レポート画像の引用と書き方|出典・キャプション・著作権対応

最終更新日:2026年7月18日

この記事でわかること

  • 画像引用の5要件(著作権法上の適法な引用条件)
  • 図と表の違い(キャプションの位置の違い)
  • 画像種類7分類(写真・イラスト・図・表・グラフ・スクリーンショット・絵画)別の書式
  • 出典表記の書式パターンと位置
  • 図表番号の付け方(図1・表1の通し番号)
  • 自作画像・撮影画像の扱いと肖像権
  • 加工・トリミング・データからの再作成の可否
  • 著作権フリー画像(CC0・パブリックドメイン)の活用法
  • 画像引用のNG例5つと対処法
  • スクリーンショットの引用ルール

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、レポートの画像引用の書き方を、実務の視点で整理している。著作権5要件・図表番号・画像種類別書式・自作画像・著作権フリー活用まで、大学生が実際に画像を安全に引用するための材料を提示する。

「レポート 引用 書き方 画像」——このキーワードを検索する人は、大学のレポートに画像・写真・図表を引用する際の書式に悩む学生・大学院生・社会人が中心である。「Web画像をレポートに使ってよいか」「出典をどう書くか」「著作権は大丈夫か」等、書式と著作権の両方の悩みがある。特に理系の実験レポート・データ分析レポートで頻繁に問題となる。

結論から言えば、画像引用は著作権法の5要件を満たせば適法である。主従関係・区別・必要性・出所明示・改変禁止の5要件で、これを守れば著作権者の許可なくレポートに画像を引用できる。写真・イラスト・図・表・グラフ・スクリーンショット・絵画の7種類でそれぞれ書式が異なる。図表番号(図1・表1)を通し番号で振り、キャプションを付ける。図のキャプションは下、表のキャプションは上に置く。これは学術界の標準ルールで、逆にすると減点対象となる。

この記事では、引用の5要件・図と表の違い・画像7分類の書式・出典表記・自作画像・加工可否・著作権フリー活用・NG例まで、レポート代行を法人として運営する事業者の視点から実務的に整理する。参考文献シリーズの4本目として、他の書式では扱いにくい画像引用特有の書式をカバーする。他の参考文献関連記事は大学参考文献総合ネット参考文献翻訳書参考文献も参照してほしい。

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画像引用の5要件(著作権法上の引用条件)

結論:画像引用が著作権法上適法となるには5つの要件を満たす必要がある。主従関係・区別・必要性・出所明示・改変禁止の5つで、いずれも欠かせない要件である。

著作権法第32条は「引用」を認めているが、それには要件がある。5要件を整理する。学生時代から適切な引用習慣を身につけることが重要である。

要件1:主従関係

自分の文章が「主」・引用画像が「従」であること。画像ばかりのレポートは引用として認められない。本文の量と画像の量のバランスが重要である。

  • 本文が中心・画像は補助
  • 画像が多すぎるレポートは主従逆転
  • 本文で画像に言及することが必須
  • 画像だけで意味を伝えないこと

要件2:区別

自分の作成部分と引用部分を明確に区別すること。あたかも自分が撮影・作成したかのように見せてはいけない。剽窃と同等の扱いになる可能性がある。

  • 画像を枠で囲む
  • キャプションで「引用元」を明記
  • 本文で「〇〇より引用」と言及
  • 区別を明確にする

要件3:必要性

引用画像がレポートの内容に必要不可欠であること。装飾目的の引用は認められない。本文で画像がなぜ必要かを説明することが重要である。

  • 論旨に必要な画像のみ引用
  • 装飾・イメージ向上目的はNG
  • 本文で画像がなぜ必要かを説明
  • 代替できない画像を選ぶ

要件4:出所明示

引用画像の出所を明示すること。キャプションと参考文献リストの両方で明示する。読み手が同じ情報にアクセスできることが目的である。

  • 画像下(または上)のキャプションで出所を明記
  • 参考文献リストにも記載
  • Webの場合はURL・アクセス日も
  • 著者名・書名・出版年を明記

要件5:改変禁止

引用画像を改変してはいけない。トリミング・色調整・加工は原則としてNGである。

  • 元の状態のまま引用
  • トリミングは基本NG(サイズ変更は可)
  • 色調整・フィルターはNG
  • 合成・切り抜きはNG

5要件を満たさない場合のリスク

5要件を満たさない画像使用は著作権侵害となる。学業成績だけでなく法的リスクにもつながる。

大学レポートでは教員に厳しく指導されるだけだが、卒業後にレポート内容を公開する場合(卒業論文の学会発表・書籍化等)、著作権侵害の法的責任を問われる可能性がある。学生時代から適切な引用習慣を身につけることが重要である。

