「ESに『卒業論文の構想』を書けと言われたが、まだ卒論に着手していない」「テーマは決まっているが、内容が固まっていない状態でどう書く?」「企業に響く卒論構想の書き方が分からない」——就活中の大学3〜4年生の多くが直面する悩みである。ESで「卒業論文・卒業研究のテーマまたは概要(構想)」を問う設問は、多くの企業で採用されている。しかし上位競合を見ると、ES総論記事は充実しているが、卒論構想に特化した実務ガイドは業界に不在である。
本記事では、累計6,000件超の卒業論文・レポート添削を手がけてきたレポートビズ編集部の視点から、卒論構想ESで企業が見ている5ポイント、書き方4ステップ、文字数別ES例文集(200/300/400/600/800字)、業界別アピールポイント、よくある5つのNG、卒論未着手でも書ける構想の作り方、テーマ未定時の対処法、文系・理系の書き分け、面接での深掘り質問7つと回答例までを実務的に整理する。「卒論構想は完璧でなくていい」という現実的な視点から、ESとして通用する構想の書き方を提示する。
本記事の特徴は、就活サイトやエージェントとは異なる「卒論の専門家視点」からES回答を解説する点である。就活サイトはESの汎用的な書き方に強いが、「卒論の中身をどう構想化するか」の実務ノウハウは持たない。逆に、卒論を専門とする本メディアは、卒論構想の具体的な作り方と、それを就活のES欄に落とし込む方法の両方を提示できる。就活時期に卒論着手前後の学生が抱える「構想が固まっていない状態でどう書くか」という悩みに、専門的視点で応える構成となっている。
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卒論構想ES|結論と全体像
結論から述べる。卒論構想ESは「テーマ」「動機」「方法」「期待成果」の4要素をコンパクトに整理すれば、多くの企業に通用する。企業は完璧な研究内容を求めているのではなく、あなたの論理的思考力・課題設定力・計画性を見ている。まだ卒論に着手していなくても、この4要素を明確にすれば、質の高いES回答が書ける。
特に重要なのは、企業視点の理解である。企業はあなたの研究者としての能力ではなく、「社会人としてのポテンシャル」を測っている。卒論構想を通して、あなたが物事を論理的に考え、課題を設定し、計画的に進められる人材かを判断している。この視点でESを書けば、研究内容が完璧でなくても、十分に企業に響く回答になる。
本記事では、企業視点、書き方4ステップ、文字数別例文、業界別アピール、NG例、構想の作り方、テーマ未定時の対処、文理別書き分け、面接対策まで段階的に提示する。就活に追われる学生の実務ガイドとして、コピペで使える例文を多数掲載している。
卒論構想ESで企業が見ている|5ポイント
卒論構想ESで企業が評価している5つのポイントを整理する。これらを意識することで、企業に響く回答が書ける。
ポイント①|論理的思考力|問題設定→仮説→検証方法の論理展開が明確か。ビジネスでも同じ思考プロセスが求められる。
ポイント②|課題設定力|なぜこのテーマを選んだか。何が問題で、なぜ研究する意義があるか。企業では自ら課題を発見する力が重視される。
ポイント③|計画性|研究をどう進めるかの見通し。ビジネスでもプロジェクトマネジメント能力が重要。
ポイント④|主体性|「先生に言われたから」ではなく「自分でこう決めた」の姿勢。企業では受動的ではなく能動的な人材が求められる。
ポイント⑤|表現力・伝達力|専門外の読み手に分かりやすく伝えられるか。ビジネスでも社内外への説明力は必須。
5ポイントの中で最も見落とされがちなのはポイント⑤(表現力)である。研究内容が優れていても、専門用語を多用して読み手を置き去りにするESは評価されない。ES担当者は多くの学生の卒論構想を読むが、その大半は自分の分野以外の内容である。「大学で研究したことがない担当者にも伝わる」レベルの平易さが求められる。専門用語は最小限に、必要な場合は簡単な説明を添える。この配慮が、社会人としての伝達力の証明となる。
