卒論の落単|3つのパターンと再履修・挽回の実務ガイド

最終更新日:2026年8月10日

この記事でわかること

  • 「卒論を落単する」の具体的な意味と、他科目との違い
  • 卒論落単の3つのパターン(未提出・不合格・評価不十分)
  • 落単と留年の関係(即留年ではないケースもある)
  • 卒論落単時の対応フロー(72時間以内にやるべきこと)
  • 卒論の再履修の仕組みと、翌年度の履修計画
  • 落単を防ぐための5つの実践的行動
  • 「単位ギリギリ」の判定基準と、他必修との複合ケース

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、「卒論の落単」への即時対応と再履修の仕組みを、業界内部の視点で実務ガイドとして整理している。落単の段階での具体的な行動指針を提供する。

「卒論を落単しそう」「卒論の単位を落としたらどうなる?」——このキーワードで検索する人は、卒論の単位取得に不安を抱えている、あるいは落単の可能性を認識した大学4年生である。

結論から言えば、「卒論の落単」は、通常の科目の落単と性質が異なる。多くの大学では卒論は必修であり、落単すると翌年度の再履修が必須となり、卒業も1年遅れる可能性が高い。ただし、落単の段階と原因によって、対応できる余地は残されている。

上位の記事の多くは「単位を落とす一般論」を扱っており、卒論に特化した情報は限られている。本記事では、「卒論の落単」の3つのパターンと、それぞれの対応フロー、再履修の仕組みまで、実務的な視点で整理する

落単を経験していない段階でこの記事を読んでいる場合は、「落単を予防するための知識」として活用できる。既に落単が確定した場合は、「即時対応のマニュアル」として活用してほしい。どちらの段階でも、正しい情報が最も強い味方となる。

卒論が進まない、テーマが決まらない、締切が近い——そんなときは

卒論代行という選択肢があります

  • 10,000字 44,000円〜の業界最安値水準
  • 最短即日納品に対応
  • 累計6,000件超・匿名OK・全国対応
公式LINEで無料見積り(1分・匿名OK)

卒論代行の料金・対応範囲を見る →

「卒論を落単する」とはどういう状態か

結論:「卒論を落単する」とは、卒論の単位が取得できず、不合格または未修了扱いになる状態を指す。大多数の大学で卒論は必修科目のため、落単は留年に直結しやすい。

まずは「落単」という言葉の意味と、卒論における特殊性を整理する。

「落単」の一般的な定義

大学の一般的なルールでは、成績が60点未満で「不合格」となり、単位取得できない状態が「落単」となる。

60点は多くの大学の合格基準だが、大学によっては50点、あるいは他の基準が設定される。自分の大学の合格基準は、学生便覧やシラバスで確認したい。

「落単」は学生スラングで正式な用語ではないが、大学生活の中では広く使われる。「単位を落とす」の省略形として、SNSや会話でも一般的に用いられる。この記事でも、この意味で「落単」を扱っている。

卒論の落単の特殊性

卒論の落単は、通常の科目の落単と異なる性質を持つ。多くの場合「未提出」で自動的に落単となる。

通常の科目は「試験を受けたが点数が足りない」で落単になるが、卒論は「そもそも提出しない」で落単するケースが多い。この違いを認識することが、対策の第一歩となる。

この違いには重要な意味がある。試験科目の落単は「準備不足」だが、卒論の落単は「提出プロセスの失敗」である。対策も、単なる勉強量ではなく、「提出まで到達する仕組み作り」が中心となる。この視点の転換が、卒論の落単防止の鍵となる。

卒論が必修である現実

大多数の大学で、卒論は「卒業に必要な必修科目」に指定されている。この構造が、卒論落単の重大さを決める。

選択科目なら落単しても他の科目で単位を補える。しかし必修は「代替不可」であり、翌年度に再履修が必須となる。詳細は卒論が原因で卒業できない割合もあわせて参照してほしい。

この必修という性質が、卒論落単の重大さを他の科目とは違うものにしている。「他の科目で挽回する」選択肢が使えないため、卒論そのものを完成させるしか道はない。この構造上の制約を、早い段階で理解しておくことが重要である。

