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分野: 法学
文字数: 20,000文字
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SNS誹謗中傷と侮辱罪厳罰化―表現の自由との緊張
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本稿は、2022年の侮辱罪厳罰化と表現の自由との緊張を、改正の内容、表現が萎縮するおそれ、施行後の運用の三つの面から整理した。改正は罪の要件を変えずに刑だけを重くしたが、時効の延長や逮捕の要件の変化によって、処罰の範囲を実質的に広げた。施行後、公人への批判が処罰された例はなく、懸念は和らいでいる。しかし、何が侮辱に当たるかの曖昧さは残り、表現が実際に萎縮したかどうかも検証されていないのである。
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