最終更新日:2026年7月19日
この記事でわかること
- レポート表紙の各要素(タイトル・氏名・学籍番号など)ごとの推奨文字サイズ
- 本文の10.5〜11ptを基準に、表紙サイズを逆算する方法
- タイトルが長い/短いときのサイズ調整の具体基準
- 手書き表紙の「文字の大きさ」の判断基準(罫線何行分か)
- Wordで表紙の文字サイズを設定する4ステップ手順
- 卒論・修論・通常レポートの表紙サイズの違い
- 視覚バランスの「4:2:1原則」による配分の考え方
- 文字サイズで減点される具体パターン
執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、業界内部の視点でレポート表紙の文字サイズを中立的に整理している。学生向けの一般記事では扱われにくい「要素別のサイズ配分」や「視覚バランスの理論」まで踏み込んで解説する。
「レポート 表紙 文字サイズ」——このKWを検索する人は、表紙を作成中に「タイトルは何ptにすべきか」「氏名は本文と同じでよいのか」といった具体的な数値の正解を探している状況にある。
結論から言えば、表紙のタイトルは18〜24pt、氏名・学籍番号などの学生情報は本文と同じ10.5〜11ptで揃えれば大きく外すことはない。ただし、タイトルの長さや提出形式によって微調整が必要となる。
この記事では、表紙の要素ごとの推奨サイズ・視覚バランスの原則・調整のコツ・減点回避のポイントまで、業界内部の視点で公平に整理する。
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レポート表紙の文字サイズはどう決めればよいか
結論:「本文の文字サイズを基準に、表紙の各要素のサイズを相対的に決める」のが最も合理的な方法である。絶対値で覚えるより、本文からの倍率で捉える方が失敗しない。
まず、表紙の文字サイズを決める基本の考え方を整理する。
多くの学生は「タイトルは何pt?」「氏名は何pt?」と個別に検索して迷うが、実は本文サイズを起点に相対比率で決めるのが業界標準の方法となる。
表紙要素別サイズの早見表
本文が10.5〜11ptの場合の表紙要素別サイズは、以下の一覧表が業界標準である。
| 要素 | 推奨サイズ | 本文比 |
|---|---|---|
| タイトル(主題) | 18〜24pt | 約2倍 |
| 副題 | 14〜16pt | 約1.5倍 |
| 科目名 | 12〜14pt | 約1.2倍 |
| 担当教員名 | 10.5〜12pt | 本文と同等 |
| 学部・学科・学年 | 10.5〜11pt | 本文と同じ |
| 学籍番号 | 10.5〜11pt | 本文と同じ |
| 氏名 | 10.5〜12pt | 本文と同等〜やや大きい |
| 提出日 | 10.5〜11pt | 本文と同じ |
サイズ配分の「4:2:1原則」
表紙の視覚バランスは「タイトル4:見出し情報2:補助情報1」の比率で考えると分かりやすい。
これは「本文サイズを1とすると、タイトル4倍・氏名/科目名などの主要情報2倍」という意味ではない。視覚的な情報量の重み付けの比率である。
- 4(タイトル):読者の目に最初に飛び込む最大要素
- 2(見出し情報):氏名・科目名など、識別に必須の中程度の要素
- 1(補助情報):提出日・学部名など、識別に補助的な小さめの要素
絶対値ではなく本文からの逆算で考える
本文サイズが変われば、表紙サイズも比例して変わるのが視覚バランスの原則である。
たとえば本文が12ptの場合、タイトルは24〜28pt、副題は16〜18ptと、比率を維持したまま全体を大きくする。本文が10ptなら、タイトルは20〜22ptと少し控えめにする。この相対比率の意識があれば、どの本文サイズでも表紙のバランスが崩れない。
絶対値で個別の要素を暗記しようとすると、本文サイズが変わったときに対応できなくなる。「タイトルは本文の約2倍」という比率で覚えておくと、どんな指定にも柔軟に対応できる。
本文の文字サイズの基準はなぜ10.5〜11ptなのか
結論:10.5ptはWordの日本語デフォルト値、11ptは英数字を含む文書での可読性最適値である。表紙サイズはこの本文サイズを基準に逆算する。
