レポート参考文献の書き方(論文)|論文6種類別完全ガイド

最終更新日:2026年7月18日

この記事でわかること

  • 論文を参考文献として記載する基本フォーマット(著者名・発行年・論題名・雑誌名・巻号・ページ)
  • 書籍と論文で参考文献の書き方がどう違うか(『』と「」の使い分け)
  • 論文6ケース別の書き方(査読論文・紀要論文・学会発表論文・修論・博論・プレプリント)
  • 論文の「巻・号・ページ」の正確な書き方と、pp./p.の使い分け
  • DOI(デジタルオブジェクト識別子)の書き方と、2020年以降の必須化の流れ
  • 電子ジャーナル(J-STAGE等)や和文・洋文論文での書き方の違い
  • 論文検索ツール4種(CiNii Research/J-STAGE/Google Scholar/PubMed)の使い分け

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成の依頼に対応してきた編集チームが、実務の視点で「論文の参考文献の書き方」を中立的に整理している。

「レポート 参考文献 書き方 論文」——このKWを検索する人は、大学のレポートや卒論で学術論文を参考にした際に「論文の参考文献はどう書けばいいのか」を確認したい状況にある。論文は書籍と並ぶ重要な参考文献だが、雑誌名・巻号・DOI・電子ジャーナルなど、書籍とは違う項目が多く、書き方に迷うことが多い。

結論から言えば、論文の参考文献は「著者名(発行年)「論題名」『雑誌名』巻(号), ページ」を基本フォーマットとし、論文の種類とスタイルによって細部を変える。書籍(『書名』)とは異なり、論題名は「」で括り、雑誌名は『』で括る点が最大の特徴である。この違いを理解することが、正しい参考文献の書き方の第一歩となる。

この記事では、論文の参考文献の基本フォーマット、書籍との違い、論文6ケース別の書き方、巻・号・ページの表記、DOI、電子ジャーナル、和文/洋文の違い、論文検索ツール、NG例まで、業界内部の視点で公平に整理する。書籍の参考文献の書き方を扱ったレポート参考文献の書き方(本)とあわせて参照すれば、レポート参考文献の全体像を把握できる。

レポートが書けない、時間がない、締切が近い——そんなときは

レポート代行という選択肢があります

  • 1,000字 3,300円〜の業界最安値水準
  • 最短即日納品に対応
  • 累計6,000件超・匿名OK・全国対応
公式LINEで無料見積り(1分・匿名OK)

レポート代行の料金・対応範囲を見る →

レポートの参考文献に「論文」を書く基本フォーマットとは?

結論:論文の参考文献の基本フォーマットは「著者名(発行年)「論題名」『雑誌名』巻(号), ページ」の6要素で、書籍とは異なり雑誌名を必ず含める点が特徴である。

まず、論文参考文献の基本形を整理する。

基本の6要素

論文を参考文献として記載する際、必ず含めるべき情報は6つある

  • 著者名:論文の著者のフルネーム
  • 発行年:論文が掲載された西暦の年
  • 論題名:論文のタイトル(「」で括る)
  • 雑誌名:論文が掲載された学術雑誌の名称(『』で括る)
  • 巻(号):掲載巻と(必要なら)号数
  • ページ:論文が掲載されたページ範囲

実際の記載例(和文論文)

和文論文(日本語の論文)の場合、基本形は以下の通りである

「山田太郎(2020)「経済学における均衡理論の再検討」『経済学研究』第67巻第3号, pp.45-68」

この例では、著者・発行年・論題名(「」)・雑誌名(『』)・巻号・ページの6要素が全て含まれている。論題名を「」で括り、雑誌名を『』で括る点が書籍とは決定的に違う。

DOI・URL・アクセス日の追加

電子ジャーナルの論文の場合、DOIまたはURLとアクセス日を追加する

「山田太郎(2020)「経済学における均衡理論の再検討」『経済学研究』第67巻第3号, pp.45-68, DOI: 10.5678/keizai.67.3.45」

2020年以降、多くの学術論文にDOIが付与されており、これを含めることで論文の一意的な特定が可能となる。URLの場合は「(参照2026年7月18日)」のようにアクセス日を併記する。

書籍と論文の書き方はどう違うか?

