最終更新日:2026年7月24日
この記事でわかること
- レポートのレイアウト5要素(用紙/余白/フォント/行数/装飾)の分類
- レイアウトの3階層(ページ/段落/文字)の理解
- レイアウトを設計するときの6ステップ手順(何から決めるか)
- 分野別(文系/理系/看護/心理)のレイアウトパターン
- 提出形式別(印刷/PDF/オンライン)のレイアウト調整
- Wordのスタイル機能を使った統合的なレイアウト管理
- レイアウトのチェックリスト10項目とNG5パターン
- 良いレイアウトと悪いレイアウトの対比
執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、業界内部の視点でレイアウト設計のルールを中立的に整理している。
「レポート レイアウト」——このKWを検索する人の多くは、レポートを提出する前に「全体の見た目を整えたい」が、何から手をつけてよいかわからない状況にある。「用紙・余白・フォント・行数・見出しをすべて設定するとバラバラになる」といった悩みもある。
結論から言えば、レポートのレイアウトは「用紙→余白→フォント→行数→見出し→ページ番号」の順で設計するのが業界の標準である。この順序を守ると、要素同士が矛盾せず、統一感のあるレイアウトが作れる。
この記事では、レイアウトの5要素分類、3階層構造、6ステップ設計手順、分野別パターン、Wordスタイル機能、チェックリストまで、業界内部の視点で公平に整理する。個別要素の詳細は関連記事に案内する構成となっている。読み終わる頃には、レイアウト設計に迷わなくなる状態を目指す。
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レポートのレイアウトとは|5要素の分類
結論:レポートのレイアウトは「用紙」「余白」「フォント」「行数・行間」「装飾(見出し・ページ番号・ヘッダー)」の5要素に分類できる。この分類を意識すると、設定の抜け漏れが防げる。
「レイアウト」は広い概念だが、実は5つの要素に整理できる。ここでは、それぞれの要素と役割を整理する。要素ごとの詳細な設定方法は、関連記事で詳しく解説している。
要素1:用紙(サイズ・向き)
用紙はレイアウトの土台となる要素である。大学レポートはA4縦向きが業界の標準となる。
用紙サイズはA4(210×297mm)、向きは縦(ポートレート)を選ぶ。用紙のサイズ・向きが決まると、他の要素の設計が始められる。
要素2:余白
余白は、用紙の中で本文が入る領域を決める要素である。上下左右で異なる値を設定するのが業界の慣習となる。
推奨値は「上30mm・下25mm・左30mm(綴じしろ含む)・右20mm」である。詳細はレポートの余白の設定を参照してほしい。
要素3:フォント(書体・サイズ)
フォントは、本文・見出しで使う書体とサイズを決める要素である。本文と見出しで別々に設定する。
本文は明朝体10.5pt、見出しはゴシック体12〜14ptが業界の標準である。詳細はレポートのフォントの選び方を参照してほしい。
要素4:行数・行間
行数・行間は、1ページに入る文字量を決める要素である。指定がある場合は厳密に守る必要がある。
大学レポートの標準は「40字×36行(Wordデフォルト)」または「40字×40行(卒論)」である。詳細はレポートの行数の設定を参照してほしい。
要素5:装飾(見出し・ページ番号・ヘッダー)
装飾要素は、レポートの構造を視覚的に示す要素である。見出しのスタイル、ページ番号、ヘッダー・フッターが含まれる。
ヘッダーには氏名・章名を、フッターにはページ番号を配置するのが業界の慣習である。詳細はレポートのヘッダーの書き方およびレポート表紙のページ番号を参照してほしい。
| 要素 | 推奨標準 | 詳細記事 |
|---|---|---|
| 用紙 | A4縦向き | — |
| 余白 | 上30・下25・左30・右20mm | 余白の設定 |
| フォント | 本文:明朝10.5pt/見出し:ゴシック12〜14pt | フォントの選び方 |
| 行数・行間 | 40字×36行/行間16〜18pt | 行数の設定 |