卒論構想ESの|書き方4ステップ
卒論構想を書く4ステップを整理する。この順番で書けば、初めての学生でも質の高いES回答ができる。
ステップ①|テーマを1文で明示|「本研究では〜について〜する予定である」と1文で提示。テーマを具体的に、簡潔に。
ステップ②|動機を2〜3文で説明|なぜこのテーマを選んだか。社会的意義、個人的な関心、学術的な位置づけを組み合わせる。
ステップ③|方法・アプローチを2〜3文で提示|どうやって研究するか。文献分析、アンケート、実験、インタビュー、事例研究など。
ステップ④|期待成果・意義を1〜2文で締める|この研究から何が分かる予定か。学術的意義、社会的意義、実務的意義のいずれかを示す。
4ステップは合計で7〜10文、200〜400字程度になる。この基本構造をベースに、文字数指定に応じて調整する。文字数が多い場合はステップ②③を厚く、文字数が少ない場合はステップ①④に絞る。どの文字数でも、この4要素の順番と比重を守れば、論理的で読みやすい構想になる。
4ステップの中で最も重要なのはステップ②(動機)である。単なる「興味があるから」ではなく、社会的意義・学術的意義・個人的な関心を組み合わせて書くことで、卒論構想の説得力が大きく変わる。「近年◯◯という現象が広がっている(社会的意義)。この現象は既存の◯◯理論では十分説明できず(学術的意義)、私自身も◯◯という経験を通じて関心を持った(個人的関心)」の3層構造で書くと、ES担当者に「よく考えて選んだテーマだ」という印象を与えられる。単発の理由より、複数の理由が絡み合った動機の方が、思考の深さを示せる。この動機の設計が、卒論構想ES全体の質を大きく左右する。
文字数別ES例文集
企業のES指定文字数別に、そのまま参考にできる例文を5パターン提示する。自分のテーマに合わせて調整して使う。
200字例文|Z世代のSNS消費行動
本研究では、Z世代のSNS消費行動について、大学生300名へのアンケートを通じて分析する。近年SNSが消費行動に与える影響が拡大しているが、Z世代特有の意思決定プロセスは十分解明されていない。この研究で、企業のマーケティング戦略への示唆を提示することを目指す。
300字例文|地方創生とデジタル活用
本研究では、地方創生におけるデジタル活用の可能性について、◯県の事例分析を通じて明らかにする。人口減少に直面する地方自治体では、限られた予算で地域活性化を進める必要があるが、デジタル活用による成功事例と失敗事例の要因分析は十分ではない。本研究では3自治体の成功事例と2自治体の課題事例を比較し、共通する成功要因と失敗要因を抽出する。研究成果は、他自治体の政策立案や、地方進出を検討する企業の戦略策定に貢献できると考える。
400字例文|サブスクリプションビジネス
本研究では、サブスクリプションビジネスの成功要因について、動画配信・音楽配信・食品配達の3業界の比較分析を通じて明らかにする。近年、モノを所有するのではなく利用する消費スタイルが広がり、サブスクリプションが多様な業界に展開されている。しかし、業界によって成功要因が異なるはずであり、業界横断的な比較研究は限られている。本研究では各業界の代表的な5社ずつを対象に、価格設定、顧客ロイヤルティ戦略、コンテンツ更新頻度、解約防止策の4指標で比較分析する。データは各社のIR資料、ユーザーレビュー、業界レポートから収集する。研究成果は、新規参入企業の戦略立案、既存企業のサービス改善に貢献できると考える。ゼミの指導教員である◯◯教授のもとで、11月の中間発表、1月の最終提出を目指して計画的に進めている。
600字例文|生成AIと著作権