結論:書籍は「著者名(発行年)『書名』出版社」の4要素、論文は「著者名(発行年)「論題名」『雑誌名』巻号, ページ」の6要素で、記号の使い分けと項目数が根本的に違う。

両者の違いを整理する。

項目書籍論文
単体タイトル『書名』「論題名」
掲載媒体出版社『雑誌名』
特定情報(必要なら版・引用ページ)巻(号)・ページ範囲
デジタル識別ISBN(通常記載不要)DOI(2020年以降記載推奨)

記号の使い分け

『』と「」の使い分けが、書籍と論文で正反対になる

書籍のタイトルは単独で存在するため『』で括る。論文のタイトルは掲載雑誌の一部として存在するため「」で括り、掲載雑誌名を『』で括る。この記号の使い分けは、書き手が「書籍か論文か」を正しく理解しているかの目印にもなる。

項目数の違い

書籍は4要素で完結するが、論文は6要素以上が必要となる

論文は掲載雑誌・巻・号・ページ範囲を全て記載しなければ、読み手が原典に辿り着けない。書籍より項目が多いため、書き漏らしのリスクも高い。詳細はレポート参考文献の書き方(本)で書籍側の書き方と対比しながら理解すると分かりやすい。

論文6ケース別の書き方とは?

結論:論文は「査読論文・紀要論文・学会発表論文・修士論文・博士論文・プレプリント」の6ケースに大別され、それぞれ書き方の細部が異なる。

論文の種類を正しく識別し、それぞれのフォーマットに従うことで、正確な参考文献リストが作成できる。

ケース1:査読論文(学術雑誌掲載)

査読論文は、専門家による審査(査読)を経て学術雑誌に掲載された論文で、最も信頼性が高い

例:「山田太郎(2020)「経済学における均衡理論の再検討」『経済学研究』第67巻第3号, pp.45-68」

基本の6要素フォーマットで記載する。査読誌の論文は学術参考文献として最も優先される。

ケース2:紀要論文(大学発行)

紀要論文は、大学・研究機関が発行する紀要誌に掲載された論文である

例:「佐藤花子(2019)「地域振興の理論的枠組み」『〇〇大学経済学部紀要』第45号, pp.12-30」

紀要論文は必ずしも査読を経ていないが、大学の公式発行物として一定の信頼性がある。「大学名+学部名+紀要」を正確に記載する。

ケース3:学会発表論文

学会発表論文は、学会大会で発表された論文集(予稿集・プロシーディングス)に掲載されたものである

例:「鈴木一郎(2021)「AI技術の産業応用」『日本情報処理学会第83回全国大会論文集』pp.234-238」

学会名と大会回数を正確に記載する。学会発表論文は査読論文より速報性が高いが、査読の厳しさは学会によって異なる。

ケース4:修士論文

修士論文は、大学院の修士課程で提出された論文である

例:「田中次郎(2018)「教育現場におけるICT活用の実証研究」〇〇大学大学院教育学研究科修士論文」

修士論文は「大学名+研究科名+修士論文」の形式で記載する。多くは大学の機関リポジトリで公開されているため、URLも併記するのが望ましい。

ケース5:博士論文

博士論文は、大学院の博士課程で提出された論文で、修士論文より高度な学術性が求められる

例:「山本三郎(2015)「グローバル化における労働市場の変容」〇〇大学大学院経済学研究科博士論文, 甲第1234号」

博士論文には論文番号(甲第〇〇号など)が付与されることが多く、この番号も含めて記載する。多くの博士論文は国立国会図書館やJ-DreamIIIで検索できる。

ケース6:プレプリント(査読前公開)

プレプリントは、査読前に公開される論文で、arXiv・SSRN・researchGateなどのプラットフォームで見られる

例:「Smith, J. (2023). “AI Ethics in Medical Applications.” arXiv:2301.12345, https://arxiv.org/abs/2301.12345 (参照2026年7月18日)」

プレプリントは査読を経ていないため、学術的信頼性は査読論文より劣る。ただし、最新の研究成果を素早く参照できる利点がある。参考文献として使う際は、プレプリントであることを明示する。

論文の「巻・号・ページ」はどう書くか?