表紙の文字サイズを考える前に、まず本文サイズの基準を理解しておく必要がある。
本文サイズが決まれば、表紙の各要素サイズは自動的に決まると言ってもよい。
10.5ptがデフォルトである理由
10.5ptはMicrosoft Wordの日本語版の初期設定値である。
この10.5ptは、公文書の標準サイズとも一致しており、Word 2003以降の日本語版で標準となってきた歴史がある。A4用紙で1行40字前後、1ページ36〜40行という日本語の読みやすさに最適化された数値である。
11ptを推奨する大学もある
英数字を多く含むレポートや、可読性を重視する分野では11pt指定が多い。
早稲田大学法学部の教授HPでは「日本語のレポートは10から11ポイント」という記述がある。11ptは英字混じり文書での可読性が高く、理系や英文レポートで採用されるケースが多い。
12pt指定のケース
教員によっては、明確に「12pt」を指定する場合もある。
これは英文と混在するレポートや、視認性を重視する教員の好みによるものが多い。12ptを指定された場合は、表紙のタイトルは24〜28pt、副題は18ptと、全体を1.14倍程度大きくして比率を維持する。
表紙タイトルの文字サイズは何ptが適切か
結論:表紙タイトルは18〜24ptの範囲内で、タイトルが1〜2行に収まるサイズを選ぶのが標準である。
表紙で最も目立つ要素であるタイトルのサイズを、具体的に整理する。
タイトルは表紙の「顔」であり、教員が最初に目にする要素である。適切なサイズで配置することで、印象が大きく変わる。
標準サイズは20pt前後
迷ったら20ptを選ぶのが最も無難である。
20ptは本文10.5〜11ptの約2倍にあたり、視覚的にも「タイトルらしい」大きさとして認識される。1行に20〜30字程度が収まる範囲となる。
Word 2019以降では、フォントサイズのプルダウンに「18・20・22・24pt」がまとめて表示される。この範囲内で選べば、学術文書として違和感のないタイトルサイズとなる。
18ptを選ぶケース
タイトルが40字を超える長さの場合は、18ptに下げるのが実用的である。
18ptは本文の約1.7倍で、控えめだがタイトルとして機能する最低ラインとなる。長い副題を含むタイトルや、複数の論点を示すタイトルで採用される。
24pt以上を選ぶケース
タイトルが20字以内の短いものであれば、24ptで強い印象を与える選択肢もある。
24ptは本文の約2.3倍で、視覚的なインパクトが強い。ただし、あまり大きくしすぎると学術文書として不自然な印象を与える。28pt以上は通常のレポートでは推奨しない。
副題(サブタイトル)のサイズ
副題は主題の70〜80%のサイズにするとバランスがよい。
主題が20ptなら副題は14〜16pt、主題が24ptなら副題は16〜18ptを目安にする。主題との差が大きすぎると視覚的な階層が崩れ、差が小さすぎると主題との区別がつかなくなる。
表紙の氏名・学籍番号の文字サイズはどうすべきか
結論:氏名・学籍番号は本文と同じ10.5〜11ptが基本。ただし氏名だけは12ptまで大きくして識別性を高める選択もある。
表紙で最も実務的な意味を持つのが、氏名と学籍番号の記載である。
教員側の採点実務では、この2つの情報でレポートを識別するため、確実に読み取れるサイズにする必要がある。
氏名の文字サイズ
氏名は本文と同じ10.5〜11pt、または少し大きめの12ptが標準である。
氏名を12ptにすると識別性が高まり、教員側の採点管理が楽になる。氏名だけを目立たせたい場合は、太字(ボールド)ではなく若干のサイズアップで対応する方が学術文書として自然である。
学籍番号の文字サイズ
学籍番号は本文と同じ10.5〜11ptで問題ない。
学籍番号は8〜10桁程度の数字が並ぶため、大きくしすぎると視覚的に重くなる。氏名とサイズを揃えるか、氏名より小さめ(0.5pt〜1pt差)にするとバランスがよい。
両者のバランス配置
氏名と学籍番号を2行で並記する場合は、同じサイズに揃えるのが最も自然である。
「学籍番号:20250123