| 装飾 | ヘッダー・ページ番号 | ヘッダー・ページ番号 |
レイアウトの3階層|ページ/段落/文字
結論:レイアウトは「ページレベル」「段落レベル」「文字レベル」の3階層で構成される。上位の階層から順に設定するのが業界の標準的な設計順序である。
5要素を階層的に整理すると、3階層に分けられる。この階層構造を意識すると、レイアウト設計がスムーズに進む。
階層1:ページレベル
ページレベルは、ページ全体に関わる設定である。用紙サイズ・向き・余白が該当する。
Wordの「レイアウト」タブから設定できる。ページレベルの設定は、レポート全体に一括で適用される。まずここから決めるのが業界の慣習である。
階層2:段落レベル
段落レベルは、段落単位で設定される項目である。行間・段落間隔・インデント・見出しスタイルが該当する。
Wordの「ホーム」タブの「段落」設定から調整できる。段落ごとに異なる設定も可能だが、通常は本文全体で統一する。
階層3:文字レベル
文字レベルは、文字単位の設定である。フォント種類・サイズ・太字・下線・色が該当する。
Wordの「ホーム」タブの「フォント」設定から調整できる。特定の文字だけを強調するときにも使うが、レポート全体では本文一括の設定が基本となる。
| 階層 | 設定項目 | Wordの操作場所 |
|---|---|---|
| ページ | 用紙・余白・向き | レイアウトタブ |
| 段落 | 行間・インデント・見出し | ホームタブ→段落 |
| 文字 | フォント種類・サイズ・強調 | ホームタブ→フォント |
レイアウト設計の6ステップ手順
結論:レイアウト設計は「用紙→余白→フォント→行数→見出し→装飾」の6ステップの順で進める。この順序を守ることで、要素同士の矛盾を防げる。
レイアウト設計には、業界で使われる標準的な順序がある。ここでは、6ステップの手順を整理する。
ステップ1:用紙(サイズ・向き)を決める
「レイアウト」タブ→「サイズ」でA4、「印刷の向き」で「縦」を選択する。この設定はレイアウトの土台となる。
大学レポートで用紙がA4以外・横向きになることは稀である。教員から特別な指示がなければ、A4縦を選ぶ。
ステップ2:余白を設定する
「レイアウト」タブ→「余白」→「ユーザー設定の余白」から、上30・下25・左30・右20mmに設定する。
綴じしろ(左綴じの場合)を左余白に含める。「標準」の設定でも問題ないが、綴じしろを意識するなら「ユーザー設定」で個別調整する。
ステップ3:フォントを決める
「ホーム」タブでフォントを「MSP明朝」または「游明朝」の10.5ptに設定する。英数字用フォントは「Times New Roman」を指定する。
本文のフォントを決めることで、以降の行数・行間の計算が正確になる。游明朝の場合の注意点はレポート游明朝の使い方を参照してほしい。
ステップ4:行数・行間を設定する
「レイアウト」タブ→「ページ設定」の「文字数と行数」タブから、文字数40、行数36(または40)を指定する。行間は固定値16〜18ptで調整する。
指定通りにならない場合、余白・フォントを微調整する。この5大原因の詳細はレポートの行数の設定を参照してほしい。
ステップ5:見出しスタイルを設定する
「ホーム」タブの「スタイル」から「見出し1」「見出し2」を右クリック→「変更」で見出しのフォント・サイズを設定する。
見出し1(章)はゴシック体14pt太字、見出し2(節)はゴシック体12pt太字が業界の推奨である。スタイル機能を使うと、目次の自動生成にも活用できる。
ステップ6:装飾(ヘッダー・ページ番号)を設定する
「挿入」タブ→「ヘッダー」でヘッダーを、「ページ番号」でページ番号を設定する。表紙ページのヘッダー・ページ番号を非表示にする調整も、この段階で行う。
ヘッダーの詳細はレポートのヘッダーの書き方、ページ番号の詳細はレポート表紙のページ番号を参照してほしい。
分野別のレイアウトパターン4分類
結論:レイアウトの慣習は分野によって異なる。文系は伝統的な余白広め、理系は詰め型で図表スペース確保、看護は大学指定に従う、心理はAPA準拠が特徴となる。