  • レポート減点・単位失効
  • 剽窃と同等の扱いの場合も
  • 公開時の著作権侵害訴訟リスク
  • 学生時代から適切な引用習慣を

図と表の違い(キャプションの位置)

結論:図と表ではキャプションの位置が異なる。図のキャプションは下、表のキャプションは上に置く。これは学術界の標準ルールで、逆にすると減点対象となる。

図と表の違いを整理する。学生が混同しやすいポイントである。学術界では明確なルールがあるため、正確に守る必要がある。

図の扱い(写真・イラスト・グラフ・チャート)

写真・イラスト・グラフ・チャートは全て「図」として扱う。学術界では図の扱いは統一されている。

  • キャプションは図の下
  • 「図1 〇〇について」の形式
  • 通し番号で管理(図1・図2・図3…)
  • 本文で「図1に示すように」と参照

表の扱い(数値表・比較表)

数値表・比較表等は「表」として扱う。表は数値情報の可視化に有用な形式である。

  • キャプションは表の上
  • 「表1 〇〇について」の形式
  • 通し番号で管理(表1・表2・表3…)
  • 本文で「表1に示すように」と参照

キャプションの書き方の詳細

キャプションには番号・タイトル・出典を含める

例(図):図1 日本の人口ピラミッド(2025年).出典:総務省統計局(2025)「令和6年人口推計」より.

例(表):表1 都道府県別の高齢化率.出典:厚生労働省(2025)「令和6年版厚生労働白書」より.

  • 番号(図1・表1)
  • タイトル(何を示すか)
  • 出典(誰の何から)
  • 「より」または「引用:」で明示

図表番号の通し番号

図と表はそれぞれ独立した通し番号を振る

  • 図は「図1・図2・図3…」
  • 表は「表1・表2・表3…」
  • 本文中に出てくる順に番号を振る
  • 章ごとに「図1-1」等の階層番号も可

図表番号の Word での自動管理

Wordの「相互参照」機能で図表番号を自動管理できる。手作業より確実で効率的である。

Wordでは「参考資料」タブの「図表番号の挿入」で自動的に通し番号が振れる。図表を追加・削除しても番号が自動更新される。本文中の「図1」等の参照も「相互参照」で自動化できる。

  • 「参考資料」タブ→「図表番号の挿入」
  • ラベル(図/表)を選択
  • キャプション内容を入力
  • 本文参照は「相互参照」で自動化
  • 図表の追加・削除で自動更新

出典表記の書式パターン

結論:出典表記は「著者名(発行年)『書名』出版社,ページ」の形式が基本である。Web画像は「URL,(アクセス日)」を追加する。書式はレポート内で統一する。

出典表記の書式パターンを整理する。参考文献の書式と統一することが基本である。書式の一貫性が学術的評価につながる。

書籍・論文からの引用

書籍・論文の画像を引用する場合の出典表記

例:出典:山田太郎(2025)『日本経済の未来』岩波書店, p.15.

  • 著者名・発行年・書名・出版社・ページ
  • 参考文献リストにも同じ書籍を記載
  • ページ番号は必須
  • 該当ページを正確に

Web画像からの引用

Webサイトの画像を引用する場合の出典表記

例:出典:厚生労働省(2025)「令和6年版厚生労働白書」,https://www.mhlw.go.jp/…,(参照2026年7月18日).

  • 著者・発行年・サイト名・URL・アクセス日
  • ネット参考文献の書式と統一
  • アクセス日は必須
  • 詳細はネット参考文献記事

政府統計データの引用

政府統計データを図表化する場合の出典表記

例:出典:総務省統計局「令和6年国勢調査」より作成.

  • 「〜より作成」の表記
  • 元データの出所を明示
  • e-Stat(政府統計)は書式指定あり
  • データの年次を明記

複数出典の統合

複数の出典から作成した図表の場合

例:出典:総務省統計局(2025)、厚生労働省(2025)のデータより著者作成.