氏名:山田 太郎」のように縦に並べる場合、両者を10.5ptまたは11ptに統一する。1行内に「20250123 山田 太郎」と横に並記する場合も、同じサイズが基本となる。
学生情報のサイズが揃っていれば、教員は目を動かすだけで必要な情報を読み取れる。逆にサイズがばらついていると、視線の移動が余計に発生し、採点効率が下がる。教員側の実務を考えると、サイズの統一は表紙作成の基本である。
表紙の科目名・担当教員名の文字サイズはどうするか
結論:科目名は12〜14pt、担当教員名は10.5〜12ptが標準。科目名は「タイトルと学生情報の中間サイズ」で階層を作るのがコツである。
科目名と担当教員名は、表紙の階層構造の中間を担う要素である。
タイトルほど大きくせず、氏名等の学生情報よりはやや大きめにするのが視覚バランスのコツとなる。
科目名(講義名)の文字サイズ
科目名は12〜14ptで、タイトルと学生情報の中間サイズにするのが標準である。
科目名は「このレポートが何の授業のためのものか」を示す重要情報だが、タイトルよりは目立たせない。12〜14ptにすることで、階層構造が視覚的に成立する。
担当教員名の文字サイズ
担当教員名は10.5〜12ptで、本文と同等〜わずかに大きめにする。
教員名は識別情報として重要だが、サイズで強調する必要はない。氏名と同じ、または氏名より0.5pt小さめが自然な配分となる。
「〇〇教授」「〇〇准教授」の敬称もサイズを本文と揃える。敬称だけを小さくすると視覚的なちぐはぐさが生じるため注意する。
提出日の文字サイズ
提出日は本文と同じ10.5〜11ptで最も控えめに配置する。
提出日は補助情報であり、目立たせる必要はない。むしろタイトルや氏名を目立たせるために、提出日は表紙内で最も小さいサイズにするのが視覚バランス上の定石である。
タイトルが長い・短いときのサイズ調整はどうするか
結論:タイトルは1〜2行に収まるサイズを選ぶのが原則。長さに応じて18〜28ptの範囲で調整する。
タイトルの長さによって、最適な文字サイズは変わる。
ここでは、タイトルの字数別に推奨サイズを整理する。
タイトル字数別の推奨サイズ
タイトルの字数と推奨サイズの関係は、以下の目安が実用的である。
| タイトル字数 | 推奨サイズ | 行数目安 |
|---|---|---|
| 10字以内(短い) | 24〜28pt | 1行 |
| 10〜20字 | 20〜24pt | 1行 |
| 20〜30字 | 18〜22pt | 1〜2行 |
| 30〜40字 | 16〜20pt | 2行 |
| 40字以上(長い) | 14〜18pt | 2〜3行 |
1行に収める場合の判断
タイトルを1行で収めたい場合、A4横幅の8割を上限に考える。
A4用紙(横幅210mm)から左右余白を引いた実質幅は約150〜160mm。この幅に20ptで日本語を並べると約25文字が入る。それを超える場合は、サイズを下げるか2行に分ける必要がある。
主題と副題を分けるときの調整
主題と副題を「—」または「:」で区切って2行にする場合、副題は主題の70〜80%サイズにする。
主題が22ptなら副題は16pt、主題が24ptなら副題は18ptというように、階層を明確にする。副題を明朝体からゴシック体に変えると、視覚的な区別がさらに明確になる。
タイトルの付け方そのものについては、レポート表紙の書き方完全ガイドで「タイトル設計の4原則」として詳しく解説している。
手書き表紙の「文字の大きさ」はどう判断するか
結論:手書きの場合はpt数ではなく「レポート用紙の罫線何行分を使うか」で判断する。タイトルは罫線2〜3行分、氏名は罫線1行分が標準である。
手書きレポートの表紙では、Wordのようにpt数で厳密に指定できない。
その代わり、レポート用紙の罫線を単位として大きさを判断するのが実用的である。
手書きの文字サイズの単位「罫線」
大学生協で販売されているレポート用紙は、罫線の間隔が7〜8mmで統一されていることが多い。
1行の高さがおよそ7〜8mmであり、この罫線を単位として文字サイズを判断する。文字は通常、罫線間の高さの70〜80%を目安に書く。
タイトルの手書きサイズ
手書きのタイトルは、罫線2〜3行分の高さで書くのが標準である。
