍レベルの文書では重要視される概念である。

Wordの標準設定で防ぐ

Wordは標準設定で「改ページ時1行残して段落を区切らない」がオンになっており、未亡人行・孤児行が発生しにくい。

この設定を確認する手順は以下の通りである。オフになっている場合は、必ずオンにする。

  1. 「ホーム」タブ→「段落」右下の矢印をクリック
  2. 「改ページと改行」タブを選択
  3. 「改ページ時1行残して段落を区切らない」にチェックが入っているか確認
  4. オフになっている場合はチェックを入れる
  5. OKで適用

それでも解決しない場合

標準設定でも問題が解消しない場合、手動で改ページを挿入するか、文章を微調整する。

  • 該当段落の直前で手動改ページ(Ctrl+Enter)
  • 該当段落を分割し、内容を調整する
  • その前の段落の文章を微調整して行数を変える
  • 「段落を分割しない」設定を該当段落に適用

改ページ手動挿入とセクション区切りの違い

結論:改ページは「単にページを変える」機能で、セクション区切りは「ページの区切り+書式変更」機能である。

両者の違いを整理する。使い分けを誤ると、思い通りのレイアウトにならない場合がある。

改ページ(Ctrl+Enter)

改ページは、ページを変えるだけの単純な機能で、書式・レイアウトはそのまま引き継がれる。

改ページの使い方は以下の通りである。章の始まりを新しいページにする、といった単純な用途で使う。

  • 使い方:改ページしたい位置にカーソルを置き、Ctrl+Enter(WindowsとMac共通)
  • 用途:章の始まりを次のページに送る、大きな区切りを作る
  • 特徴:書式・ヘッダー・ページ番号などはそのまま引き継がれる

改ページを使う代表的な場面は、章の終わりで次の章を新しいページから始めたい時である。「はじめに」の終わりで、次の「第1章」を新しいページから始めるためにCtrl+Enterを押す、といった使い方となる。

セクション区切り

セクション区切りは、ページの区切りに加えて、書式(ページ番号形式・余白・向き)を独立して設定できる機能である。

セクション区切りの使い方は以下の通りである。卒業論文で表紙〜目次と本文でページ番号形式を変える時などに使う。

  • 使い方:「レイアウト」タブ→「区切り」→「セクション区切り」から種類を選択
  • 用途:表紙〜目次と本文でページ番号形式を変える、章ごとに余白を変える
  • 種類:次のページから開始、現在のページ、偶数ページから開始、奇数ページから開始

どちらを使うべきか

ページを変えるだけなら改ページ、書式を変えるならセクション区切りを使う。

用途使うべき機能
章の始まりを次のページに送る改ページ(Ctrl+Enter)
表紙の次から目次を始める改ページ(Ctrl+Enter)
表紙〜目次のページ番号を変えるセクション区切り
章ごとに余白を変えるセクション区切り
途中で用紙を横向きにするセクション区切り

Wordの詳細な使い方はレポートのWordでの書き方もあわせて参照してほしい。

印刷提出時とPDF提出時のチェックポイント

結論:印刷提出は物理的なレイアウト確認、PDF提出は環境依存のフォント・改ページ問題の確認が必要である。

提出形式別のチェックポイントを整理する。同じレポートでも、提出形式によって注意点が異なる。

印刷提出時のチェック

印刷提出では、実際に印刷して物理的にページまたぎ問題がないか確認する。

  • 実際に印刷してレイアウトを目視確認
  • 表・図・キャプションが分断されていないか
  • 見出しが最下段に残っていないか
  • ページ番号が正しく入っているか
  • 印刷用紙の裏面が白紙になっていないか(両面印刷の場合)

画面上のレイアウトと印刷結果は、微妙に異なる場合がある。プリンタドライバやフォントの解釈の違いで、思わぬ位置で改ページされることもある。提出直前に実際に印刷してから確認する時間を確保したい。

PDF提出時のチェック

PDF提出では、教員の環境で開いた時にレイアウトが崩れないか確認する。

  • フォント埋め込みが有効になっているか
  • Word→PDF変換後、別のPCまたはスマホで開いて確認
  • ページごとのレイアウトが元と一致しているか
  • 目次のページ番号と実際のページが合っているか
  • ハイパーリンク(目次から本文へのリンク)が機能するか

PDF変換ソフトによっても、変換結果に微妙な差が出る。Wordの標準機能でPDF変換するのが最も安定しており、レイアウトの変化が最小限に抑えられる。ネット上の無料PDF変換ツールは、フォントの互換性やレイアウトの崩れが起きやすいため避けたい。

「印刷レイアウト」表示で事前確認

Wordの「印刷レイアウト」表示は、実際の印刷結果に最も近い表示モードである。

執筆中は「Web レイアウト」や「下書き」表示だとページ区切りが分かりにくい。以下の手順で確認する。

  1. 「表示」タブ→「印刷レイアウト」を選択
  2. 「ズーム」で「ページ全体」を選択(または縮小表示で複数ページを一覧)
  3. ページ全体を俯瞰してレイアウトを確認
  4. 不自然な余白や分断がある場合、修正する