結論:論文の巻・号・ページは「第○巻第○号, pp.○-○」または「Vol.○, No.○, pp.○-○」の形式で記載する。ページの表記は複数ページなら「pp.」、単一ページなら「p.」を使う。

この表記は論文特有のもので、書籍にはない要素である。正確に書くことで読み手が原典に確実に辿り着ける。

巻(Volume)と号(Number/Issue)の違い

「巻」は1年間の発行分をまとめた単位、「号」はその中の個別発行分である

例えば「第67巻第3号」は「67年目の3回目の発行」を意味する。学術雑誌は多くが年数回発行され、それぞれに巻号が割り振られる。両方を記載することで、雑誌の特定号を一意的に識別できる。

ページ表記の使い分け

複数ページの範囲は「pp.」、単一ページは「p.」を使う

  • 複数ページ:pp.45-68(45ページから68ページまで)
  • 単一ページ:p.45(45ページのみ)

「pp.」は「pages」の略、「p.」は「page」の略である。論文全体を参照する場合は掲載ページ範囲全体を、特定の記述を引用する場合は該当ページのみを記載する。

和文と洋文での表記の違い

和文論文では「第67巻第3号」、洋文論文では「Vol.67, No.3」または「67(3)」の形式が一般的である

APAスタイルでは「67(3)」のように括弧を使う簡略形が推奨される。所属大学のガイドラインまたは指定スタイルに従うのが安全である。

DOI(デジタルオブジェクト識別子)の書き方は?

結論:DOI(Digital Object Identifier)は電子論文の一意的な識別子で、2020年以降の論文では参考文献に含めるのが標準となっている。「DOI: 10.○○○○/○○○」の形式で記載する。

DOIを含めることで、URLの変更や雑誌の統合があっても論文を確実に特定できる。

DOIの記載形式

DOIは「DOI: 10.○○○○/○○○」または「https://doi.org/10.○○○○/○○○」の形式で記載する

例:「山田太郎(2020)「経済学における均衡理論の再検討」『経済学研究』第67巻第3号, pp.45-68, DOI: 10.5678/keizai.67.3.45」

DOIの前半(10.○○○○)は発行機関の識別子、後半は論文の識別子である。この2つを組み合わせることで、世界で唯一の論文識別が可能となる。

DOIの探し方

論文のDOIは、掲載雑誌のWebサイト・J-STAGE・CiNii Research・Crossrefなどで確認できる

多くの論文で、PDFの1ページ目にDOIが記載されている。ない場合は掲載雑誌の目次ページで確認する。DOIが付与されていない古い論文もあるため、その場合は無理に記載する必要はない。

電子ジャーナル(J-STAGE等)の書き方は?

結論:電子ジャーナル論文は、通常の論文書式に「電子版であること」「URLまたはDOI」「アクセス日」を追加する。

近年、多くの学術雑誌が電子ジャーナル化しており、J-STAGE(日本の学術雑誌プラットフォーム)経由でアクセスすることが多い。

J-STAGE論文の書き方

J-STAGE経由でアクセスした論文は、通常の書式にDOI/URLとアクセス日を追加する

例:「山田太郎(2020)「経済学における均衡理論の再検討」『経済学研究』第67巻第3号, pp.45-68, https://www.jstage.jst.go.jp/article/○○○/○○○, (参照2026年7月18日)」

DOIがある場合はDOIを、ない場合はJ-STAGEのURLを記載する。アクセス日を必ず併記することで、リンク切れが発生しても閲覧記録として有効となる。

オープンアクセス論文の書き方

オープンアクセス論文は、通常の書式に「オープンアクセス」の表示とURLを追加する

オープンアクセス論文は誰でも無料で読めるため、読み手が原典を確認しやすい参考文献となる。近年、大学レポートで積極的に活用されるようになっている。

和文論文と洋文論文で書き方はどう違うか?