  • 複数出典を「、」で並列
  • 「著者作成」と明記
  • 元データの信頼性を担保
  • 参考文献リストに全て記載

画像種類別の引用方法(7分類)

結論:画像は7種類に分類できる。写真・イラスト・図・表・グラフ・スクリーンショット・絵画の7つで、それぞれ書式と扱いが異なる。

画像種類別の引用方法を整理する。7分類の詳細を理解することで、実務での判断が正確になる。分類ごとに書式と注意点が異なる。

1. 写真の引用

他人が撮影した写真の引用は特に慎重に扱う。人物写真は肖像権にも注意する。SNSの写真は特にリスクが高い。

  • 撮影者名・撮影年を明記
  • 人物写真は肖像権に注意
  • SNSの写真は個人特定リスク
  • 報道写真は媒体名も明記

2. イラストの引用

イラストは著作者名を必ず明記する。無料素材でも規約に従う。

  • イラストレーター名を明記
  • 「いらすとや」等の無料素材は規約確認
  • キャラクターイラストは注意
  • 手書きイラストの場合は「筆者作成」

3. 図の引用(概念図・フロー図)

概念図・フロー図の引用は原著者を明記する

  • 原著者名・書名・ページを明記
  • 「〜を参考に筆者作成」の場合はその旨明記
  • PowerPoint等での再作成の際は出典明示
  • 概念図の著作権は複雑

4. 表の引用(数値表・比較表)

表の引用ではデータの出所を明示する

  • 表のタイトルは表の上
  • データの出所を明記
  • 「より作成」と「より引用」の区別
  • 単位・注記も忘れずに

5. グラフの引用

グラフの引用は元データの出所を明示する

  • グラフの画像そのものを引用する場合は「引用」
  • 元データから自分でグラフを作成した場合は「〜より作成」
  • グラフの種類(棒グラフ・折れ線グラフ等)を明記
  • 単位・凡例を明示

6. スクリーンショットの引用

Webサイト・ソフトウェアのスクリーンショットは特殊な引用となる。動的コンテンツの引用として扱われる。

  • 撮影日時を明記(コンテンツが変わるため)
  • サイト名・URL・アクセス日
  • ソフトウェア画面はソフト名・バージョン
  • 個人情報が写っていないか確認

7. 絵画・美術作品の引用

美術作品の引用は作者・作品名・所蔵先を明記する。歴史的価値のある作品の引用は特に丁寧に扱う。

  • 作者名・作品名・制作年
  • 所蔵美術館名
  • 画像の入手先(美術館公式・画集等)
  • パブリックドメイン(古い作品)の確認

自作画像・撮影画像の扱いと肖像権

結論:自作画像・自分で撮影した写真は著作権フリーで使えるが、肖像権・撮影場所の権利に注意が必要である。

自作画像・撮影画像の扱いを整理する。他人の権利を侵害しないよう注意する。自作画像はオリジナリティのあるレポートに活かせる。

自作画像の書き方

自分で作成した画像は「筆者作成」と明記する。オリジナルの図表はレポートの価値を高める要素である。

  • 「出典:筆者作成」と明記
  • 元データがある場合は「〜より筆者作成」
  • キャプションは他の画像と同様
  • 図表番号も通し番号で管理

自分で撮影した写真

自分で撮影した写真は「筆者撮影」と明記する。撮影日と場所を追加する。

  • 「出典:筆者撮影(2026年〇月〇日)」
  • 撮影場所を明記
  • 肖像権に注意(人物が写る場合)
  • 撮影場所の許可(私有地・美術館等)

肖像権と撮影場所の権利

自分で撮影した写真でも肖像権・撮影場所の権利に注意が必要である

  • 人物写真は本人の許可が必要
  • 子どもの写真は保護者の許可
  • 美術館・博物館は撮影禁止のこと多い
  • 私有地の建物・敷地は所有者の許可

スケッチ・自作イラストの活用

自作のスケッチ・イラストも参考文献として活用できる。特に理系実験レポートで有効である。

実験装置・観察対象を自分でスケッチして図として使うと、著作権の心配なくオリジナリティのあるレポートになる。「筆者作成」と明記する。デジタル描画ツール(iPad・タブレット等)で描くと品質が上がる。

