最終更新日:2026年7月26日
この記事でわかること
- 大学レポートで一人称を避けるのが基本とされる理由
- 一人称6種類(私/僕/自分/筆者/著者/本稿・本レポート)の使い分け
- レポートの種類別(論述/感想/実験/レビュー)の一人称判断フロー
- 分野別(文系/理系/看護/心理)の一人称慣習
- 「私」を使うと減点されるかの判断基準
- 一人称を消す実務テクニック6選(受動態/主語省略/本稿主語/名詞化/客観化/引用主語)
- 一人称の統一の重要性と引用文中の扱い
- 一人称のNG5パターンと実例3本
執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、業界内部の視点で一人称の使い分けを中立的に整理している。
「レポート 一人称」——このKWを検索する人の多くは、レポートで「私」と書くべきか、「筆者」と書くべきか、あるいは一人称を使わない方がよいのかで迷っている状況にある。「教員から一人称を消せと指導された」「感想レポートは私でよいのか」等の具体的な悩みがある。
結論から言えば、大学の論述型レポートでは一人称を避け、使う場合は「筆者」または「本稿」で統一するのが業界の標準である。「私」は感想レポート・リアクションペーパー等の主観重視のレポートに限られる。分野別の慣習も理解しておくとよい。
この記事では、一人称を避ける理由から、6種類の使い分け、レポート種類別の判断フロー、分野別慣習、消すテクニック、NG例まで、業界内部の視点で公平に整理する。読み終わる頃には、一人称の扱いに迷わなくなる状態を目指す。
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レポートで一人称を避けるのが基本とされる理由
結論:大学レポートで一人称を避けるのは、「客観性」「論理性」「学術性」の3つを担保するためである。主観の表明を最小限にし、根拠に基づく論述を優先する学術文書の伝統に沿った選択となる。
まず、なぜ大学レポートで一人称が避けられるかを整理する。この理由を理解すると、状況ごとに一人称を使うべきか判断しやすくなる。
理由1:客観性の担保
「私は○○と思う」という表現は主観的な印象を与える。学術レポートでは、根拠に基づく客観的な論述が求められる。
「○○である」という断定形の方が、データや先行研究に基づく客観的な主張として読める。読者に「単なる感想ではない」と伝えるための工夫となる。
理由2:論理性の担保
「私は思う」ではなく、根拠を明示することで論理性が担保される。「なぜそう考えるか」の根拠が主役になる。
一人称を消すと、必然的に根拠や引用を示す必要が出てくる。結果として、より論理的な文章になる副次的効果もある。
理由3:学術性の伝統
学術論文の伝統として、一人称を最小限にする書き方が定着している。大学レポートはこの学術論文の書式を意識した文書となる。
特に理系論文では、感情や主観を排することが強く求められる。文系でも、卒業論文レベルでは一人称を避ける慣習が根強い。この伝統は日本だけでなく、国際的な学術界でも同じである。英語論文でも「I(私)」の使用は限定的で、「The author」「This paper」等の表現が多く採用される。
一人称6種類の使い分け
結論:レポートで使われる一人称は「私」「僕」「自分」「筆者」「著者」「本稿・本レポート」の6種類ある。それぞれ用途と印象が異なる。使うなら「筆者」または「本稿」が最も無難となる。
一人称と一口に言っても、実は複数の選択肢がある。ここでは、業界で使われる6種類を整理する。それぞれの印象を理解して、状況に応じた選択ができるようになるのが目標である。
1. 私(わたし・わたくし)
「私」は最も一般的な一人称で、主観的な印象を与える。感想レポート・リアクションペーパー・自己紹介系のレポートに向いている。
論述型レポートで使うと、主観的で幼い印象になりやすい。「思う」「感じる」といった主観動詞と組み合わさると、特にその印象が強まる。
2. 僕(ぼく)
「僕」は口語的な一人称で、大学レポートには不向きである。フォーマルさに欠ける。