罫線2行分だと約14〜16mm、3行分だと約21〜24mmの文字高さになる。Wordで換算すると、罫線2行分が約24pt、罫線3行分が約36ptに相当する。
学生情報の手書きサイズ
氏名・学籍番号・科目名などの学生情報は、罫線1行分の高さで書くのが自然である。
これは本文と同じサイズであり、Wordで換算すると10.5〜12ptに相当する。手書きの場合、Word以上に文字の大きさの一貫性が重要となる。罫線内で文字が上下に揺れないように意識する。
手書きの「大きすぎ・小さすぎ」の判断
タイトルが罫線1行分だと小さすぎ、罫線4行分以上だと大きすぎるのが実務的な感覚である。
罫線1行分だと「本文と区別がつかない」印象になり、罫線4行分以上だと「装飾的すぎる」印象を与える。罫線2〜3行分の範囲に収めるのが安全である。
手書きの場合、罫線の高さで文字を揃えると、Word以上に整然とした印象を作れる。文字の高さが罫線ごとに揺れると雑な印象になるため、書き始める前に「タイトルは罫線何行分にする」と決めておくとよい。
Wordで表紙の文字サイズを設定する具体手順
結論:Wordの表紙作成は「範囲選択 → フォントサイズボックスに数値入力」で完結する。タイトルと本文でスタイルを使い分けると効率的である。
Wordで表紙の文字サイズを設定する具体的な手順を整理する。
ここではWord 2019/2021/365で共通する操作を紹介する。
ステップ1:タイトルを選択してサイズ変更
タイトル文字列を選択し、「ホーム」タブのフォントサイズボックスで数値を指定する。
プルダウンには8、9、10、10.5、11、12、14、16、18、20、22、24、26、28、36、48、72ptが標準で用意されている。ボックスに直接数値を入力すれば、20.5ptなど任意の値も指定可能である。
ステップ2:学生情報のサイズ設定
氏名・学籍番号などの学生情報を範囲選択し、10.5〜11ptに設定する。
本文と同じサイズになるため、Wordのデフォルトのままでも問題ないケースが多い。ただし、途中でフォントを変更した場合は再設定が必要となる。
ステップ3:スタイル機能の活用
複数のレポートを作成する場合、Wordの「スタイル」機能で表紙用のスタイルを登録すると効率がよい。
「ホーム」タブ→「スタイル」→「新しいスタイルの作成」で「表紙タイトル(20pt)」「表紙氏名(11pt)」などを登録しておけば、次回以降ワンクリックで設定できる。
ステップ4:印刷プレビューで確認
設定後は必ず印刷プレビュー(Ctrl+P)で全体バランスを確認する。
画面表示と印刷では文字の見え方が異なる場合がある。特にタイトルは画面で見るより印刷した方が小さく感じることがあるため、プレビューで確認しておく。
Wordの詳細な操作(セクション区切り、ページ番号、余白設定など)は、レポートのWord使い方ガイドで網羅的に扱っている。
卒論・修論・通常レポートで表紙のサイズはどう違うか
結論:卒論・修論は大学指定のフォーマットがあることが多く、タイトルは24〜36pt、通常レポートは18〜24ptと、より格式ある大きめサイズが指定される傾向がある。
レポートの種類によって、表紙のサイズ傾向には差がある。
ここでは、3つの類型ごとの特徴を整理する。
通常の授業レポート
通常のレポートは、タイトル18〜24pt・学生情報10.5〜11ptが標準である。
指定がなければ、この範囲内で設定すれば減点されることはない。装飾を抑えたシンプルな構成が好まれる。
卒業論文の表紙
卒論の表紙は、大学から指定フォーマットが配布される場合が多い。
タイトルは24〜36ptと通常レポートより大きめが指定されることが多く、氏名も12〜14ptと少し大きくする傾向がある。学部・学科・提出年度・指導教員名など、記載項目も通常レポートより多い。
修士論文・博士論文の表紙
修論・博論は、大学院ごとに厳格な表紙フォーマット指定があるのが標準である。
タイトルは28〜36pt、副題は18〜24pt、氏名は14pt、指導教員名や研究科名は12ptといった具体的な数値指定があるケースが多い。各研究科の学位論文提出要項に必ず従う必要がある。
