卒論の図表の入れ方|種類・作り方・キャプション・引用の指針

最終更新日:2026年8月10日

年表・年譜(時系列表)の作り方は卒論の年表・年譜の作り方|時系列整理の実践的な指針、卒論全体の品質は卒論のクオリティを高める7要素と実践的な改善アクション、引用の基本は卒論の文献の扱い方|種類・役割・引用・参考リストの実践指針を参照してほしい。この記事は「卒論の図・表・グラフ」の実務全般に特化した実践ガイドである。

この記事でわかること

  • 「図形」とは何か(図・表・グラフの整理)
  • 図表を入れる3つの目的(データ提示・視覚化・構造化)
  • 図・表・グラフの使い分け
  • 図表の種類別の作り方(棒・折れ線・散布・円・表・概念図・写真・地図)
  • キャプションと番号付けの実務
  • 本文との連携方法(参照の書き方)
  • 自作 vs 引用の明示と著作権
  • Wordでの実務(挿入・番号自動化・目次)
  • 図表のNG5例と防止策

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、「図表の入れ方が分からない」と悩む学生の相談データをもとに、業界内部視点で実践ガイドを整理している。「卒論に図形を入れたい」という質問には、実は「図(グラフ・概念図・写真・地図)」「表」「グラフ」など様々な意味がある。これらを整理した上で、卒論での図表活用の実務を包括的に扱う。

「卒論 図形」——このキーワードで検索する人は、卒論に図・表・グラフをどう入れればいいか悩む学生である。「そもそも入れるべき?」「どんな種類がある?」「キャプションは?」「引用はどうする?」——こうした実務の疑問を持って、この記事にたどり着いているはずである。

結論から先に伝えたい。卒論での「図形」は、正確には「図・表・グラフ」を指す。これらは文章だけでは伝えにくい情報を効率的に伝える手段であり、卒論の質を大きく高める。図・表・グラフはそれぞれ得意な場面が異なり、目的に応じて使い分ける。全ての図表には番号とキャプションを付け、本文との連携を明示する。自作か引用かを明示し、引用の場合は出典を必ず記載する。Wordなどのツールで実務を効率化することで、質の高い図表を効率的に作成できる。図表のNG例(不必要な装飾・軸ラベルなし・引用元不明等)を避けることで、卒論の完成度が上がる

この記事では、「図形」の意味整理、3つの目的、使い分け、種類別作り方、キャプション、本文連携、引用元明示、Word実務、NG例まで、業界内部の視点で実務的に整理する。

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「図形」とは何か(図・表・グラフの整理)

結論:卒論での「図形」は、正確には「図・表・グラフ」を指す。この3つを整理することが、実務の出発点である。

「図」の定義

「図」は、視覚的に情報を表現するもの全般である。

グラフ・概念図・写真・地図・イラスト・スクリーンショット——これら全てを「図」と呼ぶ。卒論では、これらは全てまとめて「図」として扱い、番号付けする。

「表」の定義

「表」は、行と列で構成された数値・言語データの一覧である。

複数のデータを整理して並べる場合に使う。図とは別カテゴリとして番号付けする。

「グラフ」の位置づけ

「グラフ」は「図」の一種である。

棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフ・散布図など、数値データを視覚化したものはグラフだが、卒論の番号付けでは「図1」「図2」として扱う。「グラフ1」とは書かない。

図と表の区別

卒論での番号付けでは「図」と「表」を区別する。

「図1、図2、図3……」「表1、表2、表3……」のように、それぞれ独立に番号を振る。この区別が学術論文の慣行である。

卒論の分野別の慣習

分野によって、図表の重要度が異なる。

理系・実験系の卒論はグラフ・図が多用され、10〜30個の図表が入るのが一般的。文系・文献研究系は少なめで、0〜5個程度のことも多い。自分の分野の慣習を、過去の先輩の卒論などで確認する。