分野ごとに、レイアウトの設計思想が異なる。自分のレポートが属する分野の慣習を意識すると、適切なレイアウトを選べる。
文系(人文・社会科学)のレイアウトパターン
文系レポートは、ゆとりのあるレイアウトが業界の慣習である。「40字×36行、余白広め」が標準パターンとなる。
読みやすさを重視し、教員コメントスペースも確保する。フォントは伝統的なMSP明朝が好まれる。装飾は最小限に留めるのが業界の慣習である。
理系(自然科学・工学)のレイアウトパターン
理系レポートは、詰め型のレイアウトが業界の慣習である。「40字×40行、余白狭め」で本文と図表のスペースを最大化する。
実験装置図・数式・表を多く含むため、本文領域を広く取る。等幅のMS明朝が数値の整列に有利となる。
看護レポートのレイアウトパターン
看護レポートは、大学の指定書式に従うのが最優先である。多くの看護系大学で「40字×30行、上下35mm・左右30mm」等の具体的な指示がある。
ゆとりのあるレイアウトが好まれ、教員のコメントスペースを広めに取る。指示がなければ、この標準に近い設定が無難となる。
心理学のレポートのレイアウトパターン
心理学のレポートは、APA(アメリカ心理学協会)スタイルに準拠する。「全周25.4mm、Times New Roman 12pt、ダブルスペース、ランニングヘッド」が標準パターンとなる。
日本の大学の心理学レポートでも、APAを踏襲するのが業界の慣習である。日本語部分は明朝、英数字はTimes New Romanの折衷型が現実的な選択となる。
| 分野 | 行数 | 余白 | フォント |
|---|---|---|---|
| 文系 | 40字×36行 | 広め(上下30・左右25〜30) | MSP明朝10.5pt |
| 理系 | 40字×40行 | 狭め(上下25・左右20) | MS明朝10.5pt |
| 看護 | 大学指定(40字×30が多い) | 広め(上下35・左右30) | 大学指定 |
| 心理 | APAダブルスペース | 全周25.4mm | Times New Roman 12pt |
提出形式別のレイアウト調整
結論:紙印刷提出は綴じしろ考慮、PDF提出は全周均等、オンライン提出は画面表示最適化のレイアウトが業界の標準である。
提出形式によって、レイアウトの最適解が変わる。ここでは、3種類の提出形式別のレイアウト調整を整理する。
紙印刷提出のレイアウト
紙で提出する場合、綴じしろとホチキス位置を考慮したレイアウトにする。左余白を30mmに広げ、上下・右は業界の標準値とする。
ページ番号は下中央または右下に配置する。ヘッダー・フッターも印刷を前提に設計する。教員コメントスペース確保のため、右余白を20〜25mm確保するのが業界の慣習である。
PDF提出のレイアウト
PDFで提出する場合、綴じしろが不要になるため、全周均等の余白でよい。全周25mmの均等設定が業界の推奨である。
フォント埋め込み設定を必ず有効にする。教員が画面で読むことを前提に、装飾は最小限に留める。PDF出力時のフォント埋め込みは、環境依存のトラブルを防ぐ必須設定である。
オンライン提出(LMS)のレイアウト
Moodle・Manaba・Google Classroom等のLMSに提出する場合、画面表示を前提としたレイアウトにする。全周25mmの均等設定+読みやすいフォントサイズが業界の推奨である。
スマートフォンでの閲覧も想定し、極端に狭い余白は避ける。文字数を稼ぐことを優先せず、読みやすさを重視する。
Wordのスタイル機能で統合的にレイアウト管理する
結論:Wordの「スタイル」機能を使うと、本文・見出し・引用等のレイアウトを一括で管理できる。書式変更が1箇所で全体に反映され、統一感を保ちながら効率的に編集できる。
Wordのスタイル機能は、レイアウトを統合的に管理する強力なツールである。長文レポート・卒業論文で特に効果を発揮する。
スタイル機能の基本
「ホーム」タブの「スタイル」ギャラリーから、「標準」「見出し1」「見出し2」等を選ぶと、その段落に一括で書式が適用される。
