最終更新日:2026年7月19日
この記事でわかること
- レポート余白の3要素(上下/左右/綴じしろ)の理解
- Word標準余白の4パターン(狭い/標準/やや広い/広い)と選び方
- 4方向(上・下・左・右)別の推奨余白値
- 綴じ方別(左綴じ/上綴じ/ホチキス/クリップ)の左余白調整
- 提出形式別(印刷/PDF/オンライン)の余白選択
- 分野別(文系/理系/看護/心理)の余白慣習
- ヘッダー・フッター(ページ番号)と余白の関係
- 1ページの文字数指定と余白の相互調整、NG5パターン
執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、業界内部の視点で余白設定のルールを中立的に整理している。
「レポート 余白」——このKWを検索する人の多くは、レポートの余白を何mmにすべきか、あるいは大学から指定された余白を再現できずに困っている状況にある。「上下左右をそれぞれいくらにすべきか」「綴じるときはどうするか」といった具体的な疑問がある。
結論から言えば、大学レポートの余白は「上30mm、下25mm、左30mm(綴じしろ含む)、右20mm」が業界の標準的な組み合わせである。ただし、Wordのデフォルト設定(上下35mm、左右30mm)でも問題ない場面が多い。
この記事では、余白の3要素から、標準4パターン、4方向別推奨値、綴じ方別調整、提出形式別選択、分野別慣習、Word設定手順まで、業界内部の視点で公平に整理する。読み終わる頃には、余白設定で迷うことがなくなる状態を目指す。
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レポート余白の3要素と標準4パターン
結論:余白は「上下」「左右」「綴じしろ」の3要素で構成される。Wordには「狭い」「標準」「やや広い」「広い」の4つの標準パターンが用意されている。用途に応じて選ぶ。
まず、余白の基本要素と、Wordが用意している標準パターンを整理する。多くの学生は「余白=一律に何mm」と考えるが、実は要素別・パターン別に選ぶのが業界の標準的なアプローチである。
余白の3要素
余白は「上下の余白」「左右の余白」「綴じしろ」の3要素で構成される。それぞれ役割が異なるため、別々の値を設定するのが業界の慣習である。
上下の余白は視覚的なゆとり、左右の余白は行の長さと読みやすさ、綴じしろは製本・ホチキス留めの物理的スペースという役割を持つ。
Word標準4パターンの特徴
Wordの「レイアウト」タブ→「余白」から選べる4パターンは「狭い」「標準」「やや広い」「広い」である。それぞれ数値と用途が決まっている。
「狭い」は全周12.7mm、「標準」は上下25.4mm・左右31.75mm、「やや広い」は上下25.4mm・左右50.8mm、「広い」は上下25.4mm・左右50.8mmを超える設定である。
大学レポートで推奨されるパターン
大学レポートには「標準」または「ユーザー設定(上30・下25・左30・右20mm)」が最も推奨される。「狭い」は詰まりすぎ、「広い」は余白過多となる。
Wordのデフォルトが「標準」なので、そのまま使うのが最も簡単な選択となる。特別な指示がなければ、変更しなくてよい。
| パターン | 上下 | 左右 | 推奨用途 |
|---|---|---|---|
| 狭い | 12.7mm | 12.7mm | 掲示物・チラシ |
| 標準(デフォルト) | 25.4mm | 31.75mm | 大学レポート・卒論 |
| やや広い | 25.4mm | 50.8mm | 書籍・論文誌 |
| 広い | 25.4mm | 50.8mm超 | ノート・書き込み型 |
4方向別の余白推奨値
結論:余白は上下左右で最適値が異なる。上=30mm(表題スペース)、下=25mm、左=30mm(綴じしろ含む)、右=20mmが業界の推奨値である。
「上下左右をすべて同じ値にする」学生が多いが、実は方向ごとに最適値が異なる。読みやすさと機能性を両立するには、方向別に調整する必要がある。
上余白(30mm推奨)
上余白は30mm(または35mm)が業界の推奨値である。ページ冒頭のタイトルやヘッダー、印刷時の視覚的なゆとりを確保する。