「図形」という言葉の曖昧さ

「図形」という言葉は、卒論の文脈では避け、「図」「表」「グラフ」と正確に呼ぶ。

「図形」はWordの「図形描画機能」を指す場合もあり、学術用語ではない。卒論では「図」「表」を使う。

図表を入れる3つの目的

結論:卒論に図表を入れる目的は主に3つある。目的を意識することで、「入れるべきか」「どう入れるか」の判断が明確になる。

目的1:データ提示

研究で得られたデータを、読者に明示する目的である。

アンケート結果・実験結果・観察結果——これらを文章で長々と説明するより、表やグラフで示す方が明快である。「結果」章で最も多用される。

目的2:視覚化(パターンの発見)

データの中に潜むパターン・関係・傾向を、視覚的に浮かび上がらせる目的である。

「増加傾向がある」「相関がある」「グループ間の差がある」——これらは数値の羅列だけでは伝わりにくいが、グラフで示すと一目瞭然になる。

目的3:構造化(概念の整理)

複雑な概念・関係・プロセスを、視覚的に整理して伝える目的である。

研究の全体構造・理論枠組み・分析手順・因果関係——これらは概念図・フローチャートで示すと理解しやすい。「序論」「方法」「考察」で活用される。

目的の明確化

1つの図表は1つの目的を持つ。

「この図で何を伝えたいか」を1文で言えるようにする。目的が曖昧な図表は、読者に何も伝わらない。作る前に目的を明確にする。

「入れる/入れない」の判断

図表は「入れれば良い」ものではない。目的がある場合に入れる。

目的が薄い図表は、読者の注意を分散させ、卒論の質を下げる。「なぜこの図表を入れるのか」を自分に問う習慣を持つ。

図表の適切な数

分野・テーマにより異なるが、実験系・アンケート系で10〜30個、文献研究系で0〜5個が目安である。

数の多寡より、質と目的が重要である。少なくても質の高い図表があれば、卒論の質は上がる。

図・表・グラフの使い分け

結論:同じ情報でも、図・表・グラフのどれで示すかで伝わり方が変わる。目的に応じた使い分けが重要である。

表が向く場面

表は、複数のデータを正確に示したい場合に向く。

数値の一覧、比較項目のマトリクス、分類の整理——これらは表が最適である。「正確な数値を読者に読み取ってほしい」場合に使う。

グラフが向く場面

グラフは、データの傾向・パターンを視覚的に伝えたい場合に向く。

時系列変化・グループ間比較・分布・相関——これらは表より一目で分かる。「傾向を印象付けたい」場合に使う。

概念図が向く場面

概念図は、複雑な関係・構造を整理して伝えたい場合に向く。

理論枠組み・因果関係・分析モデル・組織構造——これらは概念図で示すと理解しやすい。フローチャート・関係図・階層図など。

写真が向く場面

写真は、実物・状況を示したい場合に向く。

フィールドワークの現地写真、実験装置、対象物の外観——文章では伝えにくい実物の情報を提供する。ただし、人物が写る場合はプライバシーに配慮する。

地図が向く場面

地図は、地理的な情報・場所の関係を示したい場合に向く。

調査地の位置、分布、地理的比較——地図で示すと一目で分かる。国土地理院の地図、Google Mapsの利用時は出典と利用規約に注意する。

使い分けの原則

「読者に何を伝えたいか」から使い分けを決める。

「正確な数値」なら表、「傾向」ならグラフ、「構造」なら概念図、「実物」なら写真、「場所」なら地図。目的が使い分けの判断基準である。

組み合わせの活用

1つのテーマを複数の図表で示すこともある。

「表で詳細データを示し、グラフで傾向を強調する」など、組み合わせで補完し合える。ただし、重複しすぎると冗長になるため注意する。

図表の種類別の作り方

結論:図表の種類ごとに、作り方のポイントがある。以下の主要な種類について、実務のポイントを整理する。

