高校生のレポートの書き方|基本と例文【完全ガイド】

最終更新日:2026年7月10日

この記事でわかること

  • 高校生のレポートと作文・感想文との違い
  • 序論・本論・結論の三部構成と各パートの書き方
  • 調べ学習・探究学習・理科実験・校外学習など課題別の例文
  • 着手から提出までの6ステップ
  • 書きやすいテーマの選び方と教科別テーマ例
  • 高校生向けの引用と著作権のルール
  • 総合型選抜(AO入試)の課題レポートの書き方

執筆:レポートビズ編集部
2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート・卒論作成を対応してきた編集チームが、高校生の学習指導要領や探究学習の実情も踏まえて執筆しています。

高校で初めてレポート課題を出されて、「何をどう書けばいいのか分からない」と困っている高校生は多い。

作文や読書感想文とはまったく違う書き方をするので、はじめは戸惑うのが普通である。

この記事では、高校生向けにレポートの基本構成、書き方6ステップ、課題別の例文、テーマ選び、引用ルール、総合型選抜の課題レポートまで、実際に手が動くようにやさしく解説する。

高校生のレポートとは何か?作文・感想文との違い

結論:高校生のレポートとは「あるテーマについて調べたことをまとめて、自分の考えを筋道立てて書く文書」のことである。作文や読書感想文とは違い、感想ではなく調べた事実にもとづいて論理的に書くのが特徴となる。

高校のレポートは、感想を書く文章ではない。

調べた資料や事実をもとに、自分の考えを整理して伝えるための「型」がある文書である。

まずはレポートの定義と、作文・感想文との違いを整理する。

レポートの定義

レポートとは、与えられたテーマについて調べたことをまとめ、自分の考察を加えて論理的に書く文書のことである。

単なる感想ではなく、根拠となる資料を示しながら書くのがポイントとなる。

  • テーマは自分ではなく、先生が指定するのが基本
  • 調べた資料やデータを根拠として使う
  • 感想ではなく、論理的な考察を書く

作文・読書感想文との違い

レポートと作文・読書感想文は、目的も書き方もまったく違う

小中学校でよく書いた作文や感想文の感覚のまま書くと、評価が伸びない。

項目レポート作文・感想文
目的調べた事実を論理的にまとめる自分の気持ちや体験を伝える
根拠資料・データ自分の感じたこと
引用必要(出典を書く)基本的に不要
文体である調が多いですます調が多い
評価される点論理性・根拠の質感受性・表現力

高校のレポート種類(調べ学習・探究学習・実験・校外学習)

高校で出されるレポートには、大きく分けて4つの種類がある。

種類によって書き方が少し違うので、まずは自分の課題がどの種類なのかを確認しよう。

  • 調べ学習レポート:あるテーマについて調べた内容をまとめる。歴史・地理・社会科で多い
  • 探究学習レポート:自分で問いを立てて、調査・考察をおこなう。総合的な探究の時間の課題
  • 理科実験レポート:実験の目的・方法・結果・考察をまとめる。理科で必須
  • 校外学習レポート:遠足や修学旅行などで学んだことをまとめる

高校レポートと大学レポートの違い

高校のレポートは、大学のレポートよりも書きやすい設定になっている。

ただし、基本的な型は同じなので、いま高校で学ぶ書き方は大学以降でも一生使える。

項目高校レポート大学レポート
文字数800〜2,000字が主流2,000〜8,000字が主流
参考文献2〜3本が目安5〜10本以上が目安
引用ルール簡易的でも可APA/MLA等の厳密な書式
独自性あればよい強く求められる

高校生のレポートの基本構成は「序論・本論・結論」

結論:高校生のレポートは「表紙・序論(10-20%)・本論(60-80%)・結論(10-20%)・参考文献」の5つで構成する。この型を守れば、初めての人でも読み手に伝わるレポートが書ける。

レポートには決まった「型」がある。

この型を守るだけで、初めての人でも「ちゃんとしたレポート」を書けるようになる。

以下、5つの構成要素を順に見ていく。

表紙に書く6つの項目

表紙には、レポートの基本情報を漏れなく書く

学校で指定のフォーマットがある場合はそれに従うが、指定がない場合は以下の6項目を含めるとよい。

  • レポートのタイトル
  • 提出日
  • 担当の先生の氏名
  • 科目名(または課題名)
  • 学年・組・出席番号
  • 氏名

三菱みらい育成財団の高校生向け募集要項でも、「1ページ目の最初に、研究テーマ(タイトル)、学校名、学年、氏名を入れる」と明記されている(出典:公益財団法人 三菱みらい育成財団)。