結論:和文論文は「著者名(発行年)「論題名」『雑誌名』巻号, ページ」、洋文論文は「Author(発行年). Title. Journal Name, Volume(Issue), Pages.」の形式で、記号と語順が異なる。

両者の違いを理解することで、和洋混在の参考文献リストを正確に作成できる。

和文論文の書き方

和文論文は「著者名(姓+名、スペースなし)(発行年)「論題名」『雑誌名』第○巻第○号, pp.○-○」の形式である

論題名は「」、雑誌名は『』で括る。日本語の書式では、この記号の使い分けが特徴的である。

洋文論文の書き方

洋文論文は「Author, F. M. (Year). Title of article. Journal Name, Volume(Issue), Pages.」の形式である

例:「Smith, J. M. (2020). Equilibrium theory revisited. Journal of Economics, 67(3), 45-68.」

洋文では姓が先で、その後にカンマ+名(またはイニシャル)が来る。論題名は括弧で括らず、雑誌名は斜体または下線で示すのが標準である。ピリオドとカンマで区切るのが特徴となる。

和洋混在時の並び順

和文論文と洋文論文を混在させる場合、和文を五十音順、洋文をアルファベット順に並べ、和文→洋文の順で記載するのが標準である

ただし、APAスタイルなどでは全てをアルファベット順で統一する場合もある。書籍と論文の並び順ルールは共通する部分が多いため、レポート参考文献の書き方(本)の並び順セクションも参照するとよい。

レポートに使う論文を探すおすすめの検索ツールは?

結論:大学レポートで論文を探すには、CiNii Research・J-STAGE・Google Scholar・PubMedの4つの検索ツールを使い分けるのが実務的である。

参考文献として使う論文を効率的に探すことは、レポートの学術性を大きく左右する。

CiNii Research(旧CiNii Articles)

CiNii Researchは、日本の学術論文を横断的に検索できる無料サービスで、日本語論文を探す際の第一選択肢である

大学の紀要論文・学会誌論文・査読論文を幅広くカバーしている。日本語のキーワードで検索できるため、日本語論文を探す際に最も便利である。

J-STAGE

J-STAGEは、日本の学術雑誌の電子ジャーナルプラットフォームで、多くの論文がフルテキストで無料公開されている

科学技術振興機構(JST)が運営する公式サービスで、信頼性が高い。特定分野の学術雑誌を集中的に探す際に有効である。

Google Scholar

Google Scholarは、和文・洋文を問わず学術文献を横断的に検索できるGoogleの学術検索サービスである

被引用数が表示されるため、影響力のある論文を見つけやすい。ただし、査読前のプレプリントや信頼性の低い文献も含まれるため、選別が必要となる。

PubMed

PubMedは、医学・生命科学分野の論文検索に特化した無料データベースである

米国国立医学図書館(NLM)が運営し、世界中の医学系論文を網羅している。医学・看護学・薬学などのレポートで論文を探す際は、PubMedが第一選択肢となる。

論文参考文献でやってはいけないNG例5パターンとは?

結論:論文参考文献でやってはいけないNG例は、雑誌名の省略・巻号ページの未記載・書籍書式との混同・DOI/URLの未記載・信頼性の低い情報源引用の5パターンに集約される。

これらのNG例は、累計6,000件超の相談実績から見えた典型的な失敗である。回避法とセットで理解する必要がある。

NG例1:雑誌名の省略

論文の掲載雑誌名を省略するのはNGである。雑誌名がないと、読み手が論文を特定できない

論文の書き方の6要素のうち、雑誌名は論文特有の必須項目である。書き漏らしは書籍で出版社を書き漏らすのと同等の重大なミスとなる。

NG例2:巻号・ページの未記載

巻号やページを記載しないのはNGである。読み手が原典に辿り着けなくなる

1つの雑誌の1年間の発行分でも、巻号によって掲載論文は全て異なる。巻号・ページを正確に記載することで、初めて論文の特定が可能となる。

NG例3:書籍書式との混同

論文なのに書籍の書式(『論題名』出版社)で書くのはNGである

論題名を『』で括ったり、出版社の欄に雑誌名を書いたりする書き方は、書き手の理解不足を示す。論題名は「」、雑誌名は『』の使い分けを徹底する。

NG例4:DOI/URLの未記載(電子ジャーナル)

2020年以降、電子ジャーナル論文でDOI/URLを記載しないのはNG傾向である

電子ジャーナルは印刷版と異なり、URLアクセスが原典への最短経路となる。DOIを併記することで、URL変更にも対応できる。学術界のDOI必須化の流れに従うのが安全である。

NG例5:信頼性の低い情報源引用

個人ブログ・掲示板・Wikipediaを「論文」として引用するのはNGである

これらは学術論文ではないため、参考文献リストの「論文」枠に含めるのは誤りである。査読論文・紀要論文・学会発表論文といった正式な学術文献のみを論文として引用する。

本文中で論文を引用するときの書き方は?