ヘッダーを使う場合は、ヘッダー領域とは別に上余白を確保する。読者が最初にページを見たときの印象を決める重要な余白である。上余白が狭すぎるとタイトルが用紙の上端に近くなり、レポートが窮屈な印象になる。逆に35mmを超えると、余白過多で無駄な印象になる。
下余白(25mm推奨)
下余白は25mmが業界の推奨値である。上余白より少し狭めにすることで、視覚的なバランスが取れる。
ページ番号をフッターに配置する場合、フッター領域とは別に下余白を確保する。ページ番号についてはレポート表紙のページ番号を参照してほしい。下余白は上余白より小さくするのが視覚的な安定感に繋がる。
左余白(30mm推奨・綴じしろ含む)
左余白は30mmが業界の推奨値である。左綴じ(最も一般的)の場合、綴じしろとして5〜10mm分を含む。
右余白より広めに設定することで、ホチキス留めしても本文が読みにくくならない。教員がコメントを書き込むスペースにもなる。卒業論文の製本の場合は35〜40mmに広げるのが業界の慣習である。
右余白(20mm推奨)
右余白は20mmが業界の推奨値である。綴じしろが不要なため、左より狭くしてよい。
ただし、25mm程度まで広げても問題ない。教員がコメントを書き込むスペースとしても機能する。手書きコメントを積極的にもらいたい場合、右余白を25〜30mmに広げると、コメントが書き込みやすくなる。
| 方向 | 推奨値 | 役割 |
|---|---|---|
| 上 | 30mm | タイトル・ヘッダー・視覚的ゆとり |
| 下 | 25mm | フッター・ページ番号 |
| 左 | 30mm | 綴じしろ・教員コメント |
| 右 | 20mm | 教員コメント |
綴じ方別の左余白調整
結論:綴じ方によって左余白の調整幅が変わる。左綴じ+ホチキスは30mm、左綴じ+製本は35mm、上綴じは上余白を35mmに、クリップは調整不要が業界の標準である。
提出時の綴じ方によって、必要な余白の広さが変わる。物理的に本文が隠れないように、事前に綴じ方を考えて余白を設定する必要がある。
左綴じ+ホチキス(最も一般的)
左綴じ+ホチキス留めは、大学レポートで最も一般的な綴じ方である。この場合、左余白は30mmが業界の推奨値となる。
ホチキスは通常、左上に1〜2箇所打つ。左余白30mmあれば、ホチキス位置から本文までの距離が十分確保される。
左綴じ+製本テープ・ファイリング
製本テープを使ったり、ファイルに綴じたりする場合、左余白は35mmに広げる。綴じしろが厚くなる分、余裕を持たせる。
卒業論文などで製本する場合、35〜40mmの左余白が推奨される。製本会社の仕様を事前に確認するとより安全である。
上綴じ(横書き)の場合
用紙の上端で綴じる形式では、上余白を35mmに広げる。日本語の横書きレポートでは稀だが、英文レポートで採用されることがある。
上綴じの場合、左右余白は通常通り(左30mm・右20mm)でよい。上端がホチキス留めされる分の余裕を、上余白に持たせる。
クリップ留め・綴じなし
クリップ留めや、綴じずに提出する場合は、綴じしろ分の調整が不要である。左余白は25mm程度でもよい。
ただし、余白が狭すぎるとページ全体の印象が窮屈になる。25mm以下には設定しないのが業界の慣習である。クリップ留めは短いレポート(数ページ以内)で採用される。長文のレポートや卒業論文には向かない。
| 綴じ方 | 左余白 | 右余白 | 上下 |
|---|---|---|---|
| 左綴じ+ホチキス | 30mm | 20mm | 上30・下25 |
| 左綴じ+製本テープ | 35mm | 20mm | 上30・下25 |
| 上綴じ | 30mm | 20mm | 上35・下25 |
| クリップ留め | 25mm | 25mm | 上30・下25 |
提出形式別の余白選択
結論:紙印刷提出は綴じしろを考慮して左余白広め、PDF提出は綴じしろ不要、オンライン提出は文字数優先の設定が業界の標準である。
提出形式によって、余白の最適解が変わる。紙とPDFではニーズが違い、オンライン提出ではまた別の考え方が必要となる。
紙印刷提出の余白