本研究では、生成AIが著作権制度に与える影響について、法制度と実務の乖離という視点から分析する。ChatGPTやImage generatorの登場により、AIが生成するコンテンツの著作権帰属、既存作品の学習利用の適法性など、多くの論点が浮上している。日本の著作権法は2018年改正で機械学習の著作物利用を広く認めたが、生成AIの急速な発展により、法解釈の限界が指摘されている。本研究では、まず日本の著作権法における現行の解釈を整理する。次に、米国・EUとの比較を通じて、日本法の位置づけを明確にする。さらに、実務界(コンテンツ制作会社、法律事務所)へのインタビューを通じて、法制度と実務の乖離点を特定する。データ収集は文献調査に加え、10名程度の実務家へのインタビューを予定している。研究の意義は、法制度の課題を実務視点から明確にし、今後の法改正議論への基礎資料を提供することにある。ゼミの指導教員である◯◯教授のもとで、5月にテーマ確定、9月までにデータ収集完了、12月に本論執筆、1月最終提出のスケジュールで計画的に進めている。
800字例文|ESG投資の実効性
本研究では、ESG投資の実効性について、日本の上場企業100社の財務データとESGスコアの相関分析を通じて明らかにする。ESG(環境・社会・ガバナンス)投資は近年急速に拡大し、2020年時点で世界の運用資産の3割を占めるに至った。しかし「ESG投資は本当に企業価値向上に繋がるのか」という根本的な問いへの実証研究は、日本市場を対象とした研究が限られている。本研究では、この問いに定量的に答えることを目的とする。研究方法は3段階で進める。第1段階では、日本の主要ESG評価機関3社のスコアデータを収集し、上場企業100社の5年間のESGスコア推移を整理する。第2段階では、同企業の財務指標(ROE、株価収益率、時価総額)の推移を収集し、ESGスコアとの相関を統計的に分析する。第3段階では、相関の強い業界と弱い業界を比較し、業界特性による違いを考察する。データは公開されているEDINET、企業のIR資料、ESG評価機関のデータベースから収集する。統計分析はRを用いる。研究の意義は3点ある。第一に、日本市場でのESG投資の実効性を定量的に検証すること。第二に、業界別の違いを明らかにすることで、投資家の意思決定に有用な知見を提供すること。第三に、企業側にとってのESG取り組みの経営的インパクトを可視化することである。ゼミの指導教員である◯◯教授(専門:財務管理論)のもとで、6月データ収集開始、10月分析完了、12月本論執筆、1月最終提出のスケジュールで計画的に進めている。本研究を通じて、金融業界における統計的分析能力と、ESG関連知識を身につけたい。
5つの例文は、それぞれ異なるテーマだが、いずれも4ステップ(テーマ→動機→方法→期待成果)の構造を守っている。自分のテーマに合わせて、この構造を活かして書けば、文字数指定に応じた質の高いES回答ができる。特に800字例文には、就活における「志望業界(金融)へのつなげ方」が示されている。志望業界とのつながりを明示することで、企業側の評価が上がる。
業界別|卒論構想アピールポイント
志望業界によって、卒論構想でアピールすべきポイントが異なる。6業界の傾向を整理する。
金融業界|定量的分析能力、統計知識、経済理論の理解を強調。数字を扱う研究、経済・金融をテーマとした研究が有利。
コンサル業界|論理的思考力、課題設定力、フレームワーク活用を強調。ケーススタディ型、業界分析型の研究が響く。
メーカー|技術的知識、ものづくりへの関心、実験能力を強調。理系なら実験内容、文系なら製品開発・マーケティング関連の研究が有利。
IT業界|データ分析、プログラミング経験、新技術への関心を強調。データサイエンス、AI関連の研究が響く。
商社|グローバル視点、多角的な思考、コミュニケーション能力を強調。国際比較、地域研究、貿易論の研究が有利。
マスコミ|好奇心、文章力、社会への関心を強調。メディア分析、社会現象の分析、文化研究などの研究が響く。
自分の志望業界に応じて、同じ研究内容でも強調するポイントを変えるのが実務的である。ただし、無理に業界に寄せすぎると、他業界の選考で使い回しにくくなる。「業界横断で使える構想」と「業界別のカスタマイズ」の両方を用意しておくと、複数業界の就活に対応できる。基本形は業界横断で書き、志望動機の高い企業には業界別カスタマイズ版を用意する二段構えが実務的である。