  • 実験装置のスケッチ
  • 観察対象の描写
  • 概念図の手書き作成
  • 「筆者作成」と明記
  • デジタル描画ツールも活用

加工・トリミング・データからの再作成の可否

結論:引用画像の加工・トリミングは原則NGだが、サイズ変更は可能である。データからの再作成は「〜より作成」と明記すれば可能である。

加工・トリミング・再作成の可否を整理する。混同しやすいポイントである。特に理系実験レポートで頻繁に問題となる。

サイズ変更(拡大・縮小)

サイズの変更は加工とはみなされない。レポート紙面に合わせる調整は可能である。

  • 拡大・縮小は自由
  • アスペクト比は維持
  • 画質を落とさない範囲で
  • 紙面レイアウトに合わせる

トリミング(切り抜き)

トリミングは原則NGである。画像の一部だけ使いたい場合は避けるのが安全である。

  • 画像の一部切り抜きはNG
  • 作品の一部だけ引用したい場合は許可を得る
  • それでも必要ならその旨明示
  • 「(部分)」と表記することも

データからの再作成

元データから自分でグラフ・図表を作り直すのは可能である。「〜より作成」と明記する。

  • 元データを引用してグラフ再作成:可
  • 「〇〇のデータより筆者作成」
  • 統計数値そのものは著作権対象外
  • グラフの見せ方は自分の判断でOK

色調整・フィルター

色調整・フィルター等の加工はNGである

  • 明るさ・コントラスト調整はNG
  • 白黒化はNG(元がカラーの場合)
  • フィルター適用はNG
  • 合成・切り抜きはNG

許容される軽微な調整

技術的に必要な軽微な調整は認められる場合がある。ただし目的を明示する。

印刷時の見やすさのための最小限の調整は認められることがある。ただし調整の目的を明示し、原画像との差が明確な場合はキャプションでその旨を注記する。

  • 白黒印刷用のグレースケール変換(目的明示)
  • 解像度調整(縮小のみ)
  • これらも本来は許可を得るのが理想
  • 「〜より一部改変」の注記も検討

著作権フリー画像(CC0・パブリックドメイン)の活用

結論:CC0・パブリックドメインの画像は著作権の心配なく使える。ただし出典明示は行うのが学術的作法である。

著作権フリー画像の活用法を整理する。実務で有用な情報源である。学生時代から使い方を覚えると効率的なレポート作成につながる。

CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)

CC0は著作権を完全に放棄した状態である。自由に使える。

  • Unsplash・Pixabay・Pexels等が代表
  • 商用利用も可能
  • 加工も可能
  • ただし出典明示は推奨

パブリックドメイン

著作権保護期間が終了した作品はパブリックドメインとなる。歴史的資料に多い。

  • 著作者の死後70年以上経過
  • 浮世絵・古典絵画等が対象
  • メトロポリタン美術館の一部作品
  • 国立国会図書館デジタルコレクション

おすすめの著作権フリー画像サイト

大学レポートで使いやすい著作権フリー画像サイトを紹介する

  • Unsplash:高品質な写真
  • Pixabay:写真・イラスト・動画
  • Pexels:写真・動画
  • いらすとや:日本語のイラスト
  • 国立国会図書館デジタルコレクション:歴史資料
  • メトロポリタン美術館コレクション:美術作品

CC-BY等のクリエイティブ・コモンズ

クリエイティブ・コモンズ(CC)には複数のライセンスがある。それぞれ条件が異なる。

ライセンスの種類を理解して適切に利用する。特にCC-BYは「表示」が条件で、著作者名を明記すれば利用できる。CC-BY-NCは「非営利」条件があるため、商用利用には注意が必要である。

  • CC0:著作権完全放棄
  • CC-BY:著作者名の表示が条件
  • CC-BY-SA:同じライセンスでの共有が条件
  • CC-BY-NC:非営利のみ利用可
  • CC-BY-ND:改変禁止