紙で提出する場合、綴じしろとホチキス位置を考慮して左余白を30mmに設定する。上下は30・25mm、右は20mmが業界の推奨値となる。
大学レポートでは、この設定が最も無難で伝統的な組み合わせである。教員コメントスペースの確保も両立できる。
PDF提出の余白
PDFで提出する場合、綴じしろが不要になるため、左右均等でよい。全周25mmの均等な設定が業界の推奨となる。
教員が画面上で読む場合、綴じしろの意味がなくなる。ただし、教員が印刷して読む可能性もあるため、極端に狭くはしない。
オンライン提出(LMS・Moodle等)
Moodle・Manaba・Google Classroom等のLMS(学習管理システム)への提出では、余白は画面表示に最適化する。上下25mm、左右25mmの均等設定が業界の推奨となる。
画面上で読まれることを前提に、余白は控えめに設定する。文字数を確保しつつ、読みやすさを両立する。スマートフォンでの閲覧を想定する場合、余白を狭くしすぎると本文が画面から見切れる可能性があるため注意する。
| 提出形式 | 上 | 下 | 左 | 右 |
|---|---|---|---|---|
| 紙印刷 | 30mm | 25mm | 30mm | 20mm |
| 25mm | 25mm | 25mm | 25mm | |
| オンラインLMS | 25mm | 25mm | 25mm | 25mm |
分野別の余白慣習4分類
結論:余白の慣習は分野によって微妙に異なる。文系は伝統的な標準余白、理系は狭めで詰めた設定、看護は大学指定に従う、心理はAPA準拠で全周25.4mm(1インチ)が特徴となる。
分野ごとに、余白の設計思想が異なる。自分のレポートが属する分野の慣習を意識すると、より適切な余白選択ができる。
文系(人文・社会科学)の余白慣習
文系レポートは、伝統的な標準余白(上30・下25・左30・右20mm)を使うのが慣習である。教員コメントスペースを重視する。
読みやすさと余裕のあるレイアウトが好まれる。無理に文字数を詰め込まず、読者の目の休憩スペースを確保する。
理系(自然科学・工学)の余白慣習
理系レポートは、狭めの余白(上下25mm・左右20mm)を使う傾向がある。図表・数式を多く含むため、本文スペースを確保する必要がある。
実験レポートでは、実験装置図や数式の展開のために、本文領域を広く取る。文系より詰まった印象になるが、必要な選択である。
看護レポートの余白慣習
看護レポートは、大学の書式指定に従うのが最優先である。多くの看護系大学で「上下35mm・左右30mm」等の具体的な指示がある。
指示がない場合は、標準余白を使う。教員コメントスペースを広めに確保する伝統がある。
心理学のレポートの余白慣習
心理学のレポートは、APA(アメリカ心理学協会)スタイルに準拠する。APAでは全周25.4mm(1インチ)の余白が標準となる。
Wordの「標準」に近い設定である。APA準拠を意識するなら、全周25.4mmを厳密に守る。
| 分野 | 余白傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| 文系 | 標準(上30・下25・左30・右20mm) | 読みやすさ重視 |
| 理系 | 狭め(上下25mm・左右20mm) | 本文スペース確保 |
| 看護 | 大学指定に従う | 指定書式が多い |
| 心理 | APA準拠(全周25.4mm) | 国際基準 |
ヘッダー・フッターと余白の関係
結論:ヘッダー・フッターは余白の中に配置される。ページ番号などをフッターに入れる場合、下余白を25mm以上確保することで、本文と重ならない。
ヘッダーとフッターは、上下の余白領域を活用する要素である。両者の関係を理解すると、レイアウトが崩れない。
ヘッダーと上余白の関係
ヘッダーは、上余白の中に配置される。上余白が30mmなら、ヘッダーは上端から15mmの位置に、本文は上端から30mmの位置に配置される。
ヘッダーを使う場合、上余白を35mm以上に広げるとバランスが良くなる。ヘッダーと本文の間に視覚的な余裕が生まれる。
フッターと下余白の関係
フッター(ページ番号など)は、下余白の中に配置される。下余白が25mmなら、フッターは下端から12〜15mmの位置に配置される。