表紙の文字サイズで減点されるパターンとは何か
結論:文字サイズ単体で大きく減点されるケースは稀だが、「指定違反」「極端なサイズ」「バランス崩壊」の3系統で印象を落とすリスクがある。
文字サイズが原因で直接減点されることは多くないが、印象を悪くする要因は明確に存在する。
ここでは、実際に指摘されやすい5つのパターンを整理する。
パターン1:指定サイズの無視
教員が「本文12pt」「タイトル20pt」など具体的な数値を指定している場合、それを無視すると明確な減点対象になる。
シラバスや初回授業で指定される数値は、機械的に採点対象となることがある。提出前にシラバスの再確認は必須である。
パターン2:タイトルが小さすぎる
タイトルが本文と同じサイズや、それに近いサイズだと「タイトルがどれか分からない」と評価される。
タイトルは最低でも本文の1.5倍(16pt以上)にする必要がある。それ以下だと視覚的な階層が成立しない。
パターン3:タイトルが大きすぎる
タイトルが36pt以上と極端に大きいと、「装飾的すぎる」「学術文書として不自然」と評価される可能性がある。
ポップな印象を与え、学術文書としての格が下がる。通常のレポートでは28pt以下に抑えるのが安全である。
パターン4:サイズの一貫性がない
氏名と学籍番号のサイズが揃っていない、行ごとに微妙にサイズが違うなど、一貫性の欠如は雑な印象を与える。
Wordで作成する際、コピペやフォント変更のタイミングで意図せずサイズが変わってしまうケースがある。提出前に全要素のサイズを再確認する。
パターン5:視覚バランスの崩壊
タイトルと学生情報のサイズ差が大きすぎる、または小さすぎると、表紙全体のバランスが崩れる。
タイトル28pt+氏名10ptだと差がありすぎ、タイトル14pt+氏名12ptだと差が小さすぎる。4:2:1原則に沿った比率を意識する。
視覚バランスの崩壊は減点対象になりにくいが、「デザインへの配慮が薄い」という印象を与える。学術文書としての完成度は、こうした細部の一貫性で判断されるケースが多い。
表紙の減点回避策の全体像については、レポート表紙の書き方完全ガイドで「減点される7パターン」として詳しく解説している。
どうしても文字サイズが決められないときの選択肢
結論:テンプレート活用、大学のライティング・センター相談、代行サービスの参考資料利用など、複数の選択肢がある。
初めてのレポートで文字サイズの判断がつかない場合、複数のリカバリー手段がある。
ここでは、優先度の高い順に3つの選択肢を紹介する。
選択肢1:Word標準テンプレートを流用する
Wordの「新規作成」画面には、表紙付きのレポートテンプレートが複数用意されている。
Microsoft公式テンプレートを開けば、タイトル・氏名・学籍番号などのサイズがあらかじめ設定されている。それをベースに氏名や科目名を差し替えるだけで、バランスの取れた表紙が完成する。
選択肢2:大学のライティング・センターに相談
多くの大学には、レポート指導を行うライティング・センターが設置されている。
中央大学、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学などの主要大学では、ライティング支援窓口で表紙のサイズ配分についても相談可能である。無料で利用できる。
選択肢3:代行サービスの参考資料利用
時間が全くない場合、レポート代行サービスの「参考資料」として利用する選択肢もある。
業界標準の表紙フォーマット(サイズ設定含む)で作成された成果物が参考として得られる。レポートビズのような法人型のサービスでは、レポート1,000字あたり3,300円〜で表紙を含む完成形が納品される。公式LINEから匿名で無料相談ができるため、まずは相談から始めるのが安全な道となる。ただし、代行サービスを本文の丸ごと提出用として使うことには学業上のリスクがあるため、あくまで「参考資料」としての利用にとどめるべきである。
レポート表紙の文字サイズに関するよくある質問(FAQ)
レポート表紙の文字サイズに関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。
Q1. 表紙タイトルは何ptにすべきか?