章末調整とページバランスの調整

結論:章末で不自然に余白ができる、章の途中で改ページされるといった問題は、内容の微調整と手動改ページで解決できる。

レポート全体のページバランスを整える実践的な方法を整理する。

章末の余白を減らす

章末に不自然な余白ができる場合、章の内容を微修正するか、次の章と統合を検討する。

調整の方法は以下の通りである。段落を1つ分削って章末の余白を減らす、といった微調整が実践的である。

  • 章内の冗長な文を削って章全体を短くする
  • 章内の説明を追加して章末の余白を埋める
  • 不自然に短い章は前後の章と統合を検討
  • 次の章の始まりを次のページからにしない選択肢もある(節見出しなら同じページで続ける)

章の切り替わりを必ず次のページから始めるべきかは、レポートの分量による。10ページ以下の短めのレポートでは、章が変わっても同じページで続ける方が自然である。20ページ以上の長めのレポート・卒業論文では、章の始まりを次のページからにするのが標準となる。

章の途中で改ページされる問題

章の途中で自然改ページが起きる場合、直前の段落を微調整するか、手動改ページを挿入する。

特に、節の見出しがページの最下段に残る場合は、以下の対応をとる。

  • 「次の段落と分離しない」設定を見出しスタイルに適用
  • 直前の段落を短くして、見出しが自然に次のページに送られるよう調整
  • 手動改ページ(Ctrl+Enter)を見出しの前に挿入

全体のページバランス確認

執筆後半で、全ページを俯瞰してバランスを確認する。

  • 「表示」タブ→「ズーム」→「複数ページ」を選択
  • 4〜6ページを一覧表示して、各ページの余白バランスを確認
  • 極端に文字が詰まったページ、逆に余白が多いページを見つけたら調整
  • 章と章の境界が読みやすい位置にあるか確認

この俯瞰確認は、レポート執筆の最終段階で必ず行いたい作業である。書きながらだと1ページずつしか見えないが、複数ページ表示にすると全体のバランスや章配置のリズムが把握できる。専門書や学術論文が読みやすいのは、この俯瞰調整が徹底されているためである。

減点されるページまたぎのNG例5パターン

結論:減点されるページまたぎのNG例は「表分断放置」「見出し孤立」「章末大余白」「改ページ過多」「事前確認なし」の5パターンである。

累計6,000件超のレポート作成に関わってきた編集チームの経験から、ページまたぎでの典型的なNG例を5つ整理する。

NG例1:表の分断を放置

表がページの下部で切れているのに、対策を取らずに提出するのは最も多いNG例である。

表の「タイトル行の繰り返し」や「段落を分割しない」設定で対策できる。特に、2ページ目以降にヘッダー行がない状態は、情報の対応関係が分からず読みにくくなる。

表を挿入した瞬間に、この設定を行う癖をつけたい。後から一括で対策しようとすると、すべての表を1つずつ点検する必要があり手間となる。「表を作ったらすぐタイトル行繰り返しをオン」を習慣化するのが最も効率的である。

NG例2:見出しがページ最下段に孤立

章や節の見出しがページの最下段に配置され、本文が次のページから始まる状態は避けるべきである。

見出しスタイルに「次の段落と分離しない」を設定するだけで防げる。この対策は一度設定すれば、レポート全体に自動適用される。

NG例3:章末に大きな余白

章末に半ページ以上の大きな余白があるのは、レイアウトが未調整の印象を与える。

章の内容を微調整するか、そもそも章の分け方を見直すことで対応できる。学術文書としての完成度に直結する要素である。

NG例4:手動改ページを乱用

ページまたぎ問題の対処として、手動改ページを至る所に入れるのは避けるべきである。

手動改ページを乱用すると、後で内容を修正した時にレイアウトがおかしくなる。「段落を分割しない」「次の段落と分離しない」等の設定で自然に調整するのが本来の解決策となる。

手動改ページは最終手段として使うべきものである。文章を1文追加・削除しただけで、それまでの手動改ページの位置がすべて中途半端になる可能性がある。自動調整の仕組みを活用してこそ、修正に強いレイアウトが実現できる。

NG例5:事前確認なしで提出

「印刷レイアウト」表示や、PDF出力での確認をせず提出すると、思わぬページまたぎ問題が発覚する。

特にPDF提出時は、教員の環境で開いた時のレイアウトを確認しないと分からない。必ず別のPCまたはスマホで開いて確認する習慣をつけたい。

提出前の10分の確認時間で、多くのミスは防げる。「印刷レイアウト」表示での俯瞰確認、PDF出力後の別環境確認、実際に印刷する予定なら試し印刷、これらを組み合わせることで、想定外のレイアウトトラブルを防げる。