ページ番号を使う場合、下余白は25〜30mmが業界の推奨となる。狭すぎると、ページ番号と本文が近すぎて視覚的に窮屈になる。
ヘッダー・フッター使用時の余白設計
ヘッダーとフッターを両方使う場合、上下余白は35mm・25mmが業界の推奨組み合わせとなる。両方に配置スペースを確保する。
Wordの「ページ設定」で「ヘッダー」「フッター」の位置(上端/下端からの距離)も個別に調整できる。細かいレイアウトを詰める場合に有用である。
Wordでの余白設定手順3方式
結論:Wordでの余白設定は「標準パターン選択」「ユーザー設定余白」「文字数指定と併用」の3方式がある。手軽さと精密さで選ぶ。
Wordには、余白を設定する複数の方法がある。用途と精密さのニーズに応じて選ぶ。
方式1:標準パターンから選ぶ(最も簡単)
「レイアウト」タブ→「余白」から、「狭い」「標準」「やや広い」「広い」の4パターンから選ぶ。1クリックで設定できる最速の方法である。
大学レポートには「標準」を選ぶのが業界の推奨となる。細かい調整をしたくない場合、この方法で十分である。
方式2:ユーザー設定余白で精密指定
「レイアウト」タブ→「余白」→「ユーザー設定の余白」から、mm単位で個別に指定する。4方向別に異なる値を設定できる。
大学から具体的な余白指定がある場合(例:「上30mm・下25mm・左30mm・右20mm」)、この方法で正確に設定する。綴じしろも別途指定できる。
方式3:文字数×行数指定と併用
「ページ設定」ダイアログの「文字数と行数」タブから、1行の文字数・1ページの行数を指定できる。この設定は余白と連動する。
「40文字×40行」等の指定がある場合、この設定と余白を組み合わせる。文字数指定と余白は相互に影響するため、両方を意識する必要がある。設定後に必ずプレビューで確認し、意図した見た目になっているかを確認する。
1ページ文字数指定と余白の相互調整
結論:「40文字×40行」等の1ページ文字数指定と、余白は相互に影響する。両方を満たすには、フォントサイズ・行間・余白を細かく調整する必要がある。
「40文字×40行」等の具体的な文字数指定があるレポートでは、余白を単独で決めることができない。両者の相互関係を理解する必要がある。
1ページ文字数と余白の計算
A4用紙(210×297mm)から左右余白を引いた本文幅が、1行の文字数を決定する。フォントサイズ10.5ptで左右各30mmの余白なら、1行約36文字が入る。
1行40文字にしたい場合、左右余白を各20mmに狭めるか、フォントサイズを10ptに小さくする調整が必要となる。フォントサイズを変えると、視覚的な印象も大きく変わるため、まずは余白の調整で対応するのが業界の慣習である。
1ページ行数と余白の計算
用紙の縦の長さ(297mm)から上下余白と行間を引いた本文高さが、1ページの行数を決定する。行間18ptで上下各30mmの余白なら、1ページ約35行が入る。
1ページ40行にしたい場合、上下余白を各25mmに狭めるか、行間を16ptに狭める調整が必要となる。行間を狭めすぎると読みにくくなるため、まずは余白で調整するのが業界の慣習である。
「40文字×40行」を実現する設定例
「40文字×40行、10.5pt」を実現する設定は、余白を上30mm・下25mm・左25mm・右20mm、行間16ptにする。これで1ページの文字数指定を満たせる。
指定の1文字入らない場合は、フォントを10ptに下げるか、余白をさらに狭めるかで調整する。この試行錯誤には時間がかかるため、早めに設定する。
文字数指定の再現手順
Wordの「ページ設定」ダイアログ→「文字数と行数」タブから、「文字数と行数を指定する」にチェックを入れる。文字数と行数の数値欄が有効になる。
ここに「40文字」「40行」と入力すると、Wordが自動的に余白と字送りを調整する。ただし、Wordの自動調整では意図した見た目にならないこともあるため、微調整が必要な場合もある。手動で余白を再確認するのが業界の推奨手順となる。
「30文字×30行」等の他の指定への応用
「30文字×30行」の場合、余白を広めに(上下35mm・左右35mm)、行間を20ptに設定する。1ページに入る情報量が少なくなるが、ゆとりのあるレイアウトが特徴となる。