棒グラフ

グループ間の比較に最適な形式である。

縦軸・横軸のラベル、単位、凡例を必ず付ける。3D効果・過度な装飾は避け、シンプルにする。カラーは白黒印刷でも区別できるよう配慮する。

折れ線グラフ

時系列変化・連続的な変化に最適な形式である。

時間軸を横軸に取ることが多い。複数の系列を比較する場合、線種(実線・破線)や色で区別する。データ点にマーカーを付けることも多い。

散布図

2変数の相関関係を示すのに最適な形式である。

各データ点を打つ。相関を示す場合は近似線(回帰線)を追加する。相関係数を凡例に記載することも多い。

円グラフ

全体に対する各要素の割合を示すのに向く形式だが、多用は避ける。

3〜5要素程度に絞る。要素が多いと視認性が下がる。棒グラフで代替できる場合が多い。学術論文では意外と使用頻度が低い。

行と列で構成する。見出し(ヘッダー)を明確に、罫線はシンプルにする。

三重線(上罫線・見出し下罫線・下罫線のみ)が学術論文の慣行である。過度な罫線・色付けは避ける。数値は右揃え・文字は左揃えが基本。

概念図・フローチャート

要素(四角・楕円等)と関係(矢印・線)で構成する。

Word/PowerPointの図形描画機能で作成できる。矢印の向き・線の種類で関係の性質を示す。文字は読める大きさにする。

写真・地図

解像度に注意し、印刷時にも鮮明に見えるようにする。

写真の場合、撮影日・撮影者を明示することが多い。地図は縮尺・方位(北矢印)を必ず入れる。引用の場合は出典を明示する。

キャプションと番号付け

結論:全ての図表には番号とキャプション(説明文)を付ける。これは学術論文の絶対的な慣行である。

番号付けの原則

図と表は独立に、通し番号を付ける。

「図1、図2、図3……」「表1、表2、表3……」。章ごとに番号をリセットする慣行(図2.1、図2.2)もあるが、卒論では通し番号が一般的である。

キャプションの位置

図のキャプションは図の下、表のキャプションは表の上に配置する。

これは学術論文の慣行である。理由は「図は下から上に読まれる」「表は上から下に読まれる」という視線の流れに合わせているためである。

キャプションの内容

キャプションには、その図表の内容を簡潔に説明する。

「図1 〇〇の推移(2015年〜2024年)」「表1 〇〇の比較」——このように、何を示す図表か1〜2行で説明する。長すぎず短すぎず、内容が的確に伝わる書き方をする。

キャプションの独立性

本文を読まなくても、図表とキャプションだけで内容が理解できるように書く。

読者は本文より先に図表を見ることが多い。図表単独で意味が通じるレベルの情報を、キャプションに盛り込む。

番号付けの一貫性

番号は本文中の言及順に付ける。

本文で「図5」を先に言及し、その後「図4」を言及する順序は避ける。本文の流れと番号を一致させる。

図表目次

卒論の冒頭に「図目次」「表目次」を配置することが多い。

全ての図表のリスト(番号・キャプション・ページ)を掲載する。Wordの「図表目次」機能で自動生成できる。

本文との連携方法

結論:図表は本文と連携して初めて機能する。本文中で必ず言及し、図表単独で放置しない。

本文での言及の必須性

全ての図表は、本文中で必ず言及する。

本文で言及されない図表は、卒論に入れる必要がない。「なぜこの図表を入れたのか」が本文から分からないと、読者は混乱する。

参照の定型表現

本文中で図表を参照する定型表現がある。

以下を使い分ける。

  • 「図1に示すように、〜」(図の後で説明)
  • 「〜については、図1を参照されたい」(補足的な参照)
  • 「以下の結果を得た(表1)」(直後に図表を提示)
  • 「〜であった(図1)」(結論を先に述べ、根拠として図表を示す)