男子学生でも、レポートでは「僕」ではなく「私」を使うのが業界の慣習である。話し言葉ではなく書き言葉の意識が必要となる。
3. 自分
「自分」は「私」よりカジュアルな印象を与え、大学レポートには不向きである。体育会系の会話でよく使われる語である。
「自分は○○と考える」といった書き方はレポートには適さない。「私」または「筆者」に置き換える必要がある。
4. 筆者(ひっしゃ)
「筆者」は学術的な響きがあり、レポートで一人称を使うときの標準的な選択である。書き手を客観化した表現となる。
「筆者は○○と考える」といった書き方で、主観を保ちつつ学術的な印象を与える。論述型レポートで一人称が必要な場面に最適である。多くの大学教員が「筆者」の使用を推奨する理由は、この学術的な響きにある。
5. 著者(ちょしゃ)
「著者」は書籍や長文論文で使われる一人称である。大学レポートで使うと大げさな印象を与える。
卒業論文の分量なら「著者」でも違和感はないが、短文レポートでは「筆者」の方が自然である。分量に応じた選択が業界の慣習である。
6. 本稿・本レポート・本論
「本稿」「本レポート」「本論」は、書き手ではなくレポートそのものを主語にする表現である。事実上、一人称を消す最も強力な方法となる。
「本稿では○○を論じる」といった書き方で、主体を「私」から「レポート」に移し替える。学術文書として最も洗練された表現である。「本稿」は最もフォーマル、「本レポート」はやや平易、「本論」は長文論文向けと使い分けるとよい。
| 一人称 | フォーマル度 | 推奨用途 | 大学レポート適否 |
|---|---|---|---|
| 私 | 中 | 感想・リアクション | △(限定的) |
| 僕 | 低 | — | × |
| 自分 | 低 | — | × |
| 筆者 | 高 | 論述レポート | ◎ |
| 著者 | 高 | 卒論・長文論文 | ◯ |
| 本稿・本レポート | 最高 | あらゆる論述 | ◎ |
レポート種類別の一人称判断フロー
結論:レポートの種類によって一人称の扱いが変わる。論述レポートは避け、感想レポートは「私」OK、実験レポートは避けて客観描写、レビューは中間的な扱いが業界の標準である。
大学レポートには複数の種類があり、それぞれで一人称の扱いが異なる。ここでは、種類別の判断基準を整理する。所属大学の講義スタイルによって判断が変わるので、教員からの指示があれば必ず優先する。
論述型レポートの一人称
論述型レポートでは、一人称を避けるのが業界の標準である。「本稿」または「筆者」の使用に限る。
「○○について論じよ」「△△を分析せよ」といった課題では、客観的な論述が求められる。「私は」で始まる文は、必要に応じて「本稿では」「筆者は」に置き換える。
感想レポート・リアクションペーパー
感想レポート・リアクションペーパーでは、「私」の使用が許容される。むしろ主観を明示する方が自然である。
「講義を聞いての感想」「読書レポート」等では、「私は○○と感じた」といった書き方が正当となる。主観こそが評価対象となる文書だからである。
実験レポートの一人称
実験レポートでは、一人称を避け、受動態や無主語文で書くのが業界の標準である。事実を客観的に描写することが求められる。
「試料Aを加熱した」ではなく「試料Aを加熱した」(主語なし)、または「試料Aは加熱された」(受動態)と書く。「私は試料Aを加熱した」は避ける。
書評・映画レビュー
書評・映画レビューは中間的な扱いで、「筆者」または「本稿」が最も無難である。主観と客観のバランスが求められる。
「私は感動した」ではなく「本書は感動的な作品である」「筆者は○○の点を高く評価する」といった書き方となる。感想と論述の中間を意識する。
| レポートの種類 | 推奨一人称 | 「私」の可否 |
|---|---|---|
| 論述型レポート | 本稿・筆者 | 避ける |
| 感想・リアクション | 私 | OK |
| 実験レポート | 受動態・無主語 | 避ける |
| 書評・レビュー | 本稿・筆者 | 限定的 |
分野別の一人称慣習4分類