読みやすさ重視のレポートや、教員コメントスペースを広めに確保したいレポートで、この設定が使われる。分野別の指定に応じて、余白を柔軟に調整する。
余白のNG5パターンと対策
結論:余白のNGは「余白が狭すぎる」「上下左右不揃い」「綴じしろ忘れ」「ページごとに余白が違う」「教員コメントスペースなし」の5パターンである。
余白設定で陥りがちなNGパターンを整理する。多くは、余白の役割を理解していないことが原因である。
NG1:余白が狭すぎる
全周15mm以下の狭すぎる余白は、レポートの印象を悪くする。文字数を稼ぐために余白を極端に狭めるパターンが多い。
対策は、必ず最低20mmは確保することである。それより文字数が必要なら、文字数指定を教員に相談する。
NG2:上下左右が不揃い
意図せず上下左右の余白がバラバラなパターンである。Wordの設定を触っているうちに、意図せず異なる値になっている。
対策は、書き終わったら「ページ設定」ダイアログで数値を再確認することである。「意図的に方向別に変えているか」を意識する。
NG3:綴じしろの忘れ
左綴じ+ホチキス提出なのに、左余白が右と同じ狭い値になっているパターンである。ホチキス位置と本文が近すぎて読みにくくなる。
対策は、綴じ方を事前に決めて余白に反映することである。左綴じなら左余白を5〜10mm広くする。
NG4:ページごとに余白が違う
意図せずページごとに余白が異なるパターンである。セクション区切りを使ったときに発生しやすい。
対策は、レポート全体を通しで再確認することである。「余白の統一」を最終チェック項目に入れる。
NG5:教員コメントスペースがない
余白が全体に狭すぎて、教員がコメントを書き込むスペースがないパターンである。フィードバックを受けにくくなる。
対策は、右余白を20〜25mm確保することである。手書きコメントが入るスペースの余裕が、教員との対話を促進する。
どうしても余白設定で迷ったときの選択肢
結論:締切直前で余白設定を含めた書式全般に手が回らない場合、レポート代行サービスは「参考資料としての活用」という選択肢の一つとなる。ただし、大学の学則を確認したうえで慎重に判断すべきである。
余白設定は、レポートの見た目を大きく左右する要素である。「40文字×40行」等の具体的指定があると、余白・フォント・行間を全て調整する必要があり、時間がかかる。
そのような場合、外部の作成サービスを「参考資料」として活用するのも、選択肢の一つとなる。ただし、多くの大学の学則では、他者に書かせたレポートをそのまま提出することは不正行為として扱われる。この点は必ず理解したうえで判断する必要がある。
レポートビズのような法人型のレポート作成サービスは、参考資料としての活用を前提に、余白・書式・レイアウトの設計まで含めた形で対応している。累計6,000件超の実績から、大学の具体的な指定書式にも対応した納品体制が整っている。
公式LINEから匿名で無料相談ができるため、料金や納期を確認したうえで、自身の学則と照らして判断するのが安全な進め方となる。
レポートの余白に関するよくある質問(FAQ)
レポートの余白に関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。
Q1. Wordのデフォルト余白のままで問題ないか?
結論:大学レポートなら問題ない。
Wordのデフォルトは「上下25.4mm・左右31.75mm」で、業界の推奨値に近い。教員から特別な指示がなければ、このままでよい。ただし、左綴じで提出する場合、左余白を35〜40mmに広げるとより読みやすくなる。詳細はWordを使ったレポートの書き方を参照してほしい。
Q2. 上下と左右で余白の値を変えてもよいか?
結論:業界の慣習として、方向別に変えるのが標準である。
上下と左右で異なる余白を設定するのは、学術文書の標準的な設計である。左綴じなら左余白を広くし、上余白を下より少し広く取ることで、視覚的なバランスが取れる。全周同じ値は「均等でシンプル」に見えるが、機能性を考えると方向別が推奨される。
Q3. 大学から「余白35mm」と指定されたが、何mmまで許容されるか?