スタイルの設定を変更すると、そのスタイルを使っているすべての段落に一括で反映される。「見出し1のサイズを14ptから16ptに変更」といった作業が1操作で完了する。
レポートでよく使うスタイル
大学レポートでよく使うスタイルは「標準(本文)」「見出し1(章)」「見出し2(節)」「引用(引用ブロック)」の4つである。この4つを最初に設定しておくと、以降の編集が効率化する。
推奨設定は「標準:MSP明朝10.5pt」「見出し1:ゴシック14pt太字」「見出し2:ゴシック12pt太字」「引用:MSP明朝10.5ptインデント2字」となる。
スタイル変更の一括反映
スタイル名を右クリック→「変更」から、フォント・サイズ・色・間隔を変更できる。変更するとそのスタイルを使う全ての段落に一括反映される。
執筆後にレイアウトを微調整したい場合、スタイル変更が最も効率的である。個別に段落を選択して変更するより、はるかに早い。長文レポート・卒業論文では、この機能なしには効率的な編集が難しい。書き始めからスタイル機能を使う習慣を身につけると、将来の卒業論文執筆でも大きく役立つ。
レイアウトのチェックリスト10項目
結論:レポートを提出する前に、10項目のチェックリストで最終確認する。すべての項目がクリアできれば、業界の標準を満たしたレイアウトとなる。
執筆完了後、以下の10項目でレイアウトを最終確認する。抜け漏れを防ぐための業界標準のチェックリストである。
- チェック1:用紙サイズはA4縦向きか?
- チェック2:余白は指定通り(または業界標準)か?
- チェック3:本文フォントは明朝10.5pt(または指定通り)か?
- チェック4:見出しはゴシック体で本文より大きいか?
- チェック5:行数は指定通り(または業界標準)か?
- チェック6:行間は統一されているか?
- チェック7:ページ番号が全ページに正しく振られているか?
- チェック8:ヘッダーがあれば適切な情報が入っているか?
- チェック9:表紙(ある場合)のレイアウトが本文と一貫しているか?
- チェック10:PDF出力時のフォント埋め込みが有効か?
すべてYesと答えられれば、レイアウトは業界の標準を満たしている。1つでもNoがあれば、該当箇所を改善する。慣れれば5分程度で全項目のチェックが完了する簡易的なリストとなる。
レイアウトのNG5パターンと対策
結論:レイアウトのNGは「統一感の欠如」「装飾過多」「余白の極端さ」「フォント混在」「スタイル不使用」の5パターンである。これを避けるだけで印象が改善する。
レイアウトで陥りがちなNGパターンを整理する。事前に対策を知っておくことで、書き直しの時間を減らせる。
NG1:統一感の欠如
本文中でフォント・サイズ・行間がバラバラなパターンである。コピペした文がそのままの書式で残っている場合に発生する。
対策は、全選択(Ctrl+A)→フォント・サイズを統一する、または「書式のクリア」で書式をリセットしてから再設定することである。書き始めからスタイル機能を使えば、このパターンは根本的に防げる。
NG2:装飾過多
見出しに色・罫線・アイコンを多用するパターンである。学術文書としての品位を損なう。
対策は、装飾は最小限に留めることである。見出しはサイズと太字で階層を示すだけで十分である。色は黒(または濃紺)のみに絞る。学術レポートはプレゼン資料とは異なる設計思想で作る必要がある。
NG3:余白の極端さ
余白が狭すぎる(15mm以下)または広すぎる(45mm以上)パターンである。読みにくく、レポートの印象を悪くする。
対策は、業界標準(上下25〜30mm・左右20〜30mm)の範囲に収めることである。文字数を稼ぐために極端に狭めるのは避ける。
NG4:フォント混在
3種類以上の日本語フォントを1つのレポート内で使うパターンである。統一感が失われ、装飾的な印象になる。
対策は、日本語は明朝1種類+ゴシック1種類の計2種類までに制限することである。英数字はTimes New Romanの1種類に統一する。
NG5:スタイル機能の不使用
スタイル機能を使わずに、見出しごとに手動でフォント・サイズを設定するパターンである。統一感が保ちにくく、変更が困難になる。