結論:本文中で論文を引用する際は「(著者名, 発行年)」または「著者名(発行年)」の形式で簡略に示し、詳細は文末の参考文献リストで記載する二重構造となる。

本文中の引用と参考文献リストの詳細記載を組み合わせることで、レポートの読みやすさと学術性の両方を保てる。

著者・年方式(APA型)

本文中で「山田(2020)によれば〜」または「〜という指摘がある(山田, 2020)」の形式で引用する

心理学・社会科学・経営学分野でよく使われるAPA型の引用方法である。読み手はこの簡略表記だけで、文末の参考文献リストから該当論文の詳細を確認できる。

番号方式

本文中で「〜という指摘がある[1]」のように番号で示し、文末の参考文献リストで番号順に詳細を記載する方式である

自然科学系・工学系・医学系でよく使われる方式である。番号方式では、参考文献リストは本文中に登場した順に並べるのが標準となる。

複数論文を同時に引用する場合

同じ主張について複数の論文を引用する場合は「(山田, 2020; 佐藤, 2021)」または「[1, 2]」のように併記する

同時引用により、主張の根拠を複数示すことができ、レポートの説得力が上がる。ただし、5本以上を同時引用すると読みにくくなるため、重要な2〜3本に絞るのが実務的である。

レポート参考文献(論文)に関するよくある質問(FAQ)

論文の参考文献の書き方について、多くの相談者から寄せられる質問をまとめた。

Q1. 論文と書籍で参考文献の書き方はどう違いますか?

論題名は「」、雑誌名は『』で括る点が書籍との最大の違いである。書籍は書名を『』で括るが、論文は論題名を「」で括り、掲載雑誌名を『』で括る。

また、論文は雑誌名・巻号・ページ範囲を必ず記載する必要があり、書籍(著者名+書名+出版社)より項目数が多い。書籍側の書き方はレポート参考文献の書き方(本)で詳しく扱っている。

Q2. 論文のDOIは必ず記載する必要がありますか?

2020年以降の論文ではDOIを記載するのが標準となっている。ただし、教員の指示がなければ、DOIがない古い論文は無理に探す必要はない

DOIが付与されている論文は、PDFの1ページ目やJ-STAGE・Crossrefで確認できる。学術性を高めるためにも、可能な限りDOIを含めるのが望ましい。

Q3. 紀要論文は査読論文と同じ扱いですか?

紀要論文は必ずしも査読を経ていないため、査読論文より学術的信頼性が劣る場合がある

ただし、大学の公式発行物として一定の信頼性はあり、参考文献として使うのに問題はない。査読論文と紀要論文の両方が入手可能な場合は、査読論文を優先するのが安全である。

Q4. 修士論文・博士論文は参考文献として使えますか?

使える。ただし公開されているものに限る。多くは大学の機関リポジトリで公開されているため、公開URLも併記するのが望ましい。

非公開の学位論文は、著者の許可を得て閲覧・引用する必要がある。国立国会図書館では博士論文の網羅的な検索が可能である。

Q5. 論文と書籍を混在して参考文献リストを作る場合の順序は?

教員の指示がなければ、著者名の五十音順(和文)・アルファベット順(洋文)で並べ、書籍と論文を混在させて構わない

ただし、卒論・修論では「書籍」「論文」「Web資料」などのカテゴリーで分けて並べる場合もある。所属大学のガイドラインを確認するのが確実である。

Q6. Google Scholarの検索結果はそのまま参考文献に使えますか?

使える論文と使えない論文が混在するため、選別が必要である

Google Scholarは査読論文・プレプリント・書籍の一部・非学術記事などが横断的に表示される。査読誌・紀要・学会論文集など、正式な学術媒体に掲載されたものだけを選ぶ必要がある。

Q7. 英語論文の参考文献はどう書きますか?

「Author, F. M. (Year). Title of article. Journal Name, Volume(Issue), Pages.」の形式で記載する

APAスタイルが最も一般的である。雑誌名は斜体で示す(HTMLではタグ、Wordではイタリック)。詳細は本記事の「和文論文と洋文論文で書き方はどう違うか?」を参照。

Q8. レポートで論文は何本引用すべきですか?