結論:一人称の慣習は分野によって異なる。文系は「筆者」を許容、理系は完全に排除、看護は経験の記述で「私」も許容、心理はAPA準拠で英語論文はweでも日本語では避ける、が特徴である。
分野ごとに、一人称の慣習が異なる。自分のレポートが属する分野の慣習を意識すると、適切な選択ができる。
文系(人文・社会科学)の一人称慣習
文系レポートは、「筆者」の使用が許容されている。考察部分で「筆者は○○と考える」といった書き方が業界の慣習となる。
ただし、「私」よりは「筆者」の方が学術的な印象を与える。卒業論文レベルになると、「本稿」または「本論文」を主語にする表現が主流となる。文学・哲学・歴史学等では、教員によっては「筆者」も避け、「本稿」の使用を厳しく求める場合もある。
理系(自然科学・工学)の一人称慣習
理系レポートは、一人称を完全に排除するのが業界の慣習である。受動態や無主語文が徹底される。
実験レポートでは「筆者」も避け、事実を客観的に記述する。「試料は加熱された(受動態)」「試料Aの温度は100℃であった(状態記述)」といった書き方が標準となる。
看護レポートの一人称慣習
看護レポートは、経験の記述部分で「私」が許容されている。実習体験に基づく考察が中心となるためである。
「私は患者Aさんに対して○○の看護を実施した」といった書き方が業界の慣習となる。ただし、理論部分では「筆者」または「本稿」に切り替えるのが望ましい。
心理学のレポートの一人称慣習
心理学のレポートは、APA(アメリカ心理学協会)スタイルに準拠する。英語論文では「we」の使用が近年許容されているが、日本語版では「筆者」または「本研究」が業界の標準となる。
「本研究では○○を検討した」といった書き方が典型となる。個人の意見よりも研究の主体を強調する表現が好まれる。
| 分野 | 推奨一人称 | 「私」の可否 |
|---|---|---|
| 文系 | 筆者・本稿 | 限定的 |
| 理系 | 使わない(受動態) | × |
| 看護 | 私(経験)・筆者(理論) | ◯ |
| 心理 | 筆者・本研究 | × |
「私」を使うと減点されるかの判断基準
結論:「私」で減点されるかは「教員の指示」「レポート種類」「使用頻度」の3つで判断する。指示があれば従う、感想系レポートなら問題ない、頻用は避けるのが業界の目安である。
「一人称の禁止」を明示する教員は少数派だが、書式指導の一環として一人称を消すよう求められることは多い。ここでは判断基準を整理する。
基準1:教員の明示的な指示
教員が「一人称は使うな」と明示している場合は、絶対に従う。指示違反は書式指定違反として減点対象になる。
シラバスや講義中の説明に「一人称を避けよ」「筆者を使え」等の指示があれば、それを優先する。指示の有無を必ず確認する。
基準2:レポートの種類
感想系レポートで「私」を使っても減点されない。むしろ主観を明示することが求められる文書だからである。
論述系レポートで「私」を頻用すると、書式指導として減点される可能性がある。「本稿」「筆者」への置き換えが安全な選択となる。
基準3:使用頻度と統一性
1度や2度の「私」なら問題ないが、頻用は避ける。また、「私」「筆者」「本稿」を混在させると統一性が失われる。
使うなら一貫して同じ一人称で通す。混在は「書式意識の欠如」として評価される可能性がある。目安として、1レポート内で「筆者」が3〜5回以内なら自然な範囲となる。それ以上多用する場合は、消すテクニックを組み合わせて頻度を下げるとよい。
一人称を消す実務テクニック6選
結論:一人称を消すテクニックは「受動態」「主語省略」「本稿主語」「名詞化」「客観化」「引用主語」の6種類ある。組み合わせて使うと、自然な文章のまま一人称を消せる。
「一人称を消せ」と言われても、方法がわからない学生は多い。ここでは業界で使われる6つのテクニックを整理する。
テクニック1:受動態にする
「私はAを行った」→「Aが行われた」。行為の主体を消して、行為そのものを主語にする。
実験レポートで最も多用されるテクニックである。「試料は測定された」「データは分析された」等の書き方が典型となる。
テクニック2:主語を省略する