卒論落単の3つのパターン

結論:卒論の落単には「未提出」「提出後の不合格」「評価不十分による単位認定不可」の3つのパターンがある。パターンによって対応が異なる。

「落単」を漠然と捉えるのではなく、パターン別に整理することで、自分の状況に応じた対応が見える。

パターン1:未提出による落単

締切までに卒論を提出できず、自動的に不合格となるパターンである。実は最も多い落単の形である。

「間に合わない」「途中で挫折した」「体調不良で書けなかった」などの理由で、提出自体ができないケースである。この場合、卒論の内容を評価される機会すら得られない。

未提出は、締切直前まで「なんとかなる」と思っていて、実際には間に合わなかったパターンが多い。「間に合わないと思ったら、不完全でも提出する」姿勢が、このパターンを避ける鍵となる。完璧より完成が優先である。

パターン2:提出後の不合格

卒論を提出したが、内容が著しく不十分で不合格になるパターンである。

「文字数が半分以下」「盗用が判明」「テーマから完全に逸脱」といった致命的な問題がある場合、不合格となる。ただし、指導教員の面談を受けていれば、こうした問題は事前に指摘されるため、稀なケースである。

特に「盗用」は、大学が採用しているコピペチェックツール(iThenticate、Turnitinなど)で検出される。「ちょっとくらい大丈夫」と考えて盗用すると、明確に検出される時代である。参考文献の引用ルールを守ることが、盗用回避の基本となる。

パターン3:評価不十分による単位認定不可

提出はしたが、評価基準に達せず「単位認定不可」となるパターンである。パターン2との違いは、「明らかな不備」ではなく「基準に届かない」ケースである。

口頭試問での回答が不十分、卒論の論理構造に大きな問題がある、といった要因で単位認定されない。この場合、修正して再提出できる可能性がある大学もある。

口頭試問は「提出後」の重要な関門である。書類上は問題がない卒論でも、口頭試問で答えられない、あるいは論理の破綻が明らかになると、単位認定されないケースがある。口頭試問への準備は、卒論本体と同じくらい重要である。

口頭試問対策としては、卒論の要点を3分・5分・10分の3パターンで説明できるように練習する。また、「なぜこのテーマを選んだか」「先行研究との違い」「結論の根拠」の3つの想定質問は、必ず事前に答えを準備しておきたい。

これらの準備は、口頭試問の1週間前から始めるのが理想である。詳細は本記事のFAQも参考にしてほしい。

落単と留年の関係

結論:卒論の落単は、多くの大学で留年に直結する。ただし、他の要件が全て満たされている場合、翌年度に卒論のみ再履修する形で1年後に卒業できる。

「落単=即留年」という単純な図式ではない。実際の対応にはいくつかの選択肢がある。

卒論落単で留年する典型ケース

卒論が必修で、他の卒業要件も満たしていない場合、留年が確定する。

この場合、翌年度は卒論の再履修と、他の必修単位の取得を並行する。詳細は卒論での留年|決定後の1年間の過ごし方を参照してほしい。

他の要件が満たされている場合

卒論以外の要件が全て満たされている場合、翌年度は卒論のみに集中して1年後に卒業できる。

この場合、実質的には「卒論に集中する1年」となる。学費も、大学によっては「卒論のみ再履修」の割引制度がある。この選択肢を知っていれば、精神的な負担が軽くなる。

半年遅れの卒業(9月卒業)

大学によっては、9月卒業の制度がある。落単しても、半年後に再提出できる場合がある。

「1年ではなく半年の延長」で済むため、経済的・精神的負担が軽い。自分の大学に9月卒業制度があるかを、教務課で確認したい。

9月卒業を選ぶ場合、内定先の企業との調整も必要となる。企業によっては「10月入社」の枠を用意しているところもある。9月卒業は、留年ほどの負担なく、卒業のタイミングを調整する現実的な選択肢である。

卒論落単時の対応フロー

結論:卒論落単が発覚したら、72時間以内に「指導教員への連絡」「教務課への確認」「保護者への相談」の3つを完了する。速やかな対応が以降の選択肢を広げる。

ショックの中でも、72時間以内に3つの行動を完了する。時間が経つほど選択肢が狭まる。

Step1:指導教員への連絡(24時間以内)

落単が判明したら、まず指導教員にメールで状況を伝える。

「落単となりました。今後についてご相談させてください」と1行送るだけでよい。詳細な事情説明は面談で行う。この連絡が、翌年度の指導体制の構築に繋がる。

「顔を合わせづらい」と感じるかもしれないが、教員も同じような学生を過去に指導してきており、驚くことはない。むしろ連絡を遅らせるほど、教員側も対応しづらくなる。事務的な連絡だけでも、早めに済ませたい。