結論:指定値の±2mm程度は許容範囲内である。
厳密に35mmを求められることは少なく、33〜37mm程度なら通常は問題ない。ただし、「上下左右すべて35mm」と全周指定された場合は、全方向を統一する。厳格な指定がある場合(紀要投稿等)は、指定値を厳密に守る。
Q4. ページ番号を入れる場合、下余白はどのくらい必要か?
結論:下余白25〜30mmが業界の推奨である。
ページ番号はフッター領域(下余白の中間位置)に配置される。下余白が25mm以上あれば、ページ番号と本文の距離が十分確保される。ページ番号の詳細はレポート表紙のページ番号を参照してほしい。
Q5. 余白を変えるとページ数が変わってしまうが、どう対応する?
結論:指定ページ数がある場合、フォントサイズや行間で調整する。
余白を変えると、1ページに入る文字数と行数が変わり、レポート全体のページ数が増減する。指定ページ数を守るには、余白・フォントサイズ・行間の3要素で調整する。「10ページ以内」等の上限指定なら、余白を広めにする方向で調整するのが業界の慣習である。
Q6. ヘッダーの余白と本文の余白は別か?
結論:別々に設定できる。
Wordの「ページ設定」→「その他」タブから、「ヘッダー」「フッター」の位置(用紙端からの距離)を個別に指定できる。ヘッダーは通常、上余白の中間位置(上余白30mmなら15mm位置)に配置される。本文の上端はヘッダーより下に位置する。
Q7. 余白を後から一括で変更する方法は?
結論:「レイアウト」タブ→「余白」から一括変更できる。
余白の変更は、文書全体に自動適用される。ただし、セクション区切りを使っている場合、セクションごとに余白が異なる可能性があるため、全ページを確認する。「レイアウト」→「余白」→「ユーザー設定の余白」で、「設定対象」を「文書全体」にすれば、全ページに一括適用される。締切に間に合わない場合、即日でのレポート代行のような選択肢もあるが、大学の学則を確認したうえで判断する必要がある。
まとめ|レポートの余白設定の要点
レポートの余白は、「上30mm・下25mm・左30mm(綴じしろ含む)・右20mm」が業界の標準的な組み合わせである。Wordのデフォルト設定でも大きな問題はないが、方向別に調整することで、読みやすさと機能性が両立する。
綴じ方(左綴じ+ホチキス/製本テープ/上綴じ/クリップ)によって、左余白の調整幅が変わる。提出形式(紙印刷/PDF/オンライン)によっても、最適な余白は異なる。事前に提出方法を決めてから、余白を設計するのが業界の慣習である。
この記事の重要ポイントを整理する。
- 余白は「上下」「左右」「綴じしろ」の3要素で構成される
- Wordの4パターン(狭い/標準/やや広い/広い)から選ぶ
- 推奨値は「上30mm・下25mm・左30mm・右20mm」
- 綴じ方別に左余白を調整(ホチキス30mm/製本35mm/クリップ25mm)
- 提出形式別(紙印刷/PDF/オンライン)に最適余白が異なる
- 分野別慣習(文系:標準/理系:狭め/看護:指定/心理:APA)がある
- ヘッダー・フッター使用時は上下余白を35mm・25mmに
- 文字数指定(40字×40行等)と余白は相互に影響する
- NG5パターン(狭すぎ・不揃い・綴じしろ忘れ・不統一・コメントスペースなし)を避ける
より詳細な情報は、レポートの書き方の総合ガイド、Wordを使ったレポートの書き方、レポートのフォントの選び方、レポート游明朝の使い方、レポート表紙のページ番号、レポート表紙なしの書き方もあわせて参照してほしい。
余白を含む書式設定に自信が持てないとき、レポートビズのような法人型の作成サービスに参考資料として相談してみるのも1つの選択肢となる。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは料金と納期の確認から始めるのが安全な道となる。ただし、大学の学則を確認したうえで慎重に判断してほしい。
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