対策は、「見出し1」「見出し2」等のスタイルを設定して使うことである。長文レポートでは特に、スタイル機能の効果が大きい。
良いレイアウトと悪いレイアウトの対比
結論:良いレイアウトと悪いレイアウトの違いは「統一感」「階層の視認性」「余白のバランス」「装飾の抑制」「読みやすさ」の5点で決まる。抽象論だけでは掴みにくい違いを、対比で理解する。
良いレイアウトの共通点は「読者に伝わりやすい構造」である。ここでは、5つの対比で具体的な違いを整理する。
対比1:統一感がある vs バラバラ
良い例は、レポート全体でフォント・サイズ・行間が統一されている。悪い例は、ページごと・見出しごとに書式が異なる。
統一感があると、読者は書式ではなく内容に集中できる。Wordのスタイル機能を活用すれば、統一感は自動的に保たれる。
対比2:階層が視認できる vs 平坦
良い例は、大見出し・中見出し・本文の階層が視覚的に区別できる。悪い例は、全てが同じサイズで階層が不明である。
大見出し14pt・中見出し12pt・本文10.5ptといった段階的なサイズ変化で、階層を視覚化する。読者はページを見た瞬間に構造を把握できる。
対比3:余白のバランスが良い vs 悪い
良い例は、上下左右の余白が適度で、本文が用紙の中央に美しく配置される。悪い例は、余白が偏り、視覚的に窮屈または間延びした印象になる。
「上30・下25・左30・右20mm」の業界標準は、視覚的なバランスも計算された値である。理由なく変更しない方が無難となる。
対比4:装飾が抑制されている vs 過剰
良い例は、装飾がなく本文中心のシンプルな見た目である。悪い例は、色・アイコン・罫線が多用され、装飾的な印象になる。
学術レポートは「装飾より内容」の設計思想である。プレゼン資料の感覚で装飾を追加すると、学術的な品位が損なわれる。
対比5:読みやすい vs 読みにくい
良い例は、行間・段落間隔が適切で、本文をスムーズに読める。悪い例は、行間が狭すぎるまたは広すぎて、読み進めるのに疲れる。
10.5ptのフォントで行間16〜18ptが読みやすさのバランスが取れる範囲となる。この範囲を超えて狭めたり広げたりすると、読み手に負担がかかる。
どうしてもレイアウトが整わないときの選択肢
結論:締切直前でレイアウト設定に手が回らない場合、レポート代行サービスは「参考資料としての活用」という選択肢の一つとなる。ただし、大学の学則を確認したうえで慎重に判断すべきである。
レイアウトは5要素の複雑な組み合わせで決まる。1要素を変えると他の要素にも影響が出るため、慣れないうちは試行錯誤に時間がかかる。「本文を書き終えたのに、レイアウトが整わない」という状況は多くの学生が経験する。
そのような場合、外部の作成サービスを「参考資料」として活用するのも、選択肢の一つとなる。ただし、多くの大学の学則では、他者に書かせたレポートをそのまま提出することは不正行為として扱われる。この点は必ず理解したうえで判断する必要がある。
レポートビズのような法人型のレポート作成サービスは、参考資料としての活用を前提に、レイアウト全体の設計まで含めた形で対応している。累計6,000件超の実績から、分野別のレイアウト慣習に対応した納品体制が整っている。
公式LINEから匿名で無料相談ができるため、料金や納期を確認したうえで、自身の学則と照らして判断するのが安全な進め方となる。
レポートのレイアウトに関するよくある質問(FAQ)
レポートのレイアウトに関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。
Q1. Wordのデフォルトのままで提出しても問題ないか?
結論:大学レポートなら問題ない。
Word 2013以降のデフォルトは「A4縦、余白標準、游明朝10.5pt、40字×36行」で、業界の標準に近い設定である。教員から特別な指示がなければ、そのまま使ってよい。ただし、綴じしろの調整や游明朝の行間問題があるため、微調整はした方が安全である。詳細はWordを使ったレポートの書き方を参照してほしい。
Q2. レイアウトは中身より重要か?