Step2:教務課への確認(48時間以内)

教務課で「翌年度の履修計画」と「学費」の詳細を確認する。

「卒論のみ再履修」なのか、「他の単位も必要」なのか、「学費はいくらか」を正確に把握する。教務課の情報が、翌年度の設計の土台となる。

教務課では「翌年度の履修可能な時間帯」「9月卒業の可能性」「学費の減額制度」などを、まとめて確認したい。1回の訪問で全て確認できるよう、質問リストを用意して行くことがおすすめである。

Step3:保護者への相談(72時間以内)

学費や生活費の相談が必要な場合、速やかに保護者に伝える。

「隠していて、後で発覚する」が最悪のパターンである。事実と、教務課で確認した学費情報を、正直に伝えることで、家族との対応がスムーズになる。

保護者への伝え方は、対面が理想だが、まず電話でも良い。「話しづらい」と感じるのは自然だが、時間が経つほど話しづらさは増す。落単確定から72時間以内、遅くとも1週間以内に伝えることが望ましい。

卒論の再履修の仕組み

結論:卒論の再履修は、通常の科目とは異なる。「授業に出直す」のではなく「翌年度に卒論を書き直して提出する」形が一般的である。

再履修の仕組みは大学によって差があるが、基本的なパターンを整理する。

同じテーマで再挑戦するか

再履修時に「前年度のテーマを継続」するか「新しいテーマに変更」するかは、指導教員と相談して決める。

前年度のテーマで進めれば、既に集めた文献やデータを活用できる。テーマ変更する場合、また1から始める必要があるが、心機一転できるメリットもある。

判断の目安として、「前年度のテーマに愛着が残っているか」「文献・データの資産があるか」を確認する。愛着があり資産もある場合は継続、どちらもなければ変更が現実的である。教員と相談する際、この2点について自分の考えを整理しておきたい。

指導教員は同じかどうか

指導教員は基本的に同じ教員が担当するが、事情により変更を希望することも可能である。

指導教員との関係性に問題があった場合、副指導教員や学科長に相談して変更を依頼できるケースもある。ただし、変更は簡単ではないため、慎重に判断したい。

ゼミへの参加

ゼミに継続して参加するか、卒論指導のみ受けるかは、大学のルールと自分の状況で決める。

後輩と一緒にゼミに出ることに抵抗を感じる場合、教員に相談して個別指導の形にできる大学もある。詳細は卒論を教授に相談する5タイミングを参照してほしい。

後輩と一緒のゼミは、精神的に辛いと感じる学生も多い。しかし実際には、後輩たちは「先輩から学べる」と好意的に捉えることが多く、想像するほど気まずくない。過度に心配せず、まず参加してみることも選択肢である。

落単防止の5つの実践行動

結論:卒論の落単を防ぐには「早期スタート」「教員との定期面談」「進捗記録」「提出前の余裕」「他要件の同時確認」の5つの行動が有効である。

落単は突然起こるのではなく、日常の習慣の積み重ねで防げる。5つの実践行動を整理する。

行動1:早期スタート

4〜5月の早い段階からテーマ設定と文献収集を始める。

後半に慌てるより、早期から少しずつ進める方が、圧倒的に落単リスクが低い。詳細は卒論を5月から始める理想スケジュールを参照してほしい。

「早く始めても、途中で失速する」と感じる学生も多いが、途中で失速しても「1歩でも進んでいる」状態が確保できる。ゼロから始めるより、途中で失速した方が、最終的な提出には近い。この事実が、早期スタートの本当の価値である。

行動2:教員との定期面談

月1回でも指導教員と面談する習慣を作る。

面談を継続していれば、致命的な問題は事前に発見される。「指導を受けている」記録が残ることで、教員側も対応しやすくなる。

教員は「面談に来ない学生」より「面談に来る学生」を優先して指導する傾向がある。定期的な面談を通じて、教員との関係を維持することが、卒論の完成度と落単リスクの両面に影響する。「教員の時間を奪って申し訳ない」と遠慮せず、指導を積極的に受けたい。