「私は○○と考える」→「○○と考えられる」「○○といえる」。日本語の特性を活用して、主語を省略する。
日本語では主語を省略しても意味が通じることが多い。「考えられる」「示される」「見受けられる」等の動詞と組み合わせると自然になる。
テクニック3:「本稿」を主語にする
「私は○○を論じる」→「本稿では○○を論じる」。書き手ではなくレポート自体を主語にする。
最も学術的な印象を与えるテクニックである。「本稿」「本レポート」「本論」を主語にすると、洗練された論述となる。
テクニック4:名詞化する
「私は○○と考える」→「○○という考えがある」。動詞を名詞化して、行為者を消す。
「考える→考え」「分析する→分析」「主張する→主張」といった名詞化により、文全体の構造が変わる。抽象的な議論に適している。
テクニック5:客観化する
「私は感動した」→「○○は感動的である」「本作は感動を呼ぶ」。感情の主体を対象物に移す。
書評・レビューで頻用されるテクニックである。作品自体の特徴として記述することで、客観的な印象になる。
テクニック6:引用や研究を主語にする
「私は○○という研究を紹介する」→「○○の研究では△△が示されている」。引用元や研究を主語にする。
「○○(2020)は△△と論じている」といった書き方となる。学術文書として最も自然な形式である。参考文献の引用方法は参考文献の書き方を参照してほしい。引用主語のテクニックを使うと、レポート全体の学術的な信頼性も同時に高まる。
| テクニック | 変換例 | 推奨場面 |
|---|---|---|
| 受動態 | 私はAを行った→Aが行われた | 実験レポート |
| 主語省略 | 私は考える→考えられる | 論述全般 |
| 本稿主語 | 私は論じる→本稿では論じる | 論述の宣言 |
| 名詞化 | 私は考える→○○という考えがある | 抽象議論 |
| 客観化 | 私は感動→○○は感動的 | 書評・レビュー |
| 引用主語 | 私は紹介→○○の研究では | 先行研究の紹介 |
一人称の統一と引用文中の扱い
結論:一人称は最初から最後まで統一するのが業界の標準である。ただし、引用文中の一人称はそのまま残す。混在は書式意識の欠如として評価されるリスクがある。
一人称の統一と、引用文中の扱いは意外と学生が悩むポイントである。ここでは、業界で使われるルールを整理する。
一人称の統一の重要性
1つのレポート内で使う一人称は1種類に統一する。「私」と「筆者」を混在させると、書式意識の欠如と評価される。
レポート全体で「筆者」を選ぶなら、全ての一人称を「筆者」にする。「本稿」を選ぶなら、書き手自身を指す場面はすべて「本稿」または「筆者」で統一する。
引用文中の一人称の扱い
引用文中の一人称は、原文のまま残すのが業界の標準である。引用は原文の忠実な再現が原則だからである。
「山田(2020)は『私は○○と考える』と述べている」といった書き方となる。引用文中の「私」を書き換えると、引用の正確性が損なわれる。
引用元著者の一人称に注意
引用元著者の主張を紹介するときは、著者の視点から書く。「山田は…と考える」であり、「筆者(山田)は…と考える」ではない。
「筆者」を自分と引用元著者で混同しないよう、書き分けが重要となる。引用元著者は必ず名前で示し、「筆者」は書き手自身のみに使う。この書き分けは長文レポート・卒業論文で特に重要で、混同すると読者は「誰の主張か」を追えなくなる。
一人称のNG5パターンと対策
結論:一人称のNGは「僕・自分の使用」「私・筆者の混在」「レポート全体が私だらけ」「引用文中の一人称改変」「思う・感じる乱用」の5パターンである。
一人称で陥りがちなNGパターンを整理する。事前に対策を知っておくことで、書き直しの時間を減らせる。
NG1:「僕」「自分」の使用
「僕は」「自分は」といった口語的な一人称を使うパターンである。学術文書としてフォーマルさに欠ける。
対策は、「私」または「筆者」に置き換えることである。特に男子学生は「僕」を無意識に使いがちなため、書き終わったら検索(Ctrl+F)で確認する。
NG2:「私」と「筆者」の混在
1つのレポート内で「私」と「筆者」を無自覚に使い分けるパターンである。書式意識の欠如と評価される。