図表の解説の書き方

図表を提示するだけでなく、本文でその図表から何が読み取れるかを解説する。

「図1に示すように、AはBより有意に多かった。この結果は、〇〇を示唆する」——このように、図表→読み取り→解釈の順で書く。

図表の位置

図表は、本文で言及された直後か、次の適切な位置に配置する。

言及から離れすぎると、読者が該当の図表を探すのに苦労する。同じページか次のページ以内に置く。

図表の中身への言及

本文で図表の具体的な数値・要素に言及する場合、正確に引用する。

「表1に示すように、〇〇は35%であった」——このように、本文の数値と図表の数値を一致させる。不一致は卒論の信頼性を大きく損なう。

推敲での照合

推敲段階で、本文と図表の対応を必ず照合する。

「本文で言及した図表が全て存在するか」「図表の内容が本文の記述と一致するか」——このチェックが提出前に必須である。

自作 vs 引用の明示

結論:図表は自作か引用かを明示する。引用の場合は出典を必ず記載する。著作権法の遵守は必須である。

自作の図表

自分で作成した図表は「(筆者作成)」または「(筆者による)」と明示する。

キャプションの末尾に付けることが多い。「図1 〇〇の推移(筆者作成)」のように。明示しなくても慣行的に自作と見なされるが、明示するとより明確である。

データを基にした自作

他者のデータを使って自分がグラフ化・図示した場合、「〇〇(2020)のデータをもとに筆者作成」と明示する。

データの引用元と、図表化の作業者を区別して示す。透明性が高まる。

引用の図表

他者の図表をそのまま使用する場合、必ず出典を明示する。

「図1 〇〇の構造(〇〇, 2020, p.15より引用)」のように。ページ番号まで示すのが原則である。

著作権の遵守

引用は著作権法の範囲内で行う。

4要件(主従関係・引用の必然性・明瞭区別・出典明示)を満たす。図表の引用は、これを満たせば適法である。ただし、書籍・雑誌の図表を大量に引用するのは避ける。

改変の場合

他者の図表を改変して使う場合、「〇〇(2020)を改変」「〇〇(2020)を筆者が加筆」と明示する。

元の図表と自分の追加分を区別できるようにする。改変の内容も本文で説明する。

Web上の図表の利用

Web上の図表を使う場合、著作権とURL・アクセス日を明示する。

「図1 〇〇(〇〇省, 2024, URL: https://〜, 2024年11月10日閲覧)」のように。Web資料は変化するため、アクセス日の記載が必須である。