迷ったら20ptを選ぶのが最も無難である。
20ptは本文10.5〜11ptの約2倍で、視覚的に「タイトルらしい」大きさとして認識される。タイトルが短ければ22〜24pt、長ければ18〜20ptの範囲で調整する。表紙の書き方全般についてはレポート表紙の書き方完全ガイドを参照してほしい。
Q2. タイトルと本文でフォントサイズの差はどのくらいが適切か?
本文の1.7〜2.5倍が適切な範囲である。
本文10.5ptならタイトルは18〜26pt、本文11ptなら19〜28ptが目安。1.5倍未満だと階層が成立せず、3倍以上だと装飾的すぎる印象を与える。この比率の意識だけで、失敗はほぼ避けられる。
Q3. 氏名だけ大きめにするのはOKか?
氏名を本文より0.5〜1.5pt大きめにするのは、学術文書として自然な範囲である。
本文10.5ptなら氏名は11〜12pt、本文11ptなら氏名は12ptといった調整は、教員の識別性を高める意味で推奨される。ただし14pt以上にすると目立ちすぎるため避ける。
Q4. Wordのデフォルトサイズのままでよいか?
本文はデフォルトの10.5ptでよいが、表紙タイトルはデフォルトのままでは小さすぎる。
Wordのデフォルト10.5ptで表紙全体を書くと、タイトルと本文の階層が全く成立しない。タイトルだけは必ず18pt以上に手動で変更する必要がある。デフォルトのまま提出することは避けるべきである。
Q5. 手書きの場合、文字の大きさはどう判断するか?
レポート用紙の罫線を単位に判断するのが実用的である。
タイトルは罫線2〜3行分、学生情報は罫線1行分が標準。Wordのpt数と比較すると、罫線2行分が約24pt、3行分が約36pt、1行分が約12ptに相当する。
Q6. 副題は主題より小さくすべきか?
副題は主題の70〜80%サイズが標準である。
主題が20ptなら副題は14〜16pt、主題が24ptなら副題は16〜18pt。主題と副題を同サイズにすると、どちらが主題か分からなくなる。フォント(明朝体とゴシック体)で区別する方法も有効である。
Q7. 卒論の表紙は通常レポートと同じサイズでよいか?
卒論は大学ごとに指定フォーマットがあるため、必ず提出要項を確認する。
指定がある場合はその数値を厳守する。指定がなければ、タイトル24〜28pt、氏名12〜14ptと、通常レポートより一段格式ある構成にする。学位論文の作成に関しては、指導教員に事前確認するのが最も安全である。
まとめ|レポート表紙の文字サイズ
レポート表紙の文字サイズは、「本文サイズを基準に、要素ごとの相対比率で決める」という原則に集約される。
絶対値で1つずつ覚えるより、視覚バランスの4:2:1原則を意識する方が失敗しない。
- タイトル:18〜24pt(本文の約2倍)、迷ったら20pt
- 副題:主題の70〜80%サイズ
- 科目名:12〜14pt(タイトルと学生情報の中間)
- 氏名:本文と同じ10.5〜11pt、目立たせるなら12pt
- 学籍番号・提出日:本文と同じ10.5〜11pt
- 手書き:タイトルは罫線2〜3行分、学生情報は罫線1行分
- 卒論・修論は大学指定フォーマットに厳格に従う
より詳細な情報は、レポート表紙の書き方完全ガイド、Word使い方ガイド、レポートの書き方完全ガイド、レポート例文集、大学レポートの書き方もあわせて参照してほしい。
それでも表紙のサイズ設定や本文作成が難しい状況にある場合、レポートビズのような、業界標準のフォーマットに沿って作成できる法人型のサービスに相談してみるのも1つの選択肢となる。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは状況を伝えて自分に合った選択肢を確認するところから始めるのが安全な道となる。
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