卒論構想ESでよくある|5つのNG
卒論構想ESで避けるべき5つのNGパターンを整理する。これらは企業側の評価を大きく下げる。
NG①|抽象的すぎる|「日本の経済について研究する」「音楽について書きたい」といった漠然としたテーマ。何を明らかにするかが不明。
NG②|専門用語の連発|自分の分野の専門用語を説明なしに使う。ES担当者は自分の分野以外の学生の構想も読むため、専門用語ばかりでは伝わらない。
NG③|受け身表現の多用|「先生に言われたから」「ゼミで扱っているから」など、自分の主体性が見えない表現。企業は能動的な人材を求める。
NG④|興味だけで動機がない|「◯◯が好きだから研究する」といった個人的な興味だけ。学術的・社会的な意義を示さないと弱い。
NG⑤|企業や社会と全く無関係|純粋な学術研究として書かれ、社会や企業への貢献が見えない。ESでは企業志望と繋がる要素も含めたい。
5NGの中で最も多く見られるのはNG①(抽象的すぎ)である。「まだ卒論に着手していないから、具体的なことが書けない」と考えて漠然とした表現に逃げる学生が多い。しかし、着手していなくても「本研究では〜について、〜という方法で、〜を明らかにする」と1文で書けるレベルの具体性は最低限必要である。詳細は本サイトの「卒論は何を書く?|3つの本質と書くべき7要素」を参照。この1文が書けないなら、それは卒論構想ではなくテーマ検討段階である。まずテーマを絞り込む作業から始める必要がある。
卒論未着手でも書ける|構想の作り方
まだ卒論に着手していない段階でも、ESに書ける構想を作る3ステップを整理する。就活時期(3年生12月〜4年生6月)にはまだ卒論に着手していない学生が多い。この段階でも書ける方法を提示する。
ステップ①|大まかなテーマを決める(所要2〜3時間)|完璧なテーマではなく、暫定的な方向性でよい。指導教員に相談する、ゼミの内容から発想する、興味のある社会現象から始める。
ステップ②|なぜそのテーマかを言語化(所要1時間)|自分の関心の背景、社会的意義、学術的意義を書き出す。「なぜ他ではなくこれを選んだか」を明確にする。
ステップ③|どう進める予定かを大まかに設計(所要1〜2時間)|文献分析なのか、アンケートなのか、インタビューなのか、実験なのか。詳細は未定でも、方向性は決める。
3ステップの合計所要時間は4〜6時間。1〜2日で「卒論未着手だがES回答は書ける」状態が作れる。この段階の構想は、後の卒論執筆で変わる可能性があるが、それは問題ない。多くの学生は就活時期と卒論着手時期が異なるため、就活時の構想と実際の卒論は違って当然である。ES回答は「就活時点での構想」として書けば十分である。
テーマ未定時の対処法
「卒論テーマがまだ全く決まっていない」段階でESを書かなければならない場合の対処法を整理する。
方法①|ゼミの内容を出発点にする|所属ゼミで扱っているテーマから、自分の興味に近いものを選ぶ。「ゼミで◯◯について学び、特に◯◯に関心を持った」と繋げる。
方法②|授業内容から発展|印象に残った授業内容から、卒論テーマに発展させる。「◯◯論の授業で扱った◯◯に興味を持ち、卒論では◯◯の観点から掘り下げる予定」と書ける。
方法③|関心のある社会現象を出発点|コロナ後の変化、AI技術の進展、Z世代の消費行動など、時代性のある社会現象から出発する。
方法④|指導教員に相談|「ESを書く必要があるので、暫定的なテーマを相談させてください」と教員に相談。教員は学生の関心を踏まえたアドバイスをくれる。
方法⑤|「予定」として書く|「卒業論文は現在テーマ検討中であるが、◯◯の方向で進める予定」と正直に書くのも選択肢。
5方法の中で最も推奨されるのは方法①(ゼミの内容)である。自分のゼミの主題は、既にある程度深く学んでいるため、書きやすい。またゼミの内容と自分の関心を繋げる過程で、卒論テーマの方向性も自然に見えてくる。ESを書く作業が、卒論テーマ設定の助けにもなる。詳細は本サイトの「卒論に書くテーマ50例|分野別と発想5パターン」も参照。