行動3:進捗記録

週次で進捗を記録し、遅れを早期に察知する。

「今週は◇字書けた」「文献◇本読んだ」を可視化することで、順調か遅れているかが分かる。遅れが2週続いた時点で、対策を打つ。

遅れの原因を書き出す習慣も持ちたい。「体調不良」「就活の予定」「テーマ迷子」など、原因を明確にすれば、対策が具体化する。「なんとなく遅れている」ではなく「◇の理由で◇字遅れている」の粒度で管理することが、効果的な自己管理となる。

行動4:提出前の余裕

締切の1週間前には、卒論を完成状態にしておく。

締切当日に慌てると、印刷ミス・体裁不備・ファイル破損など、思わぬトラブルで提出できないリスクがある。1週間前の完成が、精神的な余裕と提出確実性を両立させる。

また、印刷所の混雑にも注意したい。1月末は多くの学生が卒論を印刷する時期であり、大学生協や印刷所が混雑する。当日印刷では、印刷が終わらない可能性もある。1週間前に印刷まで完了しておくことが最も安全である。

行動5:他要件の同時確認

卒論以外の卒業要件(必修・語学・教職課程など)を、4年生の4月時点で全て確認する。

「卒論だけ書けば卒業できる」と思っていたら、実は必修が1つ足りなかった、というケースは多い。教務課で自分の卒業要件を必ず一覧で確認したい。

特に、教職課程・司書課程・司書教諭課程など、副次的な資格を目指している学生は、要件が複雑になりがちである。「卒業に必要な単位」と「資格取得に必要な単位」を混同すると、思わぬ落単に繋がる。要件は明確に区別して管理したい。

「単位ギリギリ」の判定基準

結論:自分が「単位ギリギリ」の状態かどうかは、文字数・進捗率・指導教員の反応・卒業要件の充足度の4つで判定できる。

「なんとなく不安」ではなく、具体的な指標で自分の状態を判定する。以下の4つの基準を、月末に自己評価する習慣を作りたい。

基準1:文字数の進捗

指定文字数の何%まで書けているかを確認する。

目安として、9月末で30%、11月末で70%、12月末で90%を超えていれば安全圏である。これを下回っていると、落単リスクが高まる。

この数字は、多くの学生が実現できるペースを基準にしている。もちろん、個別の事情でこれより早い/遅いペースになることもある。ただし、大きく下回っている場合は、確実に警告サインである。

基準2:章の進捗率

各章の執筆状況を確認する。「未着手の章」の数がリスク指標となる。

12月時点で未着手の章が2つ以上ある場合、落単リスクが高い。1月に一気に書き上げるのは、現実的に難しい。

基準3:指導教員の反応

指導教員から「このままでは間に合わないかもしれない」と直接言われた場合、明確な警告サインである。

教員が「大丈夫」と言い続けているうちは、まだ余裕がある。逆に、教員が明確な警告を発した場合、それは非常に厳しい状況であることを意味する。

教員は基本的に学生に配慮するため、警告のトーンを弱めることが多い。「厳しいかもしれない」「頑張って」といった曖昧な表現でも、実は明確な警告のサインである。教員の言葉のトーンではなく、内容の中身を冷静に読み取りたい。

基準4:他の卒業要件

卒論以外の要件も同時に確認する。複合的な単位不足がある場合、リスクは大きい。

「卒論だけ書けば大丈夫」と思っていても、実は他の必修が足りていないケースが多い。教務課で自分の単位状況を、4年生の10月までに必ず確認したい。

他必修との複合ケースと挽回計画

結論:卒論と他必修の両方を落単した場合、対応の優先度は「重複しないスケジュール設計」となる。翌年度の履修計画を教員と入念に相談する。

落単の中でも、複合ケースは対応が難しい。ここでは複合ケースの対処と、落単からの挽回計画を整理する。

複合ケースの実態

卒論落単の学生の多くは、他の必修も同時に落としているケースがある。

「卒論に集中しすぎて他の必修に手が回らなかった」「体調不良で全体が停滞した」などが原因である。この場合、翌年度は卒論以外の科目も履修する必要がある。

複合ケースは1人での対処が特に難しい。教員と教務課の両方からの助言を得て、翌年度の負担を平準化する計画を組み立てる。1つの科目に偏らず、複数の科目をバランスよく進める設計が重要となる。