序論の書き方(全体の10-20%)

序論はレポートの「予告編」のような部分である。

これから何について書くのか、なぜそれを書くのかを読み手に伝える。

  • テーマの提示:何について書くのか
  • 背景・きっかけ:なぜこのテーマを選んだのか
  • 本論の予告:このレポートで何を明らかにするのか

全体の10〜20%が目安なので、2,000字のレポートなら200〜400字が適量となる。

本論の書き方(全体の60-80%)

本論はレポートの「本編」である。

ここで調べた内容やデータを整理して、自分の考察を加えて書いていく。

  • 調べた事実やデータをまとめる
  • データの出典(どこから引用したか)を必ず書く
  • 「事実」と「自分の考察」を混同しない
  • 1つの段落では1つの話題だけを扱う

本論はレポート全体の60〜80%を占めるので、2,000字のレポートなら1,200〜1,600字が目安である。

結論の書き方(全体の10-20%)

結論はレポートの「締めくくり」である。

本論で明らかになったことをまとめ、最後に自分の一番言いたいことを書いて締めくくる。

  • 本論で分かったことの要約
  • テーマに対する自分の結論
  • 今後の課題(あれば)

結論では新しい情報を追加せず、あくまで本論の要点を整理する。2,000字のレポートなら200〜400字が目安となる。

参考文献の書き方(高校生向け簡易版)

参考文献は、引用や参考にした資料の情報を記載するセクションである。

高校生の場合、大学レポートほど厳密でなくてもよいが、以下の情報は必ず書く。

資料の種類書き方の例
著者名『本のタイトル』出版社名、出版年
雑誌の記事著者名「記事タイトル」『雑誌名』号数、出版年
Webサイト「ページタイトル」サイト名、URL(参照日:年月日)

高校生のレポートの書き方6ステップ

結論:高校生のレポートは「課題確認→テーマ絞り込み→情報収集→構成メモ作成→本文執筆→見直し」の6ステップで進めるとスムーズに書ける。行き当たりばったりで書き始めるのは、途中で止まる最大の原因となる。

レポートに慣れていない高校生ほど、「とにかく書き始めよう」として途中で止まるパターンが多い。

以下の6ステップに沿って進めるだけで、効率よくレポートが完成する。

Step1. 課題の内容と提出期限の確認

まずは課題文を正確に読み解くことから始める。

「述べよ」「調べよ」「考察せよ」など、課題文の言葉が何を求めているかをよく読む。

  • テーマの範囲を確認
  • 指定された文字数(下限・上限)
  • 提出期限と提出方法(紙・メール・ロイロノート等)
  • 用紙のサイズや書式の指定

Step2. テーマを絞り込む

テーマが漠然としている場合は、自分で切り口を絞り込む必要がある。

例えば「環境問題について」というテーマが出たら、そのままではなく「プラスチックごみ問題」や「気候変動と農業」など、具体的なテーマに絞る。

  • 広すぎるテーマは調べきれず、内容が浅くなる
  • 興味のあることを軸に絞ると書きやすい
  • 資料が集まりそうな範囲かどうかも考える

Step3. 情報を集める(信頼できる情報源)

テーマが決まったら、信頼できる情報源から資料を集める。

まとめサイトや個人ブログは信頼性が低いので、避けるのが安全である。

  • 本・雑誌:学校図書館・公立図書館の蔵書を活用
  • 新聞:朝日新聞・読売新聞などの新聞データベース
  • 政府・自治体:文科省・環境省・総務省の白書や統計
  • Webサイト:政府機関・大学・報道機関の公式サイト

Step4. 構成メモを作る

いきなり本文を書き始めるのではなく、まず構成メモ(アウトライン)を作る。

この一手間を挟むと、書き始めてから迷子になるのを防げる。

  • 序論に何を書くか(3つの要素を箇条書き)
  • 本論の見出し(2〜4個)と、それぞれに書く内容
  • 結論で伝えたい主張を1文で書き出す

Step5. PREP法で本文を書く

本文はPREP法(Point→Reason→Example→Point)で書くと、論理的な文章になる。

各段落をこの型で構成するだけで、読み手に伝わる文章が書けるようになる。

  • Point(結論):「〜である」と主張を最初に書く
  • Reason(理由):「なぜなら〜」で理由を説明
  • Example(具体例):「例えば〜」で具体例やデータを示す
  • Point(結論):「したがって〜」で主張を再確認