文系・理系|書き分け
文系と理系では、卒論構想ESの書き方に違いがある。それぞれのポイントを整理する。
文系の書き方
問題意識・社会的意義・理論枠組みを厚めに。「なぜこの現象に注目したのか」「どのような理論的視点で分析するか」を丁寧に。データは文献分析、アンケート、インタビュー、フィールドワークが中心。企業には論理的思考力と社会への視点をアピールする。
理系の書き方
実験設計・分析手法・技術的意義を厚めに。「どのような実験・分析を行うか」「その手法の特徴と意義」を明示。数値・データ・グラフに強い印象を残す。企業には技術的な理解力と実験能力をアピールする。ただし専門用語の多用は避け、他分野の人にも伝わる表現を心がける。
文系・理系いずれも、就活のES担当者は必ずしも自分の分野の専門家ではないことを意識する。専門用語を使う場合は簡単に説明を添える、抽象的な議論より具体例を織り交ぜる、といった配慮が伝達力を上げる。研究の内容ではなく「思考プロセスと計画性」を伝えることが、ES突破の鍵となる。
面接での深掘り質問|7つと回答例
ESで卒論構想を書くと、面接で深掘り質問される可能性がある。想定される7質問と回答方針を整理する。
質問①|なぜこのテーマを選んだのですか|関心のきっかけ、社会的意義、学術的意義を組み合わせて答える。「もともと◯◯に関心があり、△△という現象を見て研究したいと思いました」
質問②|研究方法はどう選びましたか|複数の選択肢を検討した上で、この方法にした理由を述べる。「アンケート、インタビュー、文献分析を検討し、◯◯の理由でアンケートを選びました」
質問③|進捗はどれくらいですか|正直に現状を伝える。「現在は先行研究の整理段階で、◯月からデータ収集に入る予定です」
質問④|研究のどこが新しいですか|先行研究にない自分の貢献を明示。「先行研究の◯◯氏は◯を扱っていますが、△という視点は未検討です」
質問⑤|この研究は仕事にどう活きますか|志望業界・職種と繋げる。「◯◯業界では△△が求められ、本研究で身につけた◯◯の能力が活かせると考えます」
質問⑥|なぜこの結論になると予想しますか|仮説と根拠を提示。「先行研究の傾向から◯という結論を予想していますが、実際のデータで検証したいと考えています」
質問⑦|研究以外に興味のあることは|研究に閉じこもらない広い視野をアピール。他の関心、活動を紹介する。
7質問への回答を事前に準備しておくと、面接で慌てない。特に質問⑤(仕事にどう活きるか)は志望動機と繋げるチャンスなので、丁寧に準備する。答えられない質問には、正直に「まだ検討中です」と答える。取り繕った回答は面接官に見抜かれる。
それでも判断に迷う場合の選択肢
卒論構想ESの書き方で迷う場合の選択肢を3つ提示する。
①大学のキャリアセンターで添削|多くの大学のキャリアセンターでES添削サービスを提供している。無料で利用可能。
②指導教員に相談|自分の卒論の見通しについて、指導教員から意見を聞く。ESに書く内容の妥当性も確認できる。
③第三者の添削でチェック|自分のES回答案を第三者にチェックしてもらう。レポートビズでは、累計6,000件超の指導実績をもとに、参考資料としての卒論の内容・構想チェックを提供している。公式LINEには1,700名超が登録しており、24時間相談を受け付けている。
よくある質問|FAQ
Q1|卒論に着手していなくても書けますか
書ける。就活時期(3年生12月〜4年生6月)にはまだ卒論に着手していない学生が多く、企業もそれを承知している。「予定」「構想」として書けば十分。
Q2|後で卒論テーマが変わっても問題ないですか
問題ない。ESは「就活時点の構想」として提出しているため、その後の変更は自然である。ただし、面接で「テーマは変更しました」と説明する準備はしておく。