結論:中身が最優先だが、レイアウトも第一印象に影響する。
レポートの評価は主に内容で決まるが、レイアウトが整っていないと読みにくく、第一印象で不利になる。「レイアウトも誠実さの表現」として、業界の標準を守ることが評価につながる。中身とレイアウトを両立させるのが理想である。
Q3. 大学からレイアウト指定がある場合はどうする?
結論:指定通りに設定する。
大学からのレイアウト指定は最優先で守る。「上下25mm・左右30mm・40字×40行・MS明朝10.5pt」等の具体的な指示があれば、その通りに設定する。指定と異なる設定は減点対象になる場合がある。
Q4. 表紙とレポート本文でレイアウトは同じか?
結論:用紙・余白は同じ、フォント・装飾は変えるのが業界の慣習である。
表紙もA4縦、余白は同じにする。ただし、タイトルは大きく(14〜18pt)配置し、視覚的な区別を明確にする。表紙の書き方はレポート表紙なしの書き方も参照してほしい。
Q5. Wordのテンプレートを使うのはよいか?
結論:装飾的でないシンプルなテンプレートなら問題ない。
Wordのテンプレートには「レポート」「論文」等がある。ただし、装飾が派手なテンプレートは学術文書に不向きである。シンプルなものを選ぶか、白紙から自分で設定する方が業界の標準に近づく。
Q6. PDF化するとレイアウトが崩れる場合は?
結論:フォント埋め込み設定を有効にする。
Wordの「ファイル→オプション→保存→ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れる。これで、閲覧環境にフォントがなくても、レイアウトが崩れないPDFを作成できる。
Q7. レイアウトの設定に時間がかかりすぎる場合の対処は?
結論:一度作ったレイアウトをテンプレート化する。
「ファイル→名前を付けて保存」で「Word テンプレート(.dotx)」形式で保存すると、次回以降のレポートで同じレイアウトを再利用できる。初回の設定に時間がかかっても、以降は数秒で開始できる。締切に間に合わないときは、即日でのレポート代行のような選択肢もあるが、大学の学則を確認したうえで判断する必要がある。
まとめ|レポートのレイアウトの整え方の要点
レポートのレイアウトは、「用紙・余白・フォント・行数・装飾」の5要素で構成され、「用紙→余白→フォント→行数→見出し→装飾」の6ステップで設計するのが業界の標準である。この順序を守ることで、要素同士の矛盾なく、統一感のあるレポートが作れる。
分野別(文系/理系/看護/心理)や提出形式別(印刷/PDF/オンライン)で最適なレイアウトが異なる。Wordのスタイル機能を活用すれば、統合的なレイアウト管理が可能となり、変更にも柔軟に対応できる。
この記事の重要ポイントを整理する。
- レイアウトの5要素は「用紙/余白/フォント/行数/装飾」
- 3階層(ページ/段落/文字)を意識して設計する
- 設計順序は「用紙→余白→フォント→行数→見出し→装飾」の6ステップ
- 分野別パターン(文系:ゆとり/理系:詰め型/看護:指定/心理:APA)
- 提出形式別(印刷:綴じしろ/PDF:全周均等/オンライン:画面表示)で調整
- Wordのスタイル機能で統合管理すれば効率化・統一感が保てる
- チェックリスト10項目で最終確認する
- NG5パターン(統一感欠如/装飾過多/余白極端/フォント混在/スタイル不使用)を避ける
- PDF提出時のフォント埋め込みは必須設定
より詳細な情報は、レポートの書き方の総合ガイド、Wordを使ったレポートの書き方、レポートの余白の設定、レポートのフォントの選び方、レポートの行数の設定、レポートのヘッダーの書き方もあわせて参照してほしい。
レイアウトを含む書式全般に自信が持てないとき、レポートビズのような法人型の作成サービスに参考資料として相談してみるのも1つの選択肢となる。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは料金と納期の確認から始めるのが安全な道となる。ただし、大学の学則を確認したうえで慎重に判断してほしい。
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