画像引用のNG例5つと対処法

結論:画像引用のNG例は5つある。出典なし・主従逆転・トリミング・SNS写真の無断使用・キャプション位置ミスの5つで、いずれも減点対象または著作権侵害となる。

画像引用のNG例を整理する。これらを避けることで減点・法的リスクを回避できる。特に著作権侵害は法的リスクを伴うため慎重に扱う。

NG1:出典なしの画像使用

Google画像検索で見つけた画像を出典なしで使うのはNGである

  • 「画像を貼っただけ」は著作権侵害
  • キャプションで出典必須
  • 参考文献リストにも記載
  • URL・アクセス日も明示

NG2:主従逆転(画像だらけ)

本文より引用画像が多いのはNGである。主従関係の逆転となる。

  • 本文が主・画像が従
  • 画像だらけのレポートは引用要件を満たさない
  • 本文で画像に言及する
  • 各画像の必要性を説明する

NG3:トリミングによる改変

引用画像をトリミングするのはNGである

  • 画像の一部切り抜きはNG
  • 元の状態のまま引用
  • サイズ変更は可能
  • 色調整・フィルターもNG

NG4:SNS写真の無断使用

SNSの写真を無断使用するのはNGである。肖像権・プライバシー権の侵害となる可能性。

  • SNS投稿者の許可なく使用しない
  • 個人特定できる写真は特に注意
  • 公人の公務中の写真は例外
  • スクリーンショットも同様

NG5:キャプション位置ミス

図と表のキャプション位置を間違えるのはNGである

  • 図のキャプションは下
  • 表のキャプションは上
  • 逆にすると減点対象
  • 学術界の標準ルール

NG例を避ける提出前チェックリスト

提出前に画像引用をチェックするリストを整理する。細かい書式ミスを一気に発見できる。

画像引用は書式が複雑なため、他のメディアより慎重にチェックする必要がある。以下のポイントを一つ一つ確認する。

  • 全ての画像に出典が付いているか
  • 図のキャプションは下・表のキャプションは上か
  • 図表番号は通し番号で振られているか
  • 本文中で全ての図表に言及しているか
  • 参考文献リストに全ての画像出典が記載されているか
  • 加工・トリミングをしていないか
  • 肖像権に配慮しているか

レポート画像引用に関するよくある質問(FAQ)

レポート画像引用に関して、多くの学生から実際に寄せられる質問をまとめた。特に理系実験レポート・データ分析レポートで多数の画像を扱う学生に役立つ内容を収録している。

Q1. Google画像検索で見つけた画像は使えるか?

元のサイトを確認し、著作権と引用要件を満たせば使える。ただしCC0・パブリックドメイン画像の方が安全である。

Google画像検索の結果はさまざまな元サイトの画像である。使う前に必ず元サイトを確認して、著作権と利用規約を確認する。CC0・パブリックドメイン画像なら安全に使える。Google画像検索の「使用権」フィルターで「CCライセンス」を選ぶと便利である。

Q2. 画像に出典を書き忘れたらどうなるか?

減点対象または著作権侵害となる。出典なしの画像使用は「盗用」と判断されることもある。

出典明示は著作権法上の必須要件である。書き忘れは学業成績だけでなく、法的リスクにもつながる可能性がある。提出前に必ず全ての画像に出典が付いているか確認する。

Q3. キャプションは日本語?英語?

日本語のレポートなら日本語キャプションが基本である。英語論文なら「Figure 1」「Table 1」と英語表記となる。

日本語レポートでは「図1」「表1」の表記が標準的である。分野によっては「Fig.1」等の混合表記もあるが、統一することが重要である。教員から指定があればそれに従う。

Q4. スマホで撮った写真は使えるか?

自分で撮影した写真なら使える。「筆者撮影」と明記する。肖像権・撮影場所の権利に注意する。

自分で撮影した写真は著作権の心配なく使える。ただし人物が写る場合は肖像権、撮影場所によっては施設側の権利を考慮する。「筆者撮影(2026年〇月〇日,〇〇にて)」の表記が望ましい。

Q5. データからグラフを再作成してもよいか?

可能である。元データの出所を明示すれば、自分でグラフを再作成できる。「〜より筆者作成」と明記する。

統計数値そのものには著作権がないため、政府統計・論文のデータを使ってグラフを自作するのは適法である。ただし元データの出所を明記する。「総務省統計局(2025)のデータより筆者作成」の形式である。

Q6. Wikipediaの画像は使えるか?