Q3|理系ですが文系企業に応募します。どう書けばいいですか
専門用語は最小限に、研究の意義と自分が身につける能力(データ分析力、論理的思考力など)を強調する。「研究内容そのもの」より「研究を通じて得られる汎用的な能力」をアピールする。
Q4|指定文字数を超えそうです、どうすればいいですか
4ステップの優先順位に沿って削る。ステップ①(テーマ)とステップ④(意義)は残し、ステップ②③(動機・方法)を圧縮する。冗長な表現、重複表現を削るだけで、10〜20%は削れる。
Q5|複数企業に応募します、同じ内容でいいですか
基本形は共通でよい。ただし志望動機の強い企業には、業界別カスタマイズ版を用意すると効果的。特に志望業界へのつながりを一文加えるだけで、印象が変わる。
Q6|AIツール(ChatGPT等)を使って書いてもいいですか
使用は個人の判断だが、丸投げは避ける。AIに構想の下書きを書かせて、自分で内容を精査・修正する使い方が実務的。面接で深掘り質問された時に答えられるレベルまで、自分の理解に落とし込む必要がある。
Q7|卒論のクオリティが低いです、ESでも正直に書くべきですか
クオリティ低下を強調する必要はない。ES時点の構想として、可能な限り整理された形で書く。実際の卒論のクオリティは、面接で問われた時に対応する。「今後改善していく」姿勢を示せば十分。
まとめ|4要素で企業に響く構想を
本記事では、卒論構想ESについて、企業が見ている5ポイント、書き方4ステップ、文字数別ES例文集、業界別アピールポイント、5つのNG、卒論未着手時の対処、テーマ未定時の対処、文系・理系の書き分け、面接での深掘り質問7つと回答例、FAQまでを実務的に整理してきた。
卒論構想ESは、テーマ・動機・方法・期待成果の4要素をコンパクトに整理すれば、多くの企業に通用する。まだ卒論に着手していなくても、この4要素を明確にすれば十分。企業は完璧な研究内容を求めているのではなく、あなたの論理的思考力・課題設定力・計画性・主体性・表現力を見ている。この視点でESを書けば、研究内容が完璧でなくても、質の高い回答になる。就活と卒論の両立は難しい時期だが、ESの卒論構想欄は「卒論への向き合い方」を伝える貴重な機会である。丁寧に取り組むことで、企業側にあなたの学生時代の学びを効果的にアピールできる。
本記事のポイントを整理すると、以下の3点に集約される。第一に、卒論構想ESは4ステップ(テーマ→動機→方法→期待成果)の構造で書けば、初めての学生でも質の高い回答ができる。第二に、企業は研究内容そのものより、あなたの論理的思考力・計画性・主体性・表現力を見ている。この5ポイントを意識して書く。第三に、卒論未着手でも4〜6時間の準備で書ける状態になる。テーマ未定なら、ゼミの内容から発展させる方法が最も実務的である。この3点を意識すれば、就活の忙しい時期でも、質の高いES回答が作れる。
もし卒論構想やES回答で判断に迷う場合、累計6,000件超の指導実績を持つレポートビズ編集部が参考資料としての活用視点でサポートしている。公式LINEには1,700名超が登録しており、納期100%達成の実績とともに、卒論執筆に伴走する体制を整えている。就活と卒論の両立は多くの学生にとって最初の大きな挑戦。本記事の内容が、その挑戦を助ける一助になれば嬉しい。応援している。
最後に伝えたいのは、卒論構想ESは「就活のためのタスク」ではなく「卒論について考える貴重な機会」でもあるという点である。就活のためにテーマを言語化するプロセスで、自然と卒論への理解が深まる。ESを書き終えた後、あなたは「自分の卒論をどう説明するか」の技術を身につけている。これは卒論の中間発表、最終発表、口頭試問でも役立つ汎用スキルである。就活と卒論を「別のタスク」ではなく「相互に高め合うプロセス」として捉え直すと、両方への向き合い方が変わる。今の頑張りは、必ず未来のあなたに繋がる。
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