写真の場合の追加注意

写真、特に人物が写っている場合は、肖像権・プライバシーに配慮する。

撮影許可・掲載許可を得る、顔をぼかすなどの処理をする。フィールドワークの現地写真も、地元住民の許可が必要な場合がある。

Wordでの実務

結論:Wordには図表を効率的に扱う機能がある。これらを活用することで、実務が大幅に楽になる。

画像・グラフの挿入

「挿入」タブから、画像・グラフ・図形を挿入する。

ExcelのグラフはコピペでWordに貼り付けられる。「リンク貼り付け」を選ぶと、Excelの修正が自動反映される。

図表番号の自動化

Wordの「図表番号の挿入」機能で、番号を自動化できる。

途中で図表を追加・削除しても、番号が自動再計算される。手動で番号を管理するとミスの原因となる。必ず自動機能を使う。

相互参照の活用

本文中の「図1」「表1」への参照も、Wordの「相互参照」機能で自動化できる。

図表番号が変わっても、本文の参照が自動更新される。手動で「図5」「図6」を修正する手間がなくなる。

図表目次の生成

「参考資料」タブの「図表目次の挿入」で、図目次・表目次を自動生成できる。

ページ番号も自動で入る。図表の追加・削除に応じて、右クリックで「フィールドの更新」をすれば最新化される。

画像の配置

画像の配置は「文字列の折り返し」で調整する。

「行内」だと画像が文字と同じ扱いになる。「四角」「上下」だとテキストが画像を回り込む。卒論では「行内」または「上下」が使いやすい。

画像の解像度

画像の解像度は、印刷時に鮮明に見えるレベル(300dpi以上)にする。

スクリーンショットや低解像度の画像は、印刷するとぼやける。可能な限り高解像度の画像を使う。

ファイルサイズの管理

画像を多用すると、Wordファイルが重くなる。

「画像の圧縮」機能でファイルサイズを削減できる。ただし、圧縮しすぎると画質が下がるため、印刷用と提出用でファイルを分けることもある。

図表のNG5例と防止策

結論:図表には典型的な失敗パターンがある。以下の5つを避けることで、卒論の質が上がる。

NG1:キャプション・番号なし

図表にキャプションや番号を付けない失敗である。

学術論文の絶対的なルール違反である。防止策:Wordの「図表番号の挿入」機能を必ず使う。

NG2:軸ラベル・単位なし

グラフの軸ラベル・単位を書かない失敗である。

「何のデータか」「単位は何か」が分からない。防止策:必ず縦軸・横軸のラベルと単位を書く。凡例も忘れない。

NG3:出典不明

他者の図表を出典なしで使う失敗である。

著作権法違反であり、剽窃と判定される可能性もある。防止策:引用元を必ず明示する。自作の場合も「(筆者作成)」と明示する。

NG4:過度な装飾

3D効果・過度なグラデーション・派手な色使いなど、装飾過剰の失敗である。

Excelのデフォルトのグラフは装飾過剰なことが多い。防止策:学術的にはシンプルな図表が良い。装飾を削り、情報を明確にする。

NG5:本文で言及されていない

図表を入れるが本文で言及しない失敗である。

「なぜこの図表があるのか」が分からず、読者を混乱させる。防止策:全ての図表を本文で必ず言及する。言及しない図表は削除する。

推敲での確認

推敲段階で、上記5つのNGに該当する図表がないか確認する。

執筆に集中している時は気づかないミスが、推敲で見えてくる。第三者(教員・同期)に読んでもらうと、さらに気づきやすい。

分野別の慣習の確認

分野・学部・教員により、図表の慣習が異なる場合がある。

過去の先輩の卒論・修論、指導教員の指導論文を参考にする。「自分の分野・研究室の標準」を意識する。

教員への確認

図表の使い方に迷ったら、早めに指導教員に確認する。

「この図表は入れた方がいいですか」「キャプションの書式はどうすればいいですか」——具体的な相談をする。教員は分野の慣習に精通しているため、的確なアドバイスが得られる。

図表作成の時間配分

図表作成には、想像より時間がかかる。卒論全体の時間の1〜2割を図表作成に確保する。

データ整理・グラフ化・レイアウト調整・キャプション作成・番号付け——各段階で時間が必要である。提出直前に図表を慌てて作ると、質が下がる。計画的に時間を確保することで、質の高い図表が完成する。

選択肢の1つとしてのレポートビズ

結論:卒論の図表作成に不安がある場合、参考資料としてレポートビズも選択肢の1つとなる。

レポートビズは2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成依頼に対応してきた法人型サービスである。図表作成の相談実績も豊富である。

参考資料としての活用法

「そのまま提出する」のではなく、図表の型を確認する参考資料として活用する使い方が推奨される。

累計6,000件超の実績データから、テーマに応じた図表の型を参考にできる。「キャプションの書き方」「本文との連携」の参考として役立つ。

相談の流れ

公式LINEから匿名で無料相談ができるため、状況に応じて活用してほしい。

いきなり依頼するのではなく、まずは自分の状況を相談する流れが自然である。相談段階での料金は発生せず、依頼するかどうかも自由に判断できる。

「卒論の図表」に関するよくある質問(FAQ)

「卒論の図表」に関して、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。

Q1. 卒論に図表は何個入れるべきですか?

分野による。実験系・アンケート系で10〜30個、文献研究系で0〜5個が目安である。

数の多寡より、目的と質が重要である。「入れる意味のある図表」に絞る。

Q2. Wordの図形描画で作った図でもいいですか?

問題ない。概念図・フローチャートはWordの図形描画で作成できる。

PowerPointで作成してWordに貼り付けることも多い。作成しやすいツールを使う。

Q3. 引用の図表は出典明記だけでいいですか?

基本的にはそれで良い。ただし、大量引用・改変・営利利用は許諾が必要な場合がある。

卒論での引用は「主従関係・引用の必然性・明瞭区別・出典明示」の4要件を満たせば適法である。

Q4. カラーで作った図をモノクロ印刷すると見づらいです

白黒印刷を想定して、線種(実線・破線)や塗りつぶしパターンで区別する。

色だけに頼らない設計が実務的である。制作段階から白黒印刷でチェックする習慣を持つ。

Q5. 図表番号がおかしくなります

Wordの「図表番号の挿入」機能で自動管理する。手動での番号管理は必ず狂う。

フィールドの更新(F9キーまたは右クリック「更新」)で最新化する。

Q6. 図と表、どちらで示すか迷います

「正確な数値」を示したいなら表、「傾向・パターン」を示したいなら図(グラフ)である。

両方入れることもあるが、その場合は役割分担を明確にする。

Q7. 図表目次は必須ですか?