レポート本文作成に時間が取れない時の選択肢

結論:ページまたぎ対策を押さえてもレポート本体の作成時間が確保できない場合、業者が作成したレポートを参考資料として活用する選択肢がある。

ページまたぎ対策はレポートの仕上げの一部分に過ぎず、そもそもレポート全体を書く時間がないという状況もある。アルバイト・就活・体調不良・複数課題の重複など、時間不足には様々な原因がある。

参考資料としての活用という考え方

業者が作成したレポートを、そのまま提出するのではなく「構成の参考」「論点整理の材料」として活用するのが現実的な使い方である。

他人の作成物をそのまま提出することは、著作権や大学の学則上の問題を引き起こす。業者が作成した「模範例」を参考にしながら、自分の言葉で書き直す方法なら、時間短縮と学習効果を両立できる。

業者選びの基準

業者を選ぶ際は、法人型で実績が公開されており、料金体系が透明なところを選ぶ。

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業者の選び方の詳細は、レポート代行業者の選び方もあわせて参照してほしい。

レポートのページまたぎに関するよくある質問(FAQ)

レポートのページまたぎ問題に関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。

Q1. 表のヘッダー行が2ページ目以降に表示されないのを直したい

「タイトル行の繰り返し」機能で解決できる。

表の1行目にカーソルを置き、「レイアウト」タブ→「タイトル行の繰り返し」をクリックする。この設定により、ページをまたぐ場合でも各ページに1行目のタイトル行が自動表示される。

Q2. 章の途中で無理にページを分けたい時は?

Ctrl+Enterで手動改ページを挿入すれば、任意の位置でページを変えられる。

手動改ページはあくまで最終手段である。多用すると後の修正で不便になるため、まずWordの自動設定で調整できないか試したい。

Q3. 図が予期せぬ位置に配置されるのを直したい

図の「文字列の折り返し」を「行内」に設定すると、本文と一緒に流れる形になり、位置が安定する。

「四角」「外周」などの設定は、Wordが自動で位置を調整してしまうため、思わぬ場所に配置されることがある。「行内」設定なら、図の位置は本文に固定される。

Q4. 手動改ページを削除するには?

改ページの直前にカーソルを置き、Deleteキーで削除できる。

改ページマーカーが見えない場合、「ホーム」タブの「編集記号の表示/非表示」ボタン(¶マーク)をクリックすると、改ページマーカーが表示される。マーカーをドラッグ選択してDeleteでも削除可能である。

Q5. 縦の長い表はExcelで作った方がよいか?

データが数十行以上の表は、Excelで作成した後Wordに貼り付ける方が管理しやすい。

Wordの表機能は10〜20行程度の表向きで、それ以上になると編集が煩雑になる。Excelで作成した表を画像(スクリーンショット)またはオブジェクトとしてWordに貼り付ける方法もある。

Q6. 参考文献リストが2ページに分かれるのはOK?

参考文献リストが2ページに分かれるのは問題ないが、1つの文献項目が分断されるのは避ける。

各参考文献の項目に「段落を分割しない」設定を適用すれば、1項目が2ページに分断されるのを防げる。参考文献の書き方はレポートの参考文献の書き方を参照してほしい。

Q7. ページ番号が正しく振られていない

セクション区切りが挿入されている場合、セクションごとにページ番号形式が異なることがある。

ページ番号を右クリック→「ページ番号の書式設定」で、開始番号と形式を確認する。表紙〜目次はローマ数字、本文はアラビア数字で開始番号を1にリセットするのが標準である。

まとめ|ページ境界の対策で仕上がりが変わる

レポートのページまたぎ対策は、内容ではなく「見た目の完成度」を左右する最後の詰めである。内容がいくら良くても、表が分断されていたり見出しが最下段に孤立していたりすると、学術文書としての印象評価が下がる。

この記事の要点を再掲する。

  • ページまたぎの典型的な問題は5つ(表分断・図分断・見出し孤立・段落分割・引用分断)
  • 表は「タイトル行の繰り返し」「行の途中で改行するオフ」で対策
  • 見出し・段落は「次の段落と分離しない」「段落を分割しない」で対策
  • 未亡人行・孤児行は「改ページ時1行残して段落を区切らない」で防ぐ(Wordデフォルト)
  • 改ページ(Ctrl+Enter)は単なるページ変更、セクション区切りは書式変更に使う
  • 「印刷レイアウト」表示で事前に確認、PDF提出は別環境で開いて確認
  • 章末の余白と章の途中改ページはページバランス調整で対応
  • NG例5パターン(表分断放置・見出し孤立・章末大余白・改ページ過多・事前確認なし)を避ける

より詳細な情報は、大学レポートのフォーマットレポートのWordでの書き方レポートの段落の書き方レポートの目次の書き方レポートの書き方完全ガイドもあわせて参照してほしい。

ページまたぎ対策を押さえてもレポート本体の作成に時間が取れない場合、レポートビズのような、参考資料として活用できる代行サービスに相談してみるのも1つの選択肢となる。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは料金や納期の見積もりから始めるのが安全な道となる。

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