字数によって異なる。3000字なら2〜3本、6000字なら4〜6本の論文引用が実務的な目安である

書籍・論文・公的データをバランスよく組み合わせることで、レポートの学術性が上がる。字数別の参考文献の目安は、レポート3000字の書き方レポート6000字の書き方で扱っている。

まとめ|論文の参考文献を正しく書き、学術性を高めるために

論文の参考文献は、「著者名(発行年)「論題名」『雑誌名』巻号, ページ」の6要素を基本フォーマットとし、論文の種類とスタイルに応じて細部を変える。書籍(『書名』出版社)とは、記号の使い分けと項目数が根本的に違うため、この違いを理解することが正しい書き方の第一歩となる。

この記事で整理した通り、論文は査読論文・紀要論文・学会発表論文・修士論文・博士論文・プレプリントの6ケースに大別され、それぞれ書き方の細部が違う。2020年以降はDOIの記載が標準化し、電子ジャーナル論文ではDOI・URL・アクセス日を含めるのが望ましい。論文検索は、CiNii Research・J-STAGE・Google Scholar・PubMedの4つを使い分けることで、効率的に信頼性の高い参考文献を集められる。

  • 論文の参考文献の基本フォーマットは「著者名(発行年)「論題名」『雑誌名』巻号, ページ」の6要素
  • 書籍(『書名』)と論文(「論題名」)で記号の使い分けが正反対になる
  • 論文は査読論文・紀要論文・学会発表論文・修論・博論・プレプリントの6ケースで書き方が違う
  • 「pp.」は複数ページ、「p.」は単一ページを示す
  • 2020年以降の電子論文ではDOI(デジタルオブジェクト識別子)の記載が標準
  • J-STAGE経由の論文はURLとアクセス日を併記
  • 和文論文と洋文論文で語順・記号・区切りが異なる
  • 論文検索はCiNii Research・J-STAGE・Google Scholar・PubMedを使い分け
  • Wikipediaや個人ブログを「論文」として引用しない
  • 紀要論文は査読論文より信頼性が劣ることがあるので、可能なら査読論文を優先

より詳細な情報は、レポート参考文献の書き方(本)レポートの文字数完全ガイドレポート3000字の書き方レポート6000字の書き方代行 コピペチェックもあわせて参照してほしい。

もし時間確保が難しく、参考資料としての活用を検討する場合は、完全オリジナル制作を明示する法人業者を選ぶのが現実的な選択肢である。レポートビズのような、業界内部の視点で誠実な情報開示を行っている業者に相談してみるのも1つの選択肢となる。公式LINEから匿名で無料相談ができるので、まずは情報収集から始めるのが安全な道となる。

Voice

レポート代行をご利用いただいたお客様の声

※ 対応してきた典型的なご利用ケースを基にした参考事例です。

お客様の声をもっと見る(86件)→

AI不使用 / 全件チェック

生成AIに頼らず、すべて人の手で執筆しています

レポートビズは生成AIによる自動生成を行わず、経験豊富なライターが一件ずつ執筆しています。 納品前には4種類のAI検知ツールと剽窃チェックを全件に実施し、 問題のないものだけをお届けしています。

  • GPTZero基本チェック
  • User Local国産AI判定
  • Isgenクロス検証
  • MyDetector最終確認

+ 剽窃(コピペ)チェックも全件実施

※ AI検知ツールの判定は、提出先の環境やツールのバージョンにより変動する場合があります。

Report-Biz

どうしても手が回らないときは

レポートビズは2021年5月の開業から累計6,000件超のご相談に対応してきました。 国立大学出身者・難関私大出身者を中心としたライターが、文系18分野・理系16分野に対応します。 納品物は参考資料・下書きとしてご活用いただくことを前提としたサービスです。

1,000字 3,300円〜業界最安値水準
最短即日納期に応じた料金体系
100%納期遵守率
匿名OK全国どこからでも
公式LINEで無料見積り(1分・匿名OK)

レポート代行の詳細 /  料金表 /  お客様の声(50件超)

公式LINEで無料見積り(1分)