大学・学部の慣習による。多くの場合、卒論の冒頭に配置する。

指定がない場合も、10個以上の図表があるなら図表目次を配置するのが親切である。

まとめ|図表は目的を持って使い、実務を型で押さえる

卒論での「図形」は、正確には「図・表・グラフ」を指す。図表を入れる目的は3つ(データ提示・視覚化・構造化)であり、目的が明確でない図表は入れない。図・表・グラフの使い分けは、伝えたい内容によって決める(正確な数値なら表、傾向ならグラフ、構造なら概念図)。図表の種類ごとに作り方のポイントがある(棒グラフ・折れ線グラフ・散布図・円グラフ・表・概念図・写真・地図)。全ての図表には番号とキャプションを付け、図のキャプションは下、表のキャプションは上に配置する。本文で必ず言及し、参照の定型表現を使う。自作か引用かを明示し、引用の場合は出典を必ず記載する。著作権法(引用の4要件)を遵守する。Wordの機能(図表番号挿入・相互参照・図表目次)を活用することで実務が効率化する。NG5例(キャプションなし・軸ラベルなし・出典不明・過度な装飾・本文で言及なし)を避け、推敲で確認する。分野・研究室の慣習も確認する。図表は目的を持って使い、実務を型で押さえることで、卒論の完成度が大きく上がる。

本記事の要点を再掲する。以下のリストは、図表作成のチェックリストとしても活用してほしい。

  • 「図形」は正確には「図・表・グラフ」を指す
  • 図表を入れる3目的(データ提示・視覚化・構造化)
  • 正確な数値は表、傾向はグラフ、構造は概念図で使い分け
  • 種類別の作り方(棒・折れ線・散布・円・表・概念図・写真・地図)
  • 全ての図表に番号とキャプションを付ける
  • 図キャプションは下、表キャプションは上に配置
  • 本文で必ず言及、参照の定型表現を使う
  • 自作は「(筆者作成)」、引用は出典を必ず明示
  • 著作権法の4要件を遵守
  • Wordの図表番号自動化・相互参照・図表目次を活用
  • NG5例(キャプションなし・軸ラベルなし・出典不明・過度装飾・言及なし)を避ける

より詳細な情報は、卒論の年表・年譜の作り方|時系列整理の実践的な指針卒論の文献の扱い方|種類・役割・引用・参考リストの実践指針卒論のクオリティを高める7要素と実践的な改善アクション卒論の評価基準|A評価の取り方と不可判定になるパターン卒論の財務分析の書き方|指標・分析・執筆の実践的な進め方卒論アンケートの進め方|準備から分析までの全プロセスガイド卒論のフィールドワークの進め方|準備から分析までの実践技法卒論のNotion活用ガイド|管理から執筆までの実践テンプレ卒論を4ヶ月で書き上げる週別ロードマップ卒論が書けない時の6つの症状と原因別の対処テクニックもあわせて参照してほしい。

卒論の図表作成に不安がある場合、レポートビズのような、累計6,000件超の実績を持つ業者を参考資料として活用するのも1つの選択肢である。公式LINEから匿名で無料相談ができる。ただし、本記事で繰り返してきたとおり、図表は「目的を持って使う」ことが最も重要である。「なぜこの図表を入れるのか」を自分に問い、目的が明確なものだけを入れる。技術的なルール(キャプション・出典・軸ラベル)は、Wordの機能と本記事のチェックリストで確実に押さえられる。今日、この記事を参考に、まず自分の卒論の1つの図表を見直してほしい。番号・キャプションはあるか、本文で言及されているか、出典は明示されているか、軸ラベル・単位はあるか——このチェックだけで、改善点が見えてくる。図表は卒論の顔である。丁寧に作り、読者に「この卒論は質が高い」と感じさせる図表を目指してほしい。

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