Step6. 見直しと清書

書き終わったら、必ず見直しをする

書いた直後は間違いに気づきにくいので、一晩寝かせてから読み返すのがおすすめである。

  • 誤字脱字のチェック
  • 話し言葉が混ざっていないか確認
  • 引用や参考文献の書き方が正しいか確認
  • 清書して提出前に最終確認

【課題別】高校生のレポート例文

結論:高校のレポートには「調べ学習」「探究学習」「理科実験」「校外学習」の4種類がある。ここではそれぞれの序論部分の完成例文を提示するので、自分のテーマに置き換えて活用してほしい。

高校のレポートは、種類によって書き方が少しずつ違う。

ここでは4種類の課題ごとに、そのまま参考にできる序論の例文を紹介する。

調べ学習レポートの例文

調べ学習レポートは、あるテーマについて調べた内容をまとめるタイプである。

以下は「日本の食品ロス問題」をテーマにした序論の例文である。

近年、日本では食品ロスが深刻な社会問題となっている。農林水産省(2024)の推計によれば、日本の食品ロス量は年間約472万トンにのぼり、これは国民1人あたり1日約100gの食品を捨てている計算になる。食品ロスは環境負荷や食料資源の観点から早急な対策が求められている。本レポートでは、日本の食品ロス問題の現状と、その削減に向けた取り組みについて調査した内容をまとめる。

  • 背景データ → 問題提起 → レポートの目的、の流れが基本
  • 数値は必ず出典を明記する
  • 「本レポートでは〜まとめる」で締める

探究学習レポートの例文

探究学習レポートは、自分で問いを立てて調査・考察をおこなうタイプである。

2022年度から始まった「総合的な探究の時間」で書くことが多い。以下は「地元商店街の活性化」をテーマにした序論の例文である。

なぜ地元の商店街には空き店舗が増えているのか。筆者が住む地域では、10年前と比べて商店街の空き店舗率が20%以上増加している。この状況は、地域コミュニティの衰退にもつながる深刻な問題である。本レポートでは、地元商店街の空き店舗増加の原因を調査し、若者世代を取り込む活性化策について考察する。

  • 「問い」を明確に提示するのが探究学習の特徴
  • 自分自身の関心や体験を絡めるとよい
  • 「〜について考察する」で締める

理科実験レポートの例文

理科実験レポートは、実験の目的・方法・結果・考察をまとめるタイプである。

他のレポートとは違い、事実を淡々と書くのが特徴となる。以下は「植物の光合成」に関する実験レポートの序論例文である。

【目的】
本実験は、光の強さがオオカナダモの光合成量に与える影響を調べることを目的とする。
【方法】
試験管にオオカナダモと水を入れ、光源との距離を10cm・20cm・30cmと変えて、5分間に発生する気泡の数を測定した。実験は各条件で3回ずつ行い、平均値を求めた。
【予想】
光源に近いほど光合成量が増加し、発生する気泡の数も多くなると予想される。

  • 「目的」「方法」「予想」を明確に分けて書く
  • 方法や結果は過去形で客観的に書く
  • 予想を書いておくと、結果との比較で考察が書きやすい

校外学習レポートの例文

校外学習レポートは、見学や体験で学んだことをまとめるタイプである。

感想文にならないよう、事実と考察を分けて書くのが大切である。以下は「歴史博物館見学」の序論例文である。

2026年6月15日、〇〇市立歴史博物館を訪れた。本レポートは、江戸時代の庶民の暮らしに関する展示から学んだことをまとめたものである。特に、江戸の食文化と現代の食生活との違いに注目して見学した。学校の授業で学んだ知識と実物の展示を照らし合わせることで、江戸時代の生活がより具体的に理解できた点を中心に報告する。

  • 日付・場所を具体的に書く
  • 何に注目して見学したかを明示
  • 「〜について報告する」で締める

高校生のレポート:テーマの決め方

結論:高校生のレポートは、テーマ選びで7割が決まる。書きやすいテーマの条件は「興味がある」「資料が集められる」「独自の視点を出せる」の3つである。

「テーマは自由に選んでよい」と言われたときに悩む高校生は多い。

ここでは書きやすいテーマの選び方と、教科別のテーマ例を紹介する。

書きやすいテーマの3条件

書きやすいテーマには3つの共通条件がある。

この3つを意識してテーマを選べば、途中で行き詰まりにくくなる。

  • 興味がある:自分が調べていて楽しいと感じるテーマ
  • 資料が集められる:本・Webサイト・統計データが手に入るテーマ
  • 独自の視点を出せる:自分の経験や地域の話と結びつけられるテーマ