WikimediaCommonsの画像は基本的にCCライセンスで使える。ただし個々の画像のライセンスを確認する必要がある。

Wikimedia Commonsの画像はCC-BY・CC-BY-SA等のライセンスが付いていることが多い。ライセンスに従って出典明記すれば使える。ただしWikipedia記事自体は参考文献にはできないので注意(ネット参考文献記事参照)。

Q7. 教科書の図を使ってもよいか?

引用要件を満たせば使える。出典として「著者(発行年)『教科書名』出版社,ページ」を明記する。

教科書の図は書籍の引用ルールに従う。ページ番号まで明記することが重要である。参考文献リストにも教科書を記載する。授業の指定教科書からの引用は特に頻繁に行われる。

Q8. 画像の枚数に上限はあるか?

明確な上限はないが「主従関係」を守る必要がある。本文が主・画像が従で、画像過多はNGである。

1000字レポートに5枚の画像は多すぎるが、5000字レポートに5枚は妥当な範囲である。本文の量と画像の量のバランスが重要である。各画像に本文で言及することで主従関係を保つ。

Q9. SNSの投稿画像を引用したい

投稿者の許可が必要である。個人特定できる情報は肖像権・プライバシー権の侵害となる可能性がある。

SNSの投稿を引用する場合は、公人の公務中の発信・企業アカウントの公式発表等に限定するのが安全である。個人の私的な投稿は許可を得るか、そもそも引用を避ける。学術的信頼性も低いため、参考文献として適していない。

Q10. 画像の解像度が低い場合はどうする?

解像度の高い画像を探すか、データから再作成する。品質の低い画像はレポートの印象を下げる。

Web画像は解像度が低いことが多い。可能なら高解像度版を探す(政府サイトのPDF等)。それが難しければ、データから自分でグラフ等を作成するのも選択肢である。「〜より筆者作成」で高品質な図表となる。

まとめ|画像引用は「5要件+出典明示+適切なキャプション」がカギ

「レポート引用 画像」は著作権法の5要件(主従関係・区別・必要性・出所明示・改変禁止)を守り、適切な出典表記とキャプションを付けることがカギである。写真・イラスト・図・表・グラフ・スクリーンショット・絵画の7分類でそれぞれ書式が異なる。図のキャプションは下、表のキャプションは上に配置する学術界の標準ルールも守る。

2026年時点で、レポート画像引用の要点は以下の通りである。

  • 引用5要件:主従関係・区別・必要性・出所明示・改変禁止
  • 図と表:図キャプションは下・表キャプションは上
  • 画像7分類:写真・イラスト・図・表・グラフ・スクショ・絵画
  • 出典書式:「著者(発行年)『書名』出版社,ページ」
  • Web画像:URL・アクセス日を追加
  • 自作画像:「筆者作成」「筆者撮影」の明記
  • 加工:サイズ変更OK・トリミング/色調整はNG
  • データからの再作成:「〜より作成」で可能
  • 著作権フリー:CC0・パブリックドメイン活用
  • NG5つ:出典なし・主従逆転・トリミング・SNS無断・キャプション位置ミス

より詳細な情報は、大学レポート参考文献総合ガイドレポート参考文献(ネット編)レポート参考文献(訳者・翻訳書)レポート500字程度レポート800字程度レポート1000字程度レポート5000字レポート9000字レポートA4 1枚レポート作成の平均時間大学レポートとはレポートの書き方と構成大学レポートの書き出し方宿題代行サービスの全体像代行が教授にバレる可能性レポート代行の全体像もあわせて参照してほしい。

大学生・大学院生・社会人の中には、画像引用のルールは理解していても、複数の画像を含むレポートで書式を統一するのに時間がかかる状況の人もいる。レポートビズのような、レポート代行を法人として専門特化する業者は、短文レポート・入試小論文・本格レポート・卒論まで幅広く対応するケースがある。「本文は自分で書くが図表の作成・キャプションの整理だけ相談したい」等、部分利用の相談も可能である。特に理系の実験レポート・データ分析レポートで多数の図表を含む場合、専門家のチェックを入れることで書式ミスによる減点を防げる。著作権侵害は学業成績だけでなく法的リスクにもなるため、慎重に扱うべき要素である。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは自分のレポート課題の状況を整理するところから始めるのが安全な道となる。

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