翌年度の時間割設計

再履修の必修と卒論の作業時間を、両立できるように時間割を組む。

必修の授業時間を確保しつつ、卒論の作業時間も確保する。1日の時間管理が、翌年度の卒業に直結する。詳細は卒論のメンタル維持術もあわせて参照してほしい。

教員への挽回相談

落単後の教員相談では、「今後どう挽回するか」の具体的なプランを持って臨む。

「どうすればいいですか」ではなく「〇〇の計画で進めたい」と提案する姿勢が、教員からの具体的なアドバイスを引き出す。詳細は卒論がうまくいかない時|8つの原因パターンを参照してほしい。

教員に「相談」する時は、単なる相談ではなく「協働の提案」の姿勢を持ちたい。「教員に助けてもらう」のではなく「教員と一緒に翌年度の計画を組み立てる」感覚である。この姿勢が、教員側の協力意欲を最大限に引き出す。

卒論の落単に関するよくある質問(FAQ)

卒論の落単について、よく寄せられる質問を7つに整理した。

Q1. 卒論を提出したのに落単することはありますか?

ある。ただし、指導教員の面談を継続して受けていれば、致命的な問題は事前に指摘されるため、稀である。

「提出=合格」ではないが、「指導ありきの提出」なら合格率は極めて高い。単独で書いた卒論は、リスクが上がる傾向がある。

教員は「自分が指導した学生を落単させたくない」という自然な動機を持つ。定期的に指導を受けていれば、教員も学生の卒論を把握しており、致命的な問題があれば事前に指摘する。指導を受ける習慣が、最大の落単保険となる。

Q2. 落単した場合、修正して再提出できますか?

大学と落単の理由による。「評価不十分」の場合は再提出できることもあるが、多くは翌年度の再履修となる。

落単の通知を受けた時点で、まず教員と教務課に「再提出の可能性」を確認する。可能性がある場合は、速やかに修正して再提出する。

再提出の可能性がある場合、指定される期限は非常に短いことが多い(1〜2週間)。この短期間で修正するため、事前に「修正が必要な箇所」を把握しておく必要がある。教員の指摘を丁寧に受け取り、優先度の高い部分から修正する姿勢が重要である。

Q3. 卒論の落単は成績証明書に記載されますか?

「不合格」として記載される大学が多い。ただし、翌年度に合格すれば、その記録も追加される。

大学によっては、落単の記録が残らないケースもある。就活で成績証明書を提出する際、この記録の扱いを事前に教務課で確認したい。

「落単の記録が就活に響くのでは」と過度に心配する学生もいるが、実際には成績証明書全体を見た時、1つや2つの落単は目立たないことが多い。特に、翌年度に無事に合格した後は、その情報が加わることで、落単の印象は薄まる。

Q4. 落単の理由は誰かに知られますか?

指導教員と教務課のスタッフ以外には、基本的に知られない。プライバシーは保護される。

「落単の事実」は成績証明書から分かるが、「なぜ落単したか」の詳細は関係者以外には共有されない。自分から話さない限り、周囲は理由を知らない。

友人・恋人・親族など、周囲にどこまで話すかは、自分で選べる。「話したい人にだけ話す」姿勢が、精神的な負担を減らす。SNSでの公表は、後で後悔することが多いため避けたい。

Q5. 落単すると就活はどうなりますか?

内定は基本的に取り消しとなる。ただし、企業によっては入社時期を延期する対応もある。

落単確定後、速やかに人事担当者に連絡する。詳細は卒論での留年|決定後の1年間の過ごし方を参照してほしい。

企業への連絡タイミングは重要である。「留年が確定してから」でよいが、「確定した1週間以内」が理想である。連絡を遅らせるほど、企業側の対応の余地が狭まる。感情的に対応しづらくなる前に、事務的に連絡を済ませたい。

Q6. 卒論以外の必修も落単している場合はどうすれば?

教員と教務課で総合的な相談をする。翌年度の履修計画を、両者の助言で組み立てる。

複合ケースは1人で対処するのが難しい。教員と教務課の専門的な助言が、翌年度の卒業を実現する鍵となる。

「複合的に落単した」場合、精神的なダメージも大きい。1人で全ての対応を進めようとせず、大学のカウンセリング機関や、家族の支援も積極的に活用したい。翌年度を乗り切るための総合支援体制を、意識的に構築する姿勢が重要である。

Q7. 落単のショックで動けません

まず数日休息を取ってから、教員と教務課に連絡する。無理に即行動しなくてよい。

ただし、あまり長期間放置すると、翌年度の対応の選択肢が狭まる。1週間程度で回復して、事務的な連絡だけは済ませたい。精神的な負担が大きい場合、卒論のメンタル維持術もあわせて参照してほしい。