対策は、書き終わったら全体を確認し、どちらかに統一することである。置換機能(Ctrl+H)を使うと一括で変更できる。
NG3:レポート全体が「私」だらけ
論述レポートで「私は…」「私が…」「私の考えでは…」等が多用されるパターンである。主観的で幼い印象を与える。
対策は、6つの消すテクニックを使って書き直すことである。受動態・主語省略・本稿主語を組み合わせると、自然に一人称を減らせる。
NG4:引用文中の一人称改変
引用文中の「私」を「筆者」に書き換えるパターンである。引用の忠実性が損なわれる。
対策は、引用文はカギカッコで囲み、原文のまま提示することである。引用と地の文は明確に区別する。
NG5:「思う」「感じる」の乱用
「思う」「感じる」を頻用するパターンである。主観の表明が過剰になる。
対策は、「思う」→「考えられる」、「感じる」→「見受けられる」といった客観表現に置き換えることである。詳細はレポートの結論の書き方も参照してほしい。
一人称の実例|3パターンの書き分け
結論:実際のレポートで一人称がどう扱われるかを、3つのパターン(悪い例/改善例/最良例)で示す。段階的な改善のイメージが具体的につかめる。
ここでは、同じ内容を3段階で書き分けた例を示す。段階を追って改善されるイメージがつかめる。同じ内容でも一人称の扱いを変えるだけで、印象が大きく変わることが確認できる。
実例1:悪い例(一人称多用)
「私はSNS利用と孤独感の関係について、私が興味を持ったので調べた。私はまず先行研究を読んだが、私はその中で山田(2020)の研究に感銘を受けた。私は山田の主張が最も納得できると思う。」
この例では「私」が5回登場し、主観的で幼い印象を与える。研究の対象や意義が明確に伝わらない。学術レポートとして減点対象になりうる。
実例2:改善例(「筆者」で統一)
「筆者はSNS利用と孤独感の関係について検討する。まず先行研究を概観すると、山田(2020)は○○を主張しており、筆者はこの主張に同意する。」
この例では「筆者」に統一され、学術的な印象になっている。ただし、まだ「筆者」の登場が多いため、さらに改善の余地がある。
実例3:最良例(一人称を最小化)
「本稿では、SNS利用と孤独感の関係を検討する。先行研究として、山田(2020)は○○を主張している。この主張は、△△の点で妥当性が高いと考えられる。」
この例では一人称が使われず、「本稿」を主語にし、受動態と主語省略を組み合わせている。学術文書として最も洗練された書き方となる。読者は「筆者の主観」ではなく「レポート全体の主張」として内容を受け取る。同じ内容でも、書き方でここまで印象が変わる。
どうしても一人称の書き換えに困ったときの選択肢
結論:締切直前で一人称の書き換えができない場合、レポート代行サービスは「参考資料としての活用」という選択肢の一つとなる。ただし、大学の学則を確認したうえで慎重に判断すべきである。
一人称の書き換えは、慣れないうちは時間がかかる作業である。6つのテクニックを覚えても、実際に自然な文章に置き換えるには練習が必要である。「本文を書いたが、一人称の書き換えが終わらない」という状況は多くの学生が経験する。
そのような場合、外部の作成サービスを「参考資料」として活用するのも、選択肢の一つとなる。ただし、多くの大学の学則では、他者に書かせたレポートをそのまま提出することは不正行為として扱われる。この点は必ず理解したうえで判断する必要がある。
レポートビズのような法人型のレポート作成サービスは、参考資料としての活用を前提に、一人称の扱いを含めた文体設計まで対応している。累計6,000件超の実績から、分野別の慣習に対応した納品体制が整っている。
公式LINEから匿名で無料相談ができるため、料金や納期を確認したうえで、自身の学則と照らして判断するのが安全な進め方となる。
レポートの一人称に関するよくある質問(FAQ)
レポートの一人称に関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。
Q1. 「私」と「筆者」どちらが正しいか?