教科別のおすすめテーマ例

教科によって書きやすいテーマの傾向は異なる

ここでは主要科目のおすすめテーマ例をまとめた。

教科テーマ例
現代社会・政治経済選挙年齢引き下げの影響、SDGsと日本の取り組み
日本史・世界史戦国武将の政策、産業革命の光と影
地理地域の産業と課題、世界の気候変動と食糧問題
生物身近な動植物の生態、絶滅危惧種の保護
化学・物理身近な化学反応、再生可能エネルギーの仕組み
国語・現代文新聞記事の比較分析、SNSと言葉の変化

探究学習で使える最新テーマ

2022年度から始まった「総合的な探究の時間」では、社会的な最新テーマを扱うことが多い。

以下は近年よく取り上げられるテーマである。

  • 生成AI(ChatGPTなど)と教育・仕事への影響
  • SDGsと自分の地域での取り組み
  • ヤングケアラーの現状と支援策
  • 気候変動と若者世代の役割
  • ジェンダー平等と日本社会
  • フードロス削減と食育
  • 地域活性化と若者の役割

高校生が知っておくべき引用と著作権のルール

結論:高校生でも、他人が書いた文章をそのまま使う場合は「引用のルール」を守る必要がある。ルールを守らず勝手にコピペすると、著作権侵害になったり、レポートの評価が0点になったりする。

「引用」と聞くと難しそうに感じるかもしれないが、ルールはとてもシンプルである。

ここでは高校生でもすぐ実践できる引用のルールを解説する。

なぜ引用にルールがあるのか

引用にルールがあるのは、他人が書いた文章にも「著作権」があるからである。

ルールを守らないと、法律違反になったり、学校で不正行為として扱われたりする。

  • 本や記事は、書いた人の「作品」として保護されている
  • 勝手にコピペして自分が書いたことにするのは「盗用」になる
  • 正しく引用すれば、他人の文章を安全に使える

引用の書き方(高校生向け簡易版)

引用のルールは、3つのポイントを守ればOKである。

大学レポートほど厳密でなくても、この基本を守れば十分である。

  • 「かぎカッコ」で囲む:引用する部分を「〜」で囲む
  • 出典を明記:誰の何という本(サイト)から引用したかを書く
  • 自分の文章がメイン:引用ばかりにせず、自分の文章の方が多くなるようにする

Webサイトを引用する時のコツ

Webサイトを引用する場合は、本以上に注意が必要である。

誰でも書けるので、信頼性の低いサイトも多く混ざっているためである。

  • 推奨:政府・自治体・大学・報道機関の公式サイト
  • 非推奨:個人ブログ、まとめサイト、SNSの投稿
  • Wikipediaは最初の情報源には便利だが、そのまま引用するのは避ける
  • URLと参照した日付を必ず記録する

コピペがバレる仕組みとリスク

近年はコピペを検出するツールが学校でも使われている。

「バレないだろう」と思ってコピペするのは、非常にリスクが高い行為である。

  • 先生はネットで一部の文章を検索するだけで、コピペを見つけることがある
  • 専用の「剽窃検出ソフト」を導入している学校もある
  • バレた場合、レポートは0点になるだけでなく、内申点にも影響する可能性がある
  • 推薦入試を目指す場合、大きなマイナスになる

総合型選抜(AO入試)の課題レポートの書き方

結論:総合型選抜(AO入試)の課題レポートは、通常のレポートとは違い「自分の考えを論理的に伝えること」が最重要である。PREP法を使い、自分の経験や独自の視点を盛り込むと合格に近づく。

大学入試の総合型選抜(旧AO入試)では、課題レポートが求められることが多い。

通常のレポートとは書き方が違うので、注意が必要である。

通常のレポートとの違い

総合型選抜の課題レポートは、「自分の意見」を強く求められる点で通常のレポートと異なる。

調査の量よりも、自分がどう考えたか、なぜそう考えたかを重視される。

項目通常レポート総合型選抜の課題レポート
重視される点調べた事実・データ自分の意見・独自性
文字数800〜2,000字400〜1,200字が主流
時間制限期間内であれば自由60〜120分の試験時間内が多い
参考資料複数の資料を活用その場で読ませる資料が多い