ショックで動けない期間は、多くの学生が経験する自然な反応である。落単直後は特に、心と体が「回復モード」に入る。この期間を無理に短縮しようとせず、必要な休息を取ることが、結果的に早い回復に繋がる。

まとめ|落単は「即時対応」で選択肢が広がる

卒論の落単は、「即時対応」の速さが以降の選択肢を決める。72時間以内に指導教員・教務課・保護者への連絡を完了することで、翌年度の対応がスムーズになる。ショックの中でも、事務的な連絡だけは早めに済ませたい。

本記事で提示した3つのパターン認識、5つの防止行動、4つの判定基準を活用することで、落単のリスクを大きく下げられる。既に落単してしまった場合も、対応フローを踏むことで、翌年度の確実な卒業に繋げられる。

  • 卒論の落単は「未提出」「提出後の不合格」「評価不十分」の3パターンに分類される
  • 卒論は多くの大学で必修のため、落単は留年に直結しやすい
  • 他の要件が満たされていれば、翌年度は卒論のみに集中して卒業できる
  • 落単判明から72時間以内に、指導教員・教務課・保護者への連絡を完了する
  • 再履修は「授業に出直す」ではなく「翌年度に卒論を書き直す」形が一般的
  • 落単防止の5つの行動(早期スタート・面談・記録・余裕・要件確認)を実践する
  • 単位ギリギリの判定は「文字数・章進捗・教員反応・他要件」の4基準で行う
  • 複合ケースは教員と教務課の総合的な相談で挽回計画を組み立てる

より詳細な情報は、卒論が原因で卒業できない割合|統計データと稀なケースの実態卒論での留年|決定後の1年間の過ごし方と就活・費用の実務卒論がうまくいかない時|8つの原因パターンと突破口の探し方卒論を教授に相談する5タイミングとメール例文卒論60点で単位を取る戦略卒論のメンタル維持術もあわせて参照してほしい。

落単のリスクを認識した段階で、卒論の質に不安が残る場合、参考資料としての外部活用も選択肢となる。レポートビズのような、卒論の参考資料作成を請け負う業者に相談してみるのも1つの道である。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは現状の相談から始めるのが安全な出発点となる。

ただし、外部の作成物をそのまま提出することは大学の学則違反となる。あくまで参考資料として活用し、最終的な卒論は自分の言葉と自分の考察で仕上げるという原則は守りたい。落単は「終わり」ではなく「立て直しのきっかけ」である。適切な対応で、翌年度の確実な卒業に繋げてほしい。

そして最も伝えたいのは、「落単は人格の否定ではない」ということである。多くの学生が経験しうる状況であり、対応次第で乗り越えられる。この経験を、翌年度の確実な卒業と、その先の人生への糧に変えていくことができる。焦らず、しかし着実に、次のステップを踏んでいってほしい。

Voice

卒論代行をご利用いただいたお客様の声

※ 対応してきた典型的なご利用ケースを基にした参考事例です。

お客様の声をもっと見る(86件)→

AI不使用 / 全件チェック

AI検知が心配な方へ。レポートビズは全件チェック済みです

レポートビズは生成AIによる自動生成を行わず、経験豊富なライターが一件ずつ執筆しています。 納品前には4種類のAI検知ツールと剽窃チェックを全件に実施し、 問題のないものだけをお届けしています。

  • GPTZero基本チェック
  • User Local国産AI判定
  • Isgenクロス検証
  • MyDetector最終確認

+ 剽窃(コピペ)チェックも全件実施

※ AI検知ツールの判定は、提出先の環境やツールのバージョンにより変動する場合があります。

Report-Biz

どうしても手が回らないときは

レポートビズは2021年5月の開業から累計6,000件超のご相談に対応してきました。 国立大学出身者・難関私大出身者を中心としたライターが、文系18分野・理系16分野に対応します。 納品物は参考資料・下書きとしてご活用いただくことを前提としたサービスです。

10,000字 44,000円〜業界最安値水準
最短即日納期に応じた料金体系
100%納期遵守率
匿名OK全国どこからでも
公式LINEで無料見積り(1分・匿名OK)

卒論代行の詳細 /  料金表 /  お客様の声(50件超)

公式LINEで無料見積り(1分)