結論:論述型レポートなら「筆者」、感想レポートなら「私」が業界の標準である。
「筆者」は学術的な響きを持ち、論述型レポートに向いている。「私」は主観的で、感想レポートに向いている。どちらを使うにしても、1つのレポート内では統一する。判断に迷ったら「本稿」を主語にして一人称自体を消すのが最も無難となる。
Q2. 「僕」や「俺」を使ってはいけないのか?
結論:使ってはいけない。
「僕」「俺」は口語的な一人称で、学術文書には不向きである。男子学生でも、レポートでは「私」または「筆者」を使うのが業界の慣習である。話し言葉と書き言葉を区別する意識が必要となる。
Q3. 「我々」や「我」はどうか?
結論:「我々」は共同研究の場合のみ、「我」は使わない。
「我々」は複数の著者による共同研究や、読者を含む「共通の理解」を示すときに使う。1人で書く大学レポートで「我々」を使うと不自然である。「我」は古風すぎて現代の学術文書には向かない。
Q4. 感想レポートでも「筆者」を使うべきか?
結論:「私」の使用が適切である。
感想レポート・リアクションペーパーは主観の表明が主目的の文書である。「私は○○と感じた」といった書き方が求められる。この文脈で「筆者」を使うと、かえって不自然になる。詳細はレポートの例文集も参照してほしい。
Q5. 一人称を消しすぎると不自然にならないか?
結論:自然な範囲で消すのが業界の慣習である。
一人称をゼロにしようとして無理な表現になるより、必要最小限で「筆者」を使う方が自然である。1レポート内で1〜3回程度の「筆者」なら問題ない。読みにくくなるほど消す必要はない。
Q6. 引用文中の一人称も「筆者」に書き換えるべきか?
結論:引用文中は原文のままにする。
引用は原文の忠実な再現が原則である。引用文中の「私」を「筆者」に書き換えると、引用の正確性が損なわれる。引用文はカギカッコで囲み、地の文と区別することで、読者にも「これは引用元の一人称」だと伝わる。
Q7. 教員から「一人称を消せ」と指導されたら?
結論:6つのテクニックを組み合わせて、自然に一人称を減らす。
受動態・主語省略・本稿主語・名詞化・客観化・引用主語の6つのテクニックを、文ごとに使い分ける。1つのテクニックだけでは不自然になるため、複数を組み合わせるのがコツである。締切に間に合わない場合、即日でのレポート代行のような選択肢もあるが、大学の学則を確認したうえで判断する必要がある。
まとめ|レポートの一人称の使い方の要点
レポートの一人称は、「論述型は避けて『筆者』または『本稿』で統一、感想型は『私』を使用」が業界の標準である。「僕」「俺」「自分」は口語的で、学術文書には不向きとなる。
一人称を消すには「受動態」「主語省略」「本稿主語」「名詞化」「客観化」「引用主語」の6つのテクニックを組み合わせる。分野別・レポート種類別の慣習も意識すると、より適切な選択ができる。
この記事の重要ポイントを整理する。
- 一人称6種類(私/僕/自分/筆者/著者/本稿)から用途に応じて選ぶ
- 論述型レポートは「筆者」か「本稿」で統一、「私」は避ける
- 感想レポート・リアクションペーパーは「私」の使用が適切
- 実験レポートは受動態・無主語文で一人称を排除する
- 分野別慣習(文系:筆者OK/理系:排除/看護:私OK/心理:APA準拠)
- 一人称は最初から最後まで統一する(混在NG)
- 引用文中の一人称は原文のまま残す
- 消すテクニックは6種類(受動態/主語省略/本稿主語/名詞化/客観化/引用主語)
- NG5パターン(僕・自分/私筆者混在/私多用/引用改変/思う感じる乱用)を避ける
より詳細な情報は、レポートの書き方の総合ガイド、レポートの結論の書き方、レポート要旨の書き方、レポートのパラグラフの書き方、レポートの例文集、大学生向けレポートの書き方もあわせて参照してほしい。
一人称の扱いに自信が持てないとき、レポートビズのような法人型の作成サービスに参考資料として相談してみるのも1つの選択肢となる。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは料金と納期の確認から始めるのが安全な道となる。ただし、大学の学則を確認したうえで慎重に判断してほしい。
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