PREP法で書く課題レポート

総合型選抜の課題レポートは、PREP法との相性が抜群である。

限られた時間・字数で自分の意見を論理的に伝えるのに最適な型となる。

  • Point:最初に自分の結論を明確に書く
  • Reason:「なぜなら」で理由を提示
  • Example:自分の体験や具体例で裏付ける
  • Point:結論を別の言葉で言い換えて再度提示

自分の色を出す3つのポイント

総合型選抜では、「あなたの個性」が見えるレポートが高く評価される。

誰でも書けるような一般論では、他の受験生と差がつかない。

  • 具体的な経験を書く:自分がした部活動・ボランティア・課外活動などを絡める
  • 地域・学校での体験を活かす:自分の育った環境から得た視点を書く
  • 反対意見にも触れる:「〜という意見もあるが、私はこう考える」の構成にする

高校生がやりがちなNG例文と改善例

結論:高校生のレポートでよく見られるNGパターンは「話し言葉が混ざる」「根拠がない」「感想文になっている」の3つである。NG例と改善例を見比べて、自分のレポートを直してみよう。

高校生のレポートで、「なぜか評価が伸びない」パターンには共通点がある。

NG例と改善例を比べれば、どこを直せば評価が上がるかがわかる。

話し言葉のNG例

普段の会話やSNSで使う言葉は、レポートでは減点対象となる。

書き言葉に統一するのが基本ルールである。

NG例改善例
SNSはやっぱり若者に影響がすごく大きい。SNSは若者に大きな影響を与えている。
なので、対策が必要だと思う。そのため、対策が必要である。
マジで環境問題は深刻だ。環境問題は非常に深刻である。
〜みたいな感じ。〜のような状況である。

根拠なしのNG例

根拠のない主張だけを書いたレポートは、評価が伸びない。

主張には必ずデータや資料を添えるのが基本である。

NG例改善例
最近の若者は本を読まない。文化庁(2024)の調査によれば、16〜19歳の1か月の平均読書冊数は0.7冊にとどまっている。
環境問題は深刻だ。環境省(2024)の白書では、日本の温室効果ガス排出量は依然として高い水準にあると報告されている。
SNSは学業に悪い。先行研究では、1日3時間以上のSNS利用が学業成績と負の相関を示すことが指摘されている。

感想文になっているNG例

感想文のような書き方は、レポートとしては不適切である。

「思う」「感じる」を減らし、客観的な表現に置き換える。

NG例改善例
私はこの問題はとても大切だと思った。この問題は複数の視点から重要な課題として位置づけられている。
とても勉強になったし、楽しかった。本レポートを通じて〜という新たな知見が得られた。
これからも頑張っていきたい。今後は〜の点でさらなる検討が必要である。

レポートが書けない・時間がないときの対処法

結論:高校生でレポートが書けない・時間がないときは、①先生に相談する、②図書館の司書に助けてもらう、③家族に話を聞いてもらう、の3つが基本の対処法である。無理をせず、周りの大人に頼るのが正解となる。

ここまで読んでも「書けない」「間に合わない」というときもある。

そんなときは1人で抱え込まず、周りの大人に相談するのが最善である。

先生に相談する

一番おすすめの対処法は、担当の先生に相談することである。

「どこから手をつけていいかわからない」と正直に言えば、多くの先生は親身になって教えてくれる。

  • テーマの絞り方から相談できる
  • 使える資料を教えてもらえることもある
  • 提出期限の延長を認めてもらえるケースもある

図書館の司書に助けてもらう

学校図書館や地域の図書館には司書さんがいる。

本を探すプロなので、テーマに合った資料を一緒に探してくれる。

  • 「このテーマで参考になる本を探しています」と伝える
  • 探し方のコツも教えてもらえる
  • データベースの使い方もサポートしてもらえる

大学生になったら知っておきたい選択肢

高校のうちはレポート代行サービスを使う必要はまずないが、大学生になると状況が変わることがある。

大学では課題の量が一気に増え、社会人になっても仕事の合間にレポートを書く場面が出てくる。

当メディアを運営するレポートビズでは、2021年5月の開業以来、累計6,000件超のレポート作成を対応してきた実績がある。大学入学後や社会人学生として学ぶことになったときに、「こういう選択肢もあるんだ」と覚えておくと役立つ場面があるかもしれない。

  • 高校生のうちは、まず自分で書く経験を積むのが最優先
  • 大学入学後に選択肢の1つとして知っておく
  • 使う場合も「参考資料」として活用するのが基本

高校生のレポートに関するよくある質問(FAQ)

高校生のレポートに関して、多くの生徒から寄せられる質問をまとめた。

Q1. 高校のレポートは何字くらい書けばいいですか?

高校のレポートは、800字〜2,000字が最も多い水準である。

探究学習の課題では2,000字〜4,000字を求められることもある。文字数の指定がある場合は、その90〜100%を目指して書くのが基本である。80%未満だと「内容不足」と判断される可能性が高い。文字数指定がない場合は、テーマの内容次第だが、1,200〜1,600字程度あれば安心である。

Q2. 手書きとパソコンどっちがいいですか?

先生からの指定に従うのが基本となる。

指定がない場合、探究学習など長めのレポートはパソコン、短い課題は手書きという使い分けが多い。パソコンで書くと修正がしやすいメリットがあり、手書きだと丁寧に書く姿勢が伝わりやすい。近年はロイロノートやClassiなどのアプリで提出する学校も増えているので、その場合は必然的にパソコン・タブレット入力になる。

Q3. Wikipediaは参考文献にしていいですか?

Wikipediaをそのまま参考文献に使うのは避けたほうがよい

Wikipediaは誰でも編集できるため、信頼性が保証されていないためである。ただし、最初の情報源として調べる分には便利である。Wikipediaのページの下部にある「参考文献」や「出典」を見て、その元の本や論文を自分で確認し、そちらを引用するのが正しい使い方である。

Q4. ChatGPTを使ってレポートを書いてもいいですか?

学校や先生の方針を必ず確認する必要がある。

2023年以降、多くの学校でChatGPTなど生成AIの利用ガイドラインが策定されている。文部科学省(2024)の「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」でも、「本人が作成すべき文章を生成AIで作成することは不適切」と示されている。アイデア出しや構成の相談に使うのはOKでも、丸投げで書かせて提出するのは不正行為になるケースがほとんどである。

Q5. 参考文献は何冊くらい引用すればいいですか?

高校生のレポートでは、2〜3冊(記事)が目安となる。

探究学習など長めのレポートでは5冊以上が求められることもある。ただし、数だけ多くても意味がないので、しっかり読んで内容を理解した資料だけを載せることが大切である。「読んでいないのに載せた」ことが先生にバレると、大きな減点対象になる。

Q6. レポートを書くのにどれくらい時間がかかりますか?

2,000字のレポートで合計6〜8時間が目安となる。

内訳は、テーマ選びに1時間、資料集めに2時間、構成メモに30分、執筆に2〜3時間、見直しに30分〜1時間程度。初めて書くときはこれの1.5〜2倍かかることもある。提出期限から逆算して、余裕を持って取り組むのが重要である。

Q7. 「である調」と「ですます調」どっちで書けばいいですか?

高校のレポートでは、先生の指定がない場合は「である調」がおすすめである。

「である調」の方が、客観的で論理的な印象を与えるため、レポートに向いている。ただし、感想を交える校外学習レポートなどでは「ですます調」でもよいことがある。先生の指示があればそれに従い、1つのレポート内では必ずどちらかに統一する。混在すると減点対象になる。

まとめ|高校のレポートは「型」を覚えれば怖くない

高校のレポートは、はじめは難しく感じるかもしれないが、「型」を覚えてしまえば怖くない

この記事で解説した基本を押さえれば、初めての人でもちゃんとしたレポートが書けるようになる。

  • 高校のレポートは、感想文ではなく調べた事実にもとづく論理的な文書
  • 基本構成は「表紙・序論(10-20%)・本論(60-80%)・結論(10-20%)・参考文献」
  • 書き方は「課題確認 → テーマ絞り込み → 情報収集 → 構成メモ → 執筆 → 見直し」の6ステップ
  • 調べ学習・探究学習・理科実験・校外学習で書き方が少し異なる
  • テーマは「興味がある」「資料が集められる」「独自の視点を出せる」の3条件で選ぶ
  • Wikipediaやコピペは避け、信頼できる資料を正しく引用する
  • 総合型選抜の課題レポートはPREP法+自分の経験で差がつく

高校のレポート作成で身につけた「型」は、大学・社会人になっても一生使えるスキルである。

いま少し苦労しておくと、将来の自分がすごく楽になる。

まずは1本のレポートを、この記事の6ステップに沿って書いてみることをおすすめする。困ったら先生や図書館の司書さんに気軽